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炎と氷
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炎と氷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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いつも通りの不気味さとえげつなさを感じた作品。 ただ読んでいるうちに、首題の映画と被った。 そう感じるのは私だけだろうか。。。 | ||||
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面白い!新堂冬樹ファンなら間違いなく面白い! 私もその1人ですが、溝鼠をフルで読んだ後には少し物足りなさが残る。 ストーリーも文句無し! 登場人物はまぁいつもの通り!笑 でも描写や生々しさは溝鼠の半分以下だったかな……… | ||||
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本書を読む前にDVDの作品を観ていたため、竹内力や宇梶剛士の顔が脳裏に浮かび若干邪魔になったものの、新堂氏の得意分野である闇金の作品はやはり面白い。 取り立ての非情さは他の作品(「無間地獄」や「溝鼠」)などと描写が酷似しているが、ストーリー展開が良く、最後まで楽しむことができた。 | ||||
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新堂氏の小説が好きならまず問題ないレベルの佳作です。 ですが内容ははっきり言って「無間地獄」の焼き直し。それに対決と言った要因を前面に押し出したことぐらいでしょう。なので彼の小説が好きなら問題なく読めます。 出てくるキャラクターは名前が違うだけでほぼ一緒だし(みなレスラーのような体型。笑)。相変わらず「うらあ!」って漫画のようなセリフもお約束だし、最後はパーが締めるといのも「無間地獄」と同一。 新鮮味はないわなあ。 で、今回ちょっと暴力映写がトーンダウン。しかし、「溝鼠」のような醜悪変態軍団の鬼畜大宴会で、気分が本当に滅入った私にはちょうど良い程度。 でも真の新堂ファン達には物足りないんだろうなあ(笑)。あっ、でも一般レベルからいけばこれも充分残虐です(笑)。 | ||||
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ツッパリ友情物語の闇金融編であった。金がすべての価値基準になっている現在の日本を象徴するようなジャンルのエンタテイメント作品だ。お互いの力を認め合う二人のワルが、ヤクザという組織に入らずノシあがっていくところが面白かった。ワルまでが組織の中でしか行動できないなんて、なんかつまらないもんね。 お金が無ければ、買わなければいい。あきらめればいい。そういうまともな神経を狂わせるのが金融業だ。闇金も銀行も、根っこは同じである。だから銀行の役員が巻き込まれていくところなんか、私は痛快だった。貧乏人のひがみかなー。 女性があんまり魅力的じゃ無くて、峰不二子の出来損ないみたいなのばっかだったのは、残念。 | ||||
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金融業界の裏も表も知り尽くした作者だけあって、さすがにリアリティーがあります。ですが、作中で扱う金額が意外と小さいので、つられてスケールも小さく感じます。まあ、そこがリアリティであって、金に取り憑かれた男達を描くのに金額の多寡は問題ではない、という狙いなのかもしれません。エンターテイメントとしては、まずまずといったところですが、ノワールとしても、又はハードボイルド、サスペンスとしても狙いが中途半端な気がしました。本筋とは無関係ですが、九州弁は読み辛いですしね。全体として可もなく不可もなくという印象です。 | ||||
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前作「忘れ雪」で思い切りすべった新堂だったが、今回は古巣の金融業界。やはり等身大でぴったり。ストーリーが支離滅裂なのはいつもと同じだが、闇金融の実態を描くさまは堂に入っていてやはりうまい。一気に読ませる点でエンターテインメントとしてはいうことなし。ケチをつければきりがないが、炎と氷がこんなことで反目するくらいならはじめから同盟関係にはなるはずがない。なお、オチは全読者の予想通りのお約束のオチでした。 | ||||
