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珈琲怪談
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珈琲怪談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ちょっとしたゾクッと感が、 暑い夏の夜にぴったり。 ショートストーリーなので、 読みやすく中座もしやすい。 | ||||
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タイトルに惹かれてあとコーヒーと怪談好きなので購入。怪談は私にはいい塩梅でした。個人的には4人のおっさんがダベってるのが良かったです。あーでもないこーでもって五十過ぎたおっさんのダベってるのがいい。これは作者が凄いと思います。ほかの塚崎多聞シリーズも読んでみたいです。 | ||||
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さくっと読める怪談ですね。 読んでいてゾッとはしませんが、本の中の風景が頭に浮かんできて心地よい気分になります。 | ||||
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喫茶店で怪談を語る――そんな非日常を、リアルな都市と静かな会話の中で描き出す。恩田陸の『珈琲怪談』は、タイトル通り、珈琲の香りと静けさの中で怪異がそっと顔を出す、不思議な短編集です。本作は、外科医、検事、作曲家、音楽プロデューサーという4人の男たちが、京都・横浜・東京・神戸と喫茶店を巡りながら怪談を披露し合うという構成。言ってしまえば「男子会ホラー」。しかしその会話は軽妙で、ときに知的で、そして何より「大人の余裕」と「青春の名残」のようなものが漂っていて、読者を惹きつけます。個人的に印象に残ったのは、彼らの中心にいる「塚崎多聞」という男の存在。茫洋としていて何を考えているのかわからない。けれど、核心にふれる言葉をふと漏らす。彼が語る、ある話の“結び”にはゾッとしました。怪談といっても、オチのあるホラーというより「実話っぽい話」「不思議な後味の残る話」が中心です。幽霊が出るとか血が出るとかではなく、日常の“ズレ”を描くことでじわじわと恐怖が浮かび上がってくる。だからこそ、読んだ後に妙な感覚が残ります。そして何より、作中で登場する喫茶店たち。描写が丁寧で、本当に実在しそう(いや、実在しているところもある)。喫茶店好きとしては、読後「ここ行ってみたいな」と地図を開いてしまいました。怪談が苦手な人でも読める。文学としても楽しめる。そんな「静かな怖さ」と「喫茶店の温度」を同時に味わえる一冊です。私にとっては、これが多聞シリーズの初読作品でしたが、続けて『不連続の世界』『月の裏側』も読みたくなり、即注文しました。じわじわ来る怖さと、少し不思議で上質な時間を楽しみたい方に、強くおすすめします。 | ||||
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蜜蜂と遠雷以外恩田陸さんの作品を読んだことがなかったのですが、珈琲好きとしてタイトルに惹かれ購入。読みやすいながらもゾクッとする短編がいくつか詰められた満足度の高い小説だと思いました。 出てくる怪談も怖すぎず、メインの友人たちと多聞が軽口を叩きながらの掛け合いで大分マイルドな感じになってます。ホラー苦手な人でも読めるんじゃないかな。 作中に出てくる喫茶店の描写が素敵なので、調べて行ってみたいと思いました。 シリーズとは知らなかったので、前の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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