ユージニア

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評判

ユージニアの評価:

3.64/5点 レビュー 119件。 B ランク

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平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全113件 61〜80 4/6ページ
No.53
(5pt)

なぜこの事件は起こったのか?

名家のお祝いの席で起こった大量殺人事件!

しかし、ただ一人生き残った者がいた。それは、盲目の美少女だった。

みんなは彼女に同情したが・・・実は・・・

最後まで読んで、もう一度、読み返してしまいました。

様々な箇所に伏線が張り巡らされ、
様々な人が実はこの事件に間接的に関与していたことになる。

そこが、よかった。
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.52
(5pt)

なぜこの事件は起こったのか?

名家のお祝いの席で起こった大量殺人事件!

しかし、ただ一人生き残った者がいた。それは、盲目の美少女だった。

みんなは彼女に同情したが・・・実は・・・

最後まで読んで、もう一度、読み返してしまいました。

様々な箇所に伏線が張り巡らされ、
様々な人が実はこの事件に間接的に関与していたことになる。

そこが、よかった。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.51
(5pt)

色彩感覚とゆらぎの妙

恩田陸のファンには、垂涎物の作品でしょう。
独特の雰囲気と煙にまいたような結末。。。
たまりません。
色彩感覚の冴えと小説内の「ゆらぎ」感は、
何物にも代えがたく、
この味わい、なかなか抜けられません。

よい作家と作品に感謝!


ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.50
(5pt)

色彩感覚とゆらぎの妙

恩田陸のファンには、垂涎物の作品でしょう。
独特の雰囲気と煙にまいたような結末。。。
たまりません。
色彩感覚の冴えと小説内の「ゆらぎ」感は、
何物にも代えがたく、
この味わい、なかなか抜けられません。

よい作家と作品に感謝!


ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.49
(5pt)

甘い毒の物語

インタビュー形式の記憶の部分と記録断片を示しながら物語が進んでいき
普通に読み進めていくと、矛盾が生じて真相だと思っていたことに疑問符が浮かんできます。
誰かが、ミスリードしているのか、もしくは、すべてが真実なのか
それは作品中で語られるように『もうひとつの忘れられた祝祭』は決してかかれることはなく、それぞれの心のなかにあるということなのでしょうか。

個人的には、ミステリーの完成度うんぬんよりも
恩田陸特有の豊富なレトリックとノスタルジックな匂いを醸しだす文章が、美しさと甘い毒を含んでいて物語にゆっくりと引き込まれていきます。
ご注意を。


ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.48
(5pt)

甘い毒の物語

インタビュー形式の記憶の部分と記録断片を示しながら物語が進んでいき
普通に読み進めていくと、矛盾が生じて真相だと思っていたことに疑問符が浮かんできます。
誰かが、ミスリードしているのか、もしくは、すべてが真実なのか
それは作品中で語られるように『もうひとつの忘れられた祝祭』は決してかかれることはなく、それぞれの心のなかにあるということなのでしょうか。

個人的には、ミステリーの完成度うんぬんよりも
恩田陸特有の豊富なレトリックとノスタルジックな匂いを醸しだす文章が、美しさと甘い毒を含んでいて物語にゆっくりと引き込まれていきます。
ご注意を。


ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.47
(5pt)

超、異端

それぞれの登場人物が操り人形のように、恩田陸の世界に繰り広げられる。登場人物ごとにまったく異なる語り口調、それぞれがとても人間味あふれる思考を持っていて吸い込まれるようにのめり込みました。まさに天才作家だと感じました。
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.46
(5pt)

超、異端

それぞれの登場人物が操り人形のように、恩田陸の世界に繰り広げられる。登場人物ごとにまったく異なる語り口調、それぞれがとても人間味あふれる思考を持っていて吸い込まれるようにのめり込みました。まさに天才作家だと感じました。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.45
(5pt)

脳が熱中症気味になる

最初に読み始めたときから 体のまわりを小説のなかの空気がとりまいた様に ぐっと引き込まれる感じがした。
夏の暑い日にすこし熱中症気味で住宅街の小道を歩きながら 水分を欲している状態で 人の話を効いているような 良い意味で かなりうやむやな作品だった。 夏の作品なので夏に読むのはおススメ、そして物語全体が 読み手に 気温や湿度を伝えるので すこし熱中症気味にぐらりとした印象を与えてくれる作品。私の中で優れた小説というのは、空気や感情を読み始めたときからダイレクトに脳が受け取れる作品。この小説はまさにそれだった気がする。「黒と茶」もそういう意味ですごく良かった。屋久島を体全体で脳で味わうような楽しさだった。
ただ話全体がやはり暗い話題なのと、ぐっとこらえるような忍耐力が必要な話で、しかも読み始めて途中では最後まできっとこの謎はのこされたままになると思うほど爽快感は無かった。 でも読み終わっても心に残る作品で、終わらないからこそ 歩いているときにふと思い出したり小説の空気を体にまだかんじていたり、小説とはあまりない空気の 一体感を楽しめる点が良いと思う。
たしかに読み手に苦痛を強いる部分もあるかもしれないけれど作者もそれはおなじだったのではと思う。
誰が主役で 誰のことを語り手が話していて どこにつながるのかが全く読めずに  一回読むだけではあれ?あれ?という間に暑さの中で頭がぼーっとしてて読み終わったのに気づかなかったのかな? というかんじ。
一回全部読み終わってからもう一度読むといろいろな物がつながって納得する気がする。日常にふと読むのにお勧めです。
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.44
(5pt)

