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(短編集)

真相



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【この小説が収録されている参考書籍】
真相
真相 (双葉文庫)

真相の評価: 4.15/5点 レビュー 60件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 41~47 3/3ページ
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No.7:
(5pt)

『短編の名手』の本領発揮!

 この本は5つの作品から成る短編集です。 それぞれの話は完全に独立しており、主人公も、二代目税理士、村長選に出馬する元県庁職員、前科者、リストラされたサラリーマン等、多彩です。そして、それぞれが、組織や社会と闘い、人間関係に苦悩しています。 『横山短編集=警察物』というイメージを、良い意味で見事に裏切ってくれた1冊です。 横山作品は全部読んだのですが、個人的には、この1冊が一番横山エッセンスの濃い短編集だと思います。 
真相Amazon書評・レビュー:真相より
4575234613
No.6:
(5pt)

『半落ち』より・・・

映画の影響で初めて筆者の本を、『半落ち』を読みました。それで芋づる式にこの本を読みました。とにかく、途中で止めることが出来ませんでした。一気に読みました。女の身からは到底計り知れない男の心の機微がとても分かりやすく書かれ、新鮮な思いでした。感動しました。また、働き盛りを夫に持つ身としては身につまされもしました。^^ゞ
真相Amazon書評・レビュー:真相より
4575234613
No.5:
(5pt)

タイトルどおり!!

タイトルに負けない、ないようでした。まさかという最後のどんでん返しの事実に読みながらはらはらしました。でも、横山秀夫さんらしい、筆の運びにはらはらしながらも、納得のいくないようでした。一度呼んでみてください。
真相Amazon書評・レビュー:真相より
4575234613
No.4:
(5pt)

期待を裏切らない横山流ひねり、マンネリ注意

得意の警察ものから離れた今回の作品、息子を殺した犯人が10年ぶりに捕まり明かされる真実『真相』、全てを捨て村長に出馬することになった男の疑心案気『18番ホール』、リストラにあいアルバイトで新薬の人体実験をする男が早朝目撃したものは『不眠』、空手部の死の合宿の真実が12年ぶりに語られる『花輪の海』、行き所の無い元犯罪者にさしのべられた救いの手その裏には『他人の家』今回もたっぷり味わえる期待を裏切らない横山流ひねり、マンネリ注意
真相Amazon書評・レビュー:真相より
4575234613
No.3:
(4pt)

短編としても、連作としても秀

事件性に頼るミステリーではなく、心に刺さるミステリーでã-た。犯罪の、事件とã-ての残é...·ã•以上の惨さã‚'浮き彫りにã-ています。タイトルになっている『真相』は、社会的問題にもなっている被害è€...のå'に及ぶ、犯罪の影響がメインテーマとなっています。事件の結果が与えた傷と、åˆ'事事件とã-てのそれが「解決」ã-た時に、再び加えられる危害、それã‚'å-り巻く社会が残す傷等が描写されていて、引き起ã"される感æƒ...は、å"€ã-い、というç"Ÿæ˜"ã-い言è'‰ã§ã¯è¡¨ã›ã¾ã›ã‚"。一冊の本とã-て見ても凄いと思うのは、連作とã-ての一本筋ã‚'通ã-ながら、ï¼'つï¼'つがå°'ã-ずつ違うè¦-点、異なった立å '、対象ã‚'å-り上ã'ているã"とです。だからã"そ、一作ずつは非常に主人å...¬ï¼ç‰¹å®šã®ç«‹å 'に寄った目線でありã!ªãŒã‚‰ã€å...¨ä½"とã-て読み終えた時に、独りå-„がりな印象ã‚'å-ã'ないのだと思います。最後に、個人的に、短編毎に評価ã‚'つã'るとã-たら、『真相』â˜...5、『ï¼'8番ホール』â˜...ï¼"、『不眠』â˜...ï¼"、『花輪の海』â˜...ï¼"、『ä»-人の家』â˜...ï¼"、でã-た。
真相Amazon書評・レビュー:真相より
4575234613
No.2:
(5pt)

これぞ良質の短編集!

大ブレイク中の横山秀夫の新作。この作品集では、今まで警察内部をテーマにして取り上げていた著者が、犯罪に携わった人にスポットを当ててみごとに人間模様を描き出している。著者の「一つの事件が終わった後に、人の心の事件が始まる」という言葉通り、事件に関わるそれぞれの人の立場から「犯罪」というものを描き出している良質の短編集である。どの作品も良かったが、個人的には「花輪の海」が怖くてよかった。
真相Amazon書評・レビュー:真相より
4575234613
No.1:
(5pt)

警察物から離れた短編集

警察という閉鎖された社会を舞台としたミステリーで一時代を築いたといえる作者が、初めて警察という舞台を離れて書いた短編集。収録された作品は「真相」「18番ホール」「不眠」「花輪の海」「他人の家」。初期からのファンとして、最近の作品のミステリー性が薄れてきたのが気になっていたが、本作品では再びミステリー性があがっており、良質の短編集と思う。個人的には「真相」が好きである。2003年は、東野圭吾の「手紙」、真保裕一の「繋がれた明日」と、「犯罪者の罪と人権」をテーマに扱った作品がトレンドであるが、本作品中の「他人の家」も同様のテーマを扱っている。今年のベスト10に同じテーマを違う視点から扱った作品が入りそうで楽しみである。昨年は「半落ち」で最高の一年を!すごした作者だったが、今年になって自身の心筋梗塞、直木賞、山本周五郎賞落選と、上半期はツキのない事態が続いている。本作品で一気に盛り返しなるか!
真相Amazon書評・レビュー:真相より
4575234613

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