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禁じられた楽園
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禁じられた楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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悪魔的な美術家の狂気やアートの描き方や、ハラハラさせる物語展開はさすが。何されるのかわからない恐怖感がしばらく続きます。 お化け屋敷もホラー映画も苦手やけど、サスペンス小説は楽しめるのかもしれない。受動的ではなく能動的にイメージを軟化させられるのが良いのかも。 | ||||
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悪い意味で登場人物のストーリーがゆるく繋がってる。 同じ人物描写のフレーズが随所に連呼される。 (もういいよ(笑)わかったわかった。) 結局、最後まで作者のイメージする人物が伝わってこない。 ストーリーも中途半端で強引。奇譚ならなんでもありの展開じゃないんだけどな。 どうした?片手間で書いた? ストーリーが作者の中で腑に落ちない状況で無理やり書き進めていったんじゃないだろうか。 好きな作家なだけに、本作の出来に落胆した。 | ||||
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最後までは、とても良かった!最後だけがなんだか残念! 表紙の男性知らない人ですが、烏丸響一のミステリアスな美しさにぴったりだと思いました。烏丸響一という強烈な人物の描写が最高で、恩田先生曰く「バリバリ邪悪路線」「他の作品にも出したい」との事で、彼の出てくる他の作品是非読みたい!となりました。 | ||||
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前半までは面白い。けどラストがショボいせいで 読後、全体のイメージまで損なってしまっている気がする。 壮大な中二病を患った青年がいて そこへ健全で強靭な魂を持った女性が最後に登場し 彼をダークサイドから救出した、というような 安っぽいストーリーに見えてしまう。 良いところもいっぱいあるのに残念な小説。 | ||||
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最初の方はどうなるのかとどんどん読み進めて行きましたが、途中からは話がぐちゃぐちゃ。恩田陸ってこんな作家だったっけ?と思いました。最後はもう書く方もどうでも良くなってしまったかのよう。結局、すべて幻想だったのねって感じ。 書いていて大変だったろうなあとは思いました。 | ||||
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初めて恩田さんの著作を読みましたが、本作は私の趣向とは合いませんでした。 以前ウェルベックの「地図と領土」を読んで、架空の現代アートを小説内で創り上げ見事に描写している点に感銘を受けたため、そういう面でも楽しめるかなと期待していたのですが、残念ながらさほど楽しめず…でした。 ホラーサスペンスとしては続きが気になり最後まで読み進めることができましたが、話の展開・登場人物の掘り下げや描写・文章表現など各面で全体的に期待を下回る形で終わったというのが正直な読後感です。 私の期待する方向が的外れだった可能性はありますが、個人的には違う本なりコンテンツなりに時間を遣ったほうが有意義だったなと後悔しました。 なにしろ結構なボリュームがあったので。 | ||||
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こちらの本を購入したのは高杉真宙くんが 表紙だったからです。読み始めたら即夢中に なりました。不思議な世界感でした。そして不思 恩田陸さんの他の作品も読むようになりました。 | ||||
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以前にも読みましたが、新しい表紙になったので購入し再読。 キャラクターと物語の怪しげな雰囲気が出ています。 作家さんの最新刊も読んでみたいと思います。 | ||||
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あなたのレビューは素晴らしい あまりにも私の感想と同じ、かつ解りやすく書いていてくれて感謝している この作者、とにかく文章力が覚束無い いいな、と思える表現もある反面、ありえないくらい稚拙な文もある 例えばいきなり文のなかに「あなたならどうする?」と読み手に語りかけるシーン 水をぶっかけられたように醒めてしまう あとやたらと烏山を解りやすい「スーパーカリスマ」にしているところ 容姿の描写がしつこいわりに整ってるだの綺麗だの単純でわかったよ、といいたくなってしまう 禍禍しい、邪悪、と言葉で伝えすぎ あんなひどい目にあっているのに全く烏山を恨まない不可思議な二人の心理 真夏なのに蚊に悩まされることも一度もないし、外気で凍死はしないだろう等と夏場には言おうとさえしないだろう台詞まわし とても薄い気がする ラストに関しては笑ってしまった いきなりどうした、と 唐突な無償の愛の出現、姉の無尽蔵なサイキックパワー 大体姉はどうやってあそこまできたのか しかも手ぶらで 赤いゴムの迷宮という発想は良かった だがまた読むかはわからない | ||||
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恩田陸作品は不気味さとか恐怖とかを読んでてリアルに感じられるのがいいですね。 本作も登場人物の恐怖にリンクできて、鳥肌立ったり暗闇が気になったりと、面白く読ませてもらいました。 | ||||
