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ルパンの消息
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ルパンの消息の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全142件 81~100 5/8ページ
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| 事件が起きてから謎を解くのではなくまったくゼロの段階から話が始まり、話が進むにつれてドンドンとヒモがこんがらかっていく。いよいよ殺人が起きたときにはこんなにヒモがぐしゃぐしゃに、こんがらかっていて解けるのか?と思うのだがそこから徐々に徐々にヒモは解かれていき、最後にはピーンと伸びた1本のヒモになる。見事と言う他ない。ミステリとして素晴らしい。ただイチャモンをつけるとすれば作品ではなくkindle版であるにも関わらず紙の本より5円しか安くない。舐められているのだろうか?200円位で売るべきでは?おそらく価格で買わない人もいると思う。ただ価格以上の価値は保証する。 | ||||
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| テレビドラマの横山秀夫作品が面白いので、本作品を買って読んでみた。 実は、最初のイントロ部分を読み進めるのがなかなか大変で、数ヶ月かかってしまったが、 中盤にさしかかった頃から次から次へ新たな展開があって急激に面白くなり、一気に1日で読破してしまった。 無理っぽい部分はもちろんあるが、小説とはそういうものである。 青春小説の要素を加えた推理小説の傑作だと思う。 | ||||
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| 1975年、不良高校生3人組が面白半分に自分の高校の期末テスト問題を盗む計画を立てる。 その名は「ルパン作戦」。そして、12月10日校舎へ忍び込んだちょうどその時、女性英語教師の投身自殺が起きる。 15年後「あれは他殺だ」の情報が入り、再捜査が開始される。時効まであと1日。 15年前の回想と、時効までの1日の捜査状況が交互に描写されます。 読み始めたら止めるのが難しいです。いろいろと大盛すぎるところもありますが、全然苦になりません。 有り余るエネルギーを、周囲にぶつけることで自己表現するしかなかった不良少年達に対して、15年という年月はその鋭角な部分を容赦なく削り取りますが、この奇妙な事件が残した影は拭えていません。ある者は周囲と折り合い、守るものを持ったり、ある者は事件の影に捉えられ社会に適合できなかったりと。 ミステリーとしても、もちろん面白いですが、それよりも、自分の青春時代を思い出して、郷愁にかられます。 | ||||
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| 一気に読める、一気に読みたい小説です。 そして、読み終わった後に楽しかった、と息をつける物語です。 横山氏の処女作という事ですが、三億円事件と高校生を上手く絡める切り口に初々しさと情熱が垣間見えて、読者を楽しませようという意気込みが伝わってきます。 その通り、展開の進め方も目で追うのが本当に楽しい。ただ一節の学校に忍び込む展開がどれだけ息を呑ませるか。 やんちゃな若者三人が将来という現実に向き合った時、大人になった者、変わらない者、立ち止まった者、この三者三様がなんとも切なく惹き込まれます。 一つは犯罪の展開、一つは人間関係、一つは過去の物語、それぞれが上手く融合していて、複数の楽しみを一度に自然に味わえる。 ただ残念だったのが、タイトルで真犯人が解ってしまうところですね。笑 彼が登場してほんの少し背景に触れて、こいつが何かしたのかーといった認識で読み進めてしまったので、最後の最後に驚きが伴う事はありませんでした。 逆に、逃げ果せようとする彼を言葉でねじ伏せる爽快さはありましたけど。 しかしそれを差し引いても、最後の展開では物語の収束に向けての織り成し方が好きです。 | ||||
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| 面白いお話ではあるが、劇画的で、リアリティーにかけます。ただし、いっきに読ませる横山さんの優れた才能は確かに感じられる作品ではあります。 | ||||
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| 読み始めから最後まで止まらなかった。 正直、事件の内容はどうでもよかった。 | ||||
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| おもしろい、おもしろい、おもしろい 最後まで、完璧に面白い。 何も言うことないです。非常に楽しみました。 言葉にできないです。 | ||||