脳が熱中症気味になる

最初に読み始めたときから 体のまわりを小説のなかの空気がとりまいた様に ぐっと引き込まれる感じがした。
夏の暑い日にすこし熱中症気味で住宅街の小道を歩きながら 水分を欲している状態で 人の話を効いているような 良い意味で かなりうやむやな作品だった。 夏の作品なので夏に読むのはおススメ、そして物語全体が 読み手に 気温や湿度を伝えるので すこし熱中症気味にぐらりとした印象を与えてくれる作品。私の中で優れた小説というのは、空気や感情を読み始めたときからダイレクトに脳が受け取れる作品。この小説はまさにそれだった気がする。「黒と茶」もそういう意味ですごく良かった。屋久島を体全体で脳で味わうような楽しさだった。
ただ話全体がやはり暗い話題なのと、ぐっとこらえるような忍耐力が必要な話で、しかも読み始めて途中では最後まできっとこの謎はのこされたままになると思うほど爽快感は無かった。 でも読み終わっても心に残る作品で、終わらないからこそ 歩いているときにふと思い出したり小説の空気を体にまだかんじていたり、小説とはあまりない空気の 一体感を楽しめる点が良いと思う。
たしかに読み手に苦痛を強いる部分もあるかもしれないけれど作者もそれはおなじだったのではと思う。
誰が主役で 誰のことを語り手が話していて どこにつながるのかが全く読めずに  一回読むだけではあれ?あれ?という間に暑さの中で頭がぼーっとしてて読み終わったのに気づかなかったのかな? というかんじ。
一回全部読み終わってからもう一度読むといろいろな物がつながって納得する気がする。日常にふと読むのにお勧めです。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.43
(4pt)

「誰が真実を話したの?」

オビ通りですね。評価が分かれるのも、「文学」をどう捉えるかも、この一言に尽きます。
1.結末を楽しむもの。
2.過程を楽しむもの。
簡単に言ってしまえば、文学にはこの二種類+二つの融合系が存在するのだと、私個人は考えています。そしてこの本は、間違いなく「2.」のタイプです。
作者の描写の的確さ、美しさ、そしてそこから立ちこめる、ひんやりとしているのに、どこか粘ついた汗を想像させる幻想空間、K市。この雰囲気作りのうまさは、やはり恩田先生の凄まじい部分だと思います。
しっかりした結末を求めるのは、読者だけではなく、世の中全体の傾向のようです。しかし、本当の「答え」を知っている、作り出すのは、いつだって自分自身じゃないでしょうか?
受け止めるだけではない。投げかけられた疑問に応える、それも、一つの読者の形だと思います。
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X
No.42
(4pt)

「誰が真実を話したの?」

オビ通りですね。評価が分かれるのも、「文学」をどう捉えるかも、この一言に尽きます。
1.結末を楽しむもの。
2.過程を楽しむもの。
簡単に言ってしまえば、文学にはこの二種類+二つの融合系が存在するのだと、私個人は考えています。そしてこの本は、間違いなく「2.」のタイプです。
作者の描写の的確さ、美しさ、そしてそこから立ちこめる、ひんやりとしているのに、どこか粘ついた汗を想像させる幻想空間、K市。この雰囲気作りのうまさは、やはり恩田先生の凄まじい部分だと思います。
しっかりした結末を求めるのは、読者だけではなく、世の中全体の傾向のようです。しかし、本当の「答え」を知っている、作り出すのは、いつだって自分自身じゃないでしょうか?
受け止めるだけではない。投げかけられた疑問に応える、それも、一つの読者の形だと思います。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.41
(5pt)

