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炎と氷
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炎と氷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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いつも通りの不気味さとえげつなさを感じた作品。 ただ読んでいるうちに、首題の映画と被った。 そう感じるのは私だけだろうか。。。 | ||||
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面白い!新堂冬樹ファンなら間違いなく面白い! 私もその1人ですが、溝鼠をフルで読んだ後には少し物足りなさが残る。 ストーリーも文句無し! 登場人物はまぁいつもの通り!笑 でも描写や生々しさは溝鼠の半分以下だったかな……… | ||||
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新堂氏の小説が好きならまず問題ないレベルの佳作です。 ですが内容ははっきり言って「無間地獄」の焼き直し。それに対決と言った要因を前面に押し出したことぐらいでしょう。なので彼の小説が好きなら問題なく読めます。 出てくるキャラクターは名前が違うだけでほぼ一緒だし(みなレスラーのような体型。笑)。相変わらず「うらあ!」って漫画のようなセリフもお約束だし、最後はパーが締めるといのも「無間地獄」と同一。 新鮮味はないわなあ。 で、今回ちょっと暴力映写がトーンダウン。しかし、「溝鼠」のような醜悪変態軍団の鬼畜大宴会で、気分が本当に滅入った私にはちょうど良い程度。 でも真の新堂ファン達には物足りないんだろうなあ(笑)。あっ、でも一般レベルからいけばこれも充分残虐です(笑)。 | ||||
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ツッパリ友情物語の闇金融編であった。金がすべての価値基準になっている現在の日本を象徴するようなジャンルのエンタテイメント作品だ。お互いの力を認め合う二人のワルが、ヤクザという組織に入らずノシあがっていくところが面白かった。ワルまでが組織の中でしか行動できないなんて、なんかつまらないもんね。 お金が無ければ、買わなければいい。あきらめればいい。そういうまともな神経を狂わせるのが金融業だ。闇金も銀行も、根っこは同じである。だから銀行の役員が巻き込まれていくところなんか、私は痛快だった。貧乏人のひがみかなー。 女性があんまり魅力的じゃ無くて、峰不二子の出来損ないみたいなのばっかだったのは、残念。 | ||||
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金融業界の裏も表も知り尽くした作者だけあって、さすがにリアリティーがあります。ですが、作中で扱う金額が意外と小さいので、つられてスケールも小さく感じます。まあ、そこがリアリティであって、金に取り憑かれた男達を描くのに金額の多寡は問題ではない、という狙いなのかもしれません。エンターテイメントとしては、まずまずといったところですが、ノワールとしても、又はハードボイルド、サスペンスとしても狙いが中途半端な気がしました。本筋とは無関係ですが、九州弁は読み辛いですしね。全体として可もなく不可もなくという印象です。 | ||||
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前作「忘れ雪」で思い切りすべった新堂だったが、今回は古巣の金融業界。やはり等身大でぴったり。ストーリーが支離滅裂なのはいつもと同じだが、闇金融の実態を描くさまは堂に入っていてやはりうまい。一気に読ませる点でエンターテインメントとしてはいうことなし。ケチをつければきりがないが、炎と氷がこんなことで反目するくらいならはじめから同盟関係にはなるはずがない。なお、オチは全読者の予想通りのお約束のオチでした。 | ||||
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裏金融作品に新堂冬樹が戻ってきた。あいもかわらずの極悪な内容に痛快さを感じる。前作「忘れ雪」からどうなることかと思ったが原点に帰ったのだろうか。「炎と氷」「陽と陰」「表と裏」ふたつが存在することにどちらも生きるというものがどうやって伝えられるのか、それが全編にわたってかかれている。新堂作品に多いサイドストーリーがないのがちょっと物足りないか。性描写も同じくパンチがたりない。何があったのだろう?いい意味で作品についていた贅肉がそがれすぎていたので、ファンにとっては「とんこつラーメン」と「東京ラーメン」の差があるんじゃないだろうか。登場人物があいかわらずココにクセがあり、それはたまらない。「無間地獄」や「カリスマ」「悪の華」といった作品にでてくる人物の表情がうかんでくる場面がニヤリとしてしまう。新堂作品に多い「快感ヴォイス」「極悪フェイス」といった言葉がなかったのも逆にニヤリであったのだが。でもまだまだ毒を、暴力を欲している自分に読後気づくのは中毒だな。 | ||||
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