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| 横山氏の作品は本当にはずれがない。 デビュー作からしてこんなにも面白い作品を書いているとは 本当に才能があふれている人がいるものだと驚かされる。 途中やや無理がある設定もあるが、作品としてすごく楽しめた。 | ||||
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| 著者の幻の処女作ということで、荒削りな部分も目立った。悪がき3人組が期末テストの原稿を盗み出す『ルパン計画』が大きな事件に絡んでいく。サンオクさんとあだ名される、3億円強奪事件の容疑者だった喫茶店ルパンのマスターが物語にどう関わってくるかがちょっと無理やりなこじつけで残念だったが、最後まで楽しく読めた。 | ||||
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| スピーディな展開で物語が進んでいくので 一気読み間違いなしです。 青春や恋愛盛り込んだうえで、 巧みに伏線を張っているところも見事だと思います。 とても処女作とは思えませんね。 ラストも本当に驚きました。 | ||||
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| 30代、男です。とても楽しめました。警察内部のゴチャゴチャは、もうお腹いっぱいです。これは、そんな”横山アブラ”で胸やけした人にぴったりの作品です。改めて、横山氏の表現が「美味い」なあ、と何度も思いました。「文章のうまみ」「謎解き」「ドキドキ」・・・それらを求める人にお勧めします。 | ||||
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| 男に振られたからって、レズにはなりません!! 小さい頃はぱっとしなかった娘が、めちゃくちゃ美人になるのはいいとしても 誰もわからなかった謎を解くには、手がかりが少なすぎるんじゃない?とか。 何度も殺されかけたら、もう少しあちこちに手がかりを残しているんでは? だって、一度地面にたたきつけられたのにまた、屋上まで持って上がってもう一度落としてるんですよ?? ちょうどうまく同じ場所に落ちるとは限らんでしょ。死体とか、地面とかどこかに矛盾点はあるはずでしょ、とか。 そんなにうまく遺書の代わりになるものが部屋から出てくるかい! どうせなら英語教師だから、下訳なんかを引っ張り出すほうが良いのにな、とか。 などなど。。。気になる点はたくさんありますが、面白いですよ。 ツッパリ高校3年生のくだりは、青春小説としても楽しめます。 特に「ルパン作戦」決行中の場面はここだけ膨らませて「都会のトム・ソーヤ」にしても違和感ないぐらい。 あまり警察内部の対立もなく、やりきれなさもそれほどなく。 この作者の中では、好きなほうです。 | ||||
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| これが処女作ですか。流石、横山先生、はずさんな〜。良い映画は、最初の3分で分かると言いますが、良い本は最初の数ページで分かると思います。氏の作品はまさにこれ。内容的には、青春ドラマ仕立てで、現在の氏の作品に比べ若干強引な部分は見られるもの、読者をぐいぐい引きつけて読ませてしまいます。良い作品です。 | ||||
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| 改訂されたみたいですが なかなか読ませます。 長編にはずれなしの 作家さんですね。 男っぽい作風も当初からのようで なかなかよかった。 | ||||
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| たった今読み終えました。 おもしろかった! 心地いいどきどき感と、ちょっとしたハラハラが初めから最後の方まで続き、早く先が読みたくてページをめくる手が止まりませんでした。 最後はなんだかあっけなかったなぁなんて思い始めたところで、まだ終わってなかったし。 最後の最後は心がじんわりしました。和むというか。 それまで時効も迫ってたのでどきどきしてた分、登場人物と一緒になってほっと。。。 それほどのめり込んでたということですね。 刑事モノはたくさん名前が出てくるものが多いし少し苦手でしたが、この作品は全然そんなことはない。 とにかくおもしろかったです。 | ||||