秀逸

レヴューをみればわかるように、たしかにミステリーとしてよめば、いまいちかもしれない。
純粋な推理や論理パズルを楽しみたいのであれば、それこそエラリイ・クイーンでも読んだ方がいい
自分の場合は、本屋で表紙デザインと題名にひかれて手に取った(筆者すら見ず)
この本は、ミステリーという一般化されたカテゴリーに対するアンチテーゼとさえ位置づけうるのかもしれない
特筆すべきは語り方です
様々に語りの対象をかえ、心理を明らかにし、真実へ至ろうとする
ある評論でこんな主張がありました
「文学者は既存の象徴性を忌避することに骨を折る。徹底的に言葉から象徴性を排除するか、あるいは言葉を過剰気味につかって象徴性が無意味に接するところまで膨張させる。しかし、象徴性といのは言葉に生命、本質であるので、その通俗性を嫌い象徴性を忌避する営みは、根本的背理を生む。象徴性なしには文学は成立しえないから。結局象徴性に立ち戻らざるをえないのかと嫌悪や苦悩、自己否定にいたる。そこで発奮してまた、象徴性を忌避する。こうした反復した悲壮な努力によって、かろうじて真実に近いものを語りえる」
(記憶の中のものなので、自説半分、要約半分かと)
この小説はこの文学のあり方を地でいくものではないか、と思うのです。
具体的な内容に関しては、すでに有用なレヴューがあるのでそちらを参照してください◎
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.40
(4pt)

やはり霧は晴れず

最初から犯人は分かっているけれども、
気づけば最後まで読み進めていた印象。
様々な人物からの事件に対する物語を
織り交ぜながら、ラストに究明されていく
展開は常套手段ではあるが、最後まで
完全に霧が晴れたわけではない。
読後のもやもやした気持ちも抱えたまま
読み終えたが、十分に楽しめた。
もう一度読み返し、確認したくなるのは
作者からの読者に対する課題のように感じた。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.39
(5pt)

緻密

「謎は明かされない」という、エンディングの前情報は無しで読んだので、最後のページを五回ぐらい読返しました。結果、謎が解き明かされない事による落胆はなく、逆にそのページに書かれていない事情を想像し、薄ら寒さを掻き立てられました。様々な証人の証言が緻密に組み立てられ、描写も鮮明で、怖さひとしおな作品です。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.38
(4pt)

最初から最後まで

最初から最後まで、雰囲気に飲み込まれ、作品世界にのめり込むようにして読みました。そして、読む前に他の方のレビューなど読んで覚悟はしているつもりでしたが、やっぱり、読み終わった瞬間に「もうちょっと教えて、恩田先生!」と叫びたくなりました(笑) 全部が全部わからなくていいんですけど、もうちょっと考えるヒントを与えてほしかった。何回も読み返せばいろいろ発見できるのではと思うのですが、読みたい本がたくさんある中、この本だけにそこまで割けない……。最初から何度も読む覚悟がある方なら絶対オススメかも。そうやって楽しむべき本だと思います。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.37
(4pt)

酔える文章

恩田さんの「Q&A」が好きな方には自信を持ってお薦めできますが、そうでない方や恩田さん作品初心者の方にはお薦めできません。内容については高評価をつけている方々とほぼ同意見です。残念な点は、単行本と装丁が全く違うのは当たり前なので問題はないのですが、中の文章の印字についてです。ハードカバー単行本では祖父江氏による不気味で素敵な装丁で、文章はまるで作品の世界感(酔い)を煽るかのように、やや縦斜めに印字されていました。この文庫は印字が直列になっていてその点が少し残念。微妙な読みにくさと気持ち悪さが魅力的だったのですが、そこは多くの方が手に取る文庫本故またコスト面故でしょうか。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.36
(4pt)

ユージニアって・・・

最初は、
なんと読みづらい小説だ、
と思った。
読み進むうちに、
だんだん浮かび上がってくる、
一つの事件。
ある地方都市で起こった、
大量殺人事件。
ほどなく犯人の自殺という形で、
事件は解決する。
しかし、
はたしてそれが、
結末なのだろうか…。
数少ない事件の生き残りの少女が書いた、
一冊の本。
その本に隠されたメッセージ。
そして、
意外な事件の真相が、
解き明かされていく…。
3章くらいまで読んでしまえば、
あとは、
一気です。
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.35
(4pt)

少しずつ怖くなってくる

恩田陸さんの作品らしく、淡々としながらもぬくもりのある文章が良かったです。
テーマや登場人物も何とも言えず重さと湿気があって、少しずつ怖くなってくる感じが読んでいて引き込まれました。
ただ、最後の謎解きがちょっと腑に落ちなかった・・・。期待しながら読み進めただけに、そこが残念。
でも、恩田陸ワールドが楽しめるので、ぜひいろんな人に読んでみてもらいたいです!
ユージニア (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ユージニア (角川文庫)より
404371002X
No.34
(4pt)

構成力に優れた作品

過去に起きた大量毒殺事件を、関係者へのインタビューや、断片的な記録を元に解明していくという作品です。
インタビュー形式を採用している点から、著者の「Q&A」を彷彿とさせますが、物語の構成としては、本作の方が遥かに凝っています。
最後まで読み切っても、犯人が誰かということは言明されず、結論は読み手に委ねられているので、その点で評価が分かれるのかもしれません(暗示されてはいるので、そのまま受け入れてしまえば良いのですが・・・)。とにかく、物語の構成力が突出しています。
ある意味、そのテクニカルな部分を楽しむための作品なのかもしれません。
装丁も凝っています!
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X