まひるの月を追いかけて

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評判

まひるの月を追いかけての評価:

3.20/5点 レビュー 35件。 D ランク

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平均点3.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(5pt)

こういう本が読みたかったんです。

とりあえず、この作者の本は全部読むようにしています。
多才な作家ですから、好きになれる作品もあれば、今ひとつ好きになれないものもありますが、
この作品は、「これこれ、こういうのが読みたかったんだよなあ」と思わずほおずりしたくなるほど好きな作品でした。
メロドラマ?
ですねえ。
なんだか、「きっと、こうなるにちがいない。」という読者の予想を
裏切らずに、物語が進んでいきます。
それはそれで読書の楽しみですから、私は好きでした。
筋が決まり切ったルートをたどる分だけ、
人物描写も結構紋切り型で、必要最小限の言葉しか使っていない分だけ、
風景の描写が心に残ります。
何度も、何度も繰り返し語られる夢の風景。
この作者の言葉の力を堪能させてくれるところです。
奈良に行きたくなりました。
まひるの月を追いかけて Amazon書評・レビュー: まひるの月を追いかけてより
4163221700
No.1
(4pt)

奈良への旅

失踪した異母兄を追って、彼の恋人と妹が二人で、彼が行方を絶った奈良へ同行する話です。会話しながら旅行するのは『黒と茶の幻想』のようだし、今ここにはいない人の話をするのは『三月は深き紅の淵に』の『出雲幻想曲』を彷彿とさせます。いつも異質なものを書いているかのように見える恩田陸作品は意外と同じ主題をリプライズしていることに改めて気付かされました。よく恩田作品を読む人間なら似たような主題のリプライズと謎の仕込みに多少物足りなさを感じるのは否めないかも。結構人間関係が錯綜している割には関係の具体的な描写などはなく、品の良さを感じました。地図を片手に本で辿っているルートを照合して、奈良の旅行ガイドとしても、結構いいのではないでしょうか。7時間ルートを逆!から辿って見たいと思わされました。
まひるの月を追いかけて Amazon書評・レビュー: まひるの月を追いかけてより
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