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| 全幅の信頼を置く作家さんの、デビュー作であることを読了後に知った。 どんな作者さんであっても第一作は格別。 読者であるこちら側から、ぎりぎりと力を溜めて大きく向こう側へと飛翔する、 その想いや気負いのきらきらが、手のひらに残るような気持ちにさせられる。 半落ちやクライマーズハイなど、重厚なエンターテインメントを生み出す、 その才能は確かにここに存在している。 最初は高校生のたわいないイタズラに端を発する、取調室の攻防に終止するはずだと 勝手に思い込んでいた。 若さにかまけた怠惰な3人組の、退屈を紛らわすだけのイタズラ。 15年の時効を目前に、3人の現実は苛酷だ。 つつましやかな幸せを享受するサラリーマン・喜多の、いじらしい秘密。 不敵でせせこましい地上げ屋になった竜見の、軽薄な日常。 世を捨てた橘の、薄幸な沈黙。 この3人組を柱に進むと思われたストーリーが大きく展開する。 当時の事務員が、死亡した女教師が、自殺した仲間が、校長が、 もう一人の女教師が、当時の恋人が。 15年という時を飛び越えて溢れるように現れる登場人物たちは、 あるものは華麗に、あるものは老いさばらえ、あるものは不敵に、 物語にとびこんでくる。 篝火にとびこむ夏の虫の乱舞のような、最後の展開は圧巻だ。 そうして最後に残った、いじましいふたつのココロ。 重厚な物語にいつでも、美しくも愚かしい人間を浮かび上がらせる横山氏の才は、 最初からここまで輝いている。 処女作の青さも乱暴さもなく、凛とした作品に、思わず脱帽。 ちなみにサンオクさんの金庫のくだりは・・作品の肝であるけれど、 若干疑問が。板金が得意だから・・?? でも、それでもこの作品への評価は落ちず。 このあとの作品群と比べたときに、この時点でここまでこの作者の スタイルが完成されていたことに、震えがくるほど感動したので。 | ||||
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| まさかまさかの展開の連続です。キタ、ジョージ、橘の高校生三人が計画したルパン作戦がいつの間にか多くに人たちの人生を変えることになります。15年の時を経て高校生だった三人もそれぞれの人生を歩みます。そのルパン作戦から15年目に新たな真実が発覚します。時効まで数時間という時間との勝負。真犯人はいったい誰なのか?こんなに緊張して読んだミステリーは久しぶりです。これが著者の処女作だとは、またまた驚愕です。 | ||||
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| デビュー作には、読んでて「ここはおかしいではないか」と思うことがありますが、 これにはそれがありませんでした。 ストーリーはちゃんと成立しているし、 ミステリーとしての謎も、しっかりとしています。 読み応えはありました。 佳作になってしまったそうですが、いくらか改修して、原稿を出版社に持ち込めば、 ちゃんと本になっていたのではないでしょうか。 | ||||
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| 誰が犯人?ってのはあまり好きなジャンルじゃなかったけど 完成されたストーリーにグイグイ引き込まれて一気に読んじゃいました。 終盤、複線の繋がりはお見事。。時効がせまってドキドキハラハラ、、 無駄の無いキレイにまとまった作品に感じました。 横山秀夫さんの作品は共通して、登場人物が多くて人名漢字が難しいよね。。 | ||||
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| この本の巻末の横山秀雄自身による「改稿後記」によると、この「ルパンの消息」は、まだ彼が新聞記者をしていた当時の未刊行の作品を改稿して、ようやく出版に漕ぎ着けたのだそうだ。いくら1991年の「サントリーミステリー大賞」の佳作に選ばれているとはいえ、そんないきさつから、私は、この作品を、それほど期待して読み出したわけではないのだが、読み進めるにつれ、この作品は侮れないと思い始め、読み終わったときには、この作品を、「半落ち」、「出口のない海」と並ぶ彼の長編作のベスト・スリーに入る傑作とまで、思うに至ったのである。 さて、この作品は、「15年前の女教師の自殺案件につき、他殺の疑いが濃厚。女教師が死亡したとされる時間帯に、「ルパン作戦」と称して深夜の学校に忍び込んでいた教え子の3人が殺したらしい」という有力情報に基づき、時効まで24時間しかない捜査が開始されるという物語だ。事件の真相の解明は、「ルパン作戦」の首謀者、喜多芳夫の回想場面を中心に据えて、東京、府中で実際に起こった三億円強奪事件をも絶妙に絡ませて進められていく。そんなこの作品は、横山秀雄には珍しい堂々たる本格派ミステリであり、あっと驚く大どんでん返しも付いている。そのうえに、いかにも横山秀雄らしい、涙なしでは読めないほどの感動の人間ドラマが二段重ねで盛られているのだから、そのレベルの高さは、半端ではない。 「改稿後記」に、「書いた当時の熱っぽさと粗っぽさに驚く」という記述があるのだが、この改稿作には、熱っぽさは存分に感じるものの、粗っぽさは微塵も感じられない。横山秀雄は、この文庫本化にあたり、単行本から、さらなる加筆と修正を行ったそうなのだが、圧倒的な筆力を持つ現在の熟達した手で再改稿をしたのなら、おそらく、未刊行本とは比較にならないくらいの完成度の違いがあるのだろう。機会があれば、ぜひ、未刊行本と比較をしてみたいものだ。 | ||||
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