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花櫓



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【この小説が収録されている参考書籍】
花櫓
花櫓 (講談社文庫)

花櫓の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

花櫓

江戸三座の一つ「中村座」。
その八代目の娘、お菊とお珊の成長記で、同時に十一代目までの歴史をも追う。

ただ歴史的事実が創作の限界なのか、皆川氏にしては展開が大人しい。
また主要人物の殆どが不安定な境遇にいて、そこからの脱却のを楽しむべき作品なのだろうが、主役三人のブレ幅が大き過ぎ、申し訳ないが個人的な好みからは外れてしまった。

…そんな中、一番幼い設定の伝九郎が、幼いなりに男気を見せたりし、何だかんだで初心を貫いてそうなのが印象的で、ワガママを言えばもう一人の全くブレないキャラか、伝ちゃん主役で読みたかった。
本櫓と控櫓の仕組みなど、相変わらずタメになる記述が多い。
花櫓 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:花櫓 (講談社文庫)より
4062646986

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