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内容がつながっているのに改行しているところが多く、ラノベを読んでいるようだった。 ラノベしか読んだことがない人なら読みやすい、かもしれない。 この作品は心理描写がイマイチに感じた。 共感、納得できない描写が多いのだ。それが引っかかって読み進められなくなった。 例を挙げよう。青年の回想で「姉の用意した整った弁当が怖かった」という場面がある。 その場面は、弁当にスキがなく愛情も感じず「誰にも文句を言わせない」という意志を青年が感じ取り、恐怖を感じた というものなのだが、どうにも納得できない。 なぜだろう。 仮にこのような文があったとしよう。 「彼は晴れた空が怖い。その空は青いからだ」 この文だけでは多くの人は“彼”に共感できないだろう。不足しているからである。 彼が“青”を怖いのは当然理解できる。しかし、なぜ“青”が怖いのかはわからない。わからないから共感も納得もできない。 わたしがこの作品の心理描写において各所で感じたのはこれと同一のものだ。 この理屈を前述の姉の話に当てはめるなら 姉の「誰にも文句を言わせない」という意思=怖い、である さて、なぜそれが怖いのかがわたしにはわからない。読者が予測して楽しむ部分でもないと思う。 姉には完璧主義的な部分がある人だということは理解できる。 しかし完璧主義=怖い、というのは普通は成り立たないだろう。 完璧主義で暴力的=怖い、ならわかる。ちょっとしたことで機嫌を損ねて殴ってきそうで怖い。 わたしが求めていたのは後者のような情報なのだが、 提示されるのは前者のような不足感を感じるものばかりだった。 ※雪を「白い闇」と認識している女なども出てくるのだが、 なぜ雪を「白い闇」と感じる精神状態になっているのかという背景が(少なくともそのページでは)わからない。 作者の先生がオシャレな言葉を使いたかっただけなのではと思ってしまう。 登場人物が事柄に対して独特の感情や感想を抱く場合には、 読者が共感、納得あるいは追体験できるように表現されているのが好ましいと思う。 その点において、この小説では引っかかるところが多く、好きになれなかった。 ちなみにわたしがこういった心理描写で優れていると思う作家はスティーヴン・キングだ。 | ||||
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初めての恩田陸。 登場人物たちが、カリスマ性あふれる魅力的で謎めいた男に導かれ、一体どこへ向かっていくのか、興味深々に読み進めるうちに、オカルトなのか?謎はきちんと解いてもらえるのか?となんだかあれあれ?という不安を感じ始めたところ、最後に来てパッカ~ンと泡がはじけたように終わってしまった。 これって話が台無しどころか、はっきり言って、「破綻」していませんか?とってもびっくりして、がっかりしました。 怒りにまかせて星1つにしようかとも思いましたが、最後まで読んだことは読んだので、星2つ。 でももう読まないかも。 | ||||
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まさかの展開。 まさかのラスト。 恩田ワールド全開でした。 文章からの想像をかきたてられすぎて入り込んでしまう怖さ。 | ||||
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後半でガッカリ。SFホラー映画みたいなオチも脱力感が半端ないですが、何よりミュージアムの件が作品を本当に残念なモノにしています。 恩田陸さんの淡白で情緒的な文体では『パノラマ島奇談』の奇妙な不気味さを表現するには不向きすぎるし、インスタレーションもおなじ理由で迫力も恐怖も感じられません。 『パノラマ島奇談』という大掛かりな奇抜さではなく、篠田節子さんの『神鳥』的な方向でまとめる事ができれば納得もできるんですけど……。 | ||||
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熊野の深い森につくられたインスタレーション(空間芸術?)。 烏山響一の恐るべき本性。 ごく普通の大学生のさとしと自身の作風に悩むセミプロアーティストの律子が招待されたホーム・パーティーとは? 無事に帰れる保証のない危険な旅路に巻き込まれてゆく人々を描く。 烏山響一があなたを恐怖の幻想世界に誘う…。 | ||||
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恩田陸さんの作品には結末がなんだか突飛な感じのする終わり方のものがあります。 この作品もその一つだと思います。 その時も 最後までとても引き込まれるように読みましたが、最後の最後で、「あれっ?」という感じの終わらせ方でした。 今回も、きっとそうなるのではないかと思いながら読んでしまい楽しめなかった部分があります。 | ||||
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雰囲気もあり、なかなか楽しみながら読んでいましたが、最後で台無しです。 あまりのくだらなさに、一気にジェットコースターの下りのごとく完全に興味が失せてしまい、今まで読んできたのがバカくさくなりました。 もったいないですね。せっかく興味深く物語を紡いできたのに、最後に自分で台無しにするようなことをして。 | ||||
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飲み込まれるような描写です。 なぞめいた登場人物も いるようでいないような雰囲気が魅力的でもあります。 本当に実在したら ちょっと怖くなるような… 怖いのが苦手な人も読めなくはありません。 | ||||
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設定自体はありえない設定となっているのですが、そこはエンターテイメントとして割り切って読めば、悪くはない。 ただ、オチは「なんでそうなるの???」と?マークがいくつも付きます。ちょっと強引すぎるオチです。 恩田陸の作品は初めて読みましたが、別な作品を読んでみたくなります。 | ||||
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前半は圧倒的な筆致で迫ってきて、総毛立つ思いだった。後半に入って謎が解明されないままで収束した感じだ。こうなると少し残念だ。 仮想空間を上手く使い切っていないように感じる。後半に伸びがあれば、星5つになるのだけれども。 | ||||
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