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裏金融作品に新堂冬樹が戻ってきた。あいもかわらずの極悪な内容に痛快さを感じる。前作「忘れ雪」からどうなることかと思ったが原点に帰ったのだろうか。「炎と氷」「陽と陰」「表と裏」ふたつが存在することにどちらも生きるというものがどうやって伝えられるのか、それが全編にわたってかかれている。新堂作品に多いサイドストーリーがないのがちょっと物足りないか。性描写も同じくパンチがたりない。何があったのだろう?いい意味で作品についていた贅肉がそがれすぎていたので、ファンにとっては「とんこつラーメン」と「東京ラーメン」の差があるんじゃないだろうか。登場人物があいかわらずココにクセがあり、それはたまらない。「無間地獄」や「カリスマ」「悪の華」といった作品にでてくる人物の表情がうかんでくる場面がニヤリとしてしまう。新堂作品に多い「快感ヴォイス」「極悪フェイス」といった言葉がなかったのも逆にニヤリであったのだが。でもまだまだ毒を、暴力を欲している自分に読後気づくのは中毒だな。 | ||||
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平積みのこの本をみて頭の中に「無間地獄・・・」という言葉が浮かんだ。新堂の作品の根底には正にこの「地獄極楽巡り図」の恐怖と苦しみが潜んでいる。史上最強の闇金屋ー世羅。史上最狡?の闇金屋ー若瀬。まさに炎と氷がおのれの力と知恵で一つしかない頂点を目指した時、両者の運命は?最近ファンの期待に応え切れていない新堂が放ったこの一発は久々にやってくれた。最終章に関しては賛否両論だろうがカリスマ、ろくでなしあたりを彷彿させファンならニヤリと口角をゆるますこと間違いなし。 | ||||
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幼い頃から喧嘩だけは誰にも負けなかった世羅と悪知恵と謀略をめぐらせることにかけては誰にもひけをとらない若瀬。中学で出会って以来、唯一互いを盟友と認め合う仲となった二人。ともに悪徳金融道をまい進し、やがて東京進出を果たすと、いずれは二人で闇世界の征服をと目論む。まずは互いに足固めとして世羅は競馬金融、若瀬は風俗女相手の金融をはじめる。しかし若瀬がひとりの債務者をはめたことに端を発し、盟友であった世羅と互いの命をかけた闘争を引き起こすことになる。若瀬は得意の謀略でヤクザをも巻き込み一気に闇社会への覇権を狙うが・・・ ボブ・サップから理性と人間性を100%取り除いたような男、暴力の権化世羅の凄まじい暴力シーンに圧倒される前半。しかし後半は世羅をも凌駕する、狂気をまとった殺人マシーン花島が登場し、戦闘シーンはさしずめフレディVSジェイソン状態。相変わらず見苦しく、おぞましい登場人物満載の新堂ワールド炸裂です。読み始めたらやめられません。ひといきにラストまでいけます。もちろん読後不快。 | ||||
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「カリスマ」辺りで「ちょっと度がすぎるかな」と感じ、「忘れ雪」では「君にはそんなものを求めてない!」と感じながらも新堂作品を全部読み続けている。しかし、今回は期待通りの新堂作品! 得意の金融部門ということもあるが、圧倒的なスピード感や暴力描写などなど他の作家には真似のできない新堂ワールドを作り上げた。世羅・若瀬という主役二人に加えて、手下の志村や花島という人物設定もそれぞれ味があってストーリーを盛り上げている。 | ||||
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圧倒的なスピード感。著者特有の生々しい描写は、他では読めないでしょう。あまりにも濃密な書き込みなのに、足りないように感じるほど面白いです。ただ、「無限地獄」と設定や表現が似通っているのが欠点でしょうか。その点を抜けば、間違いなく五つ星評価です。 | ||||
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新堂ファンとしては新刊を待ち望んでいました。今回は、氏の得意とする『闇金融』が舞台であります。中学時代に、お互いが心を許せる友として出会った主人公の二人。行動や考え方が、まさに『炎と氷』と正反対であるが片方が譲ることによって、暴走族内や勤めた闇金融でも成功を収めてきた。しかし、その仲もある偶然から亀裂が入ってしまう…金にまつわる人間の本性を、これでもか! とまでに描き出す迫力は今回も健在。ファンならば、読んで損はしない一冊でしょう! | ||||
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