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追跡



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【この小説が収録されている参考書籍】
追跡

追跡の評価: 2.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

複雑な事件だったけど、結局は家族愛がすべてに勝った、ということかもしれない。

タイトルの「追跡」にあるように、内容は、重要人物の息子と思われる「少年」をめぐり、知能と機動力を要する追跡劇が繰り広げられる話で、小説のジャンルでいうとハードボイルドにあたります。
基本的には、行方不明の少年を捜索・保護する形をとってはいますが、実のところ、その裏で政治的な権力構造、暗躍する裏稼業メンバーの思惑、家族内の人間関係が複雑に絡み合うストーリーになっています。

誰が誰と裏でつながり、また裏切り者なのか最後まで良く分からないため、終盤までうまく引っ張られている感がありました。
最終的に、親子関係が軸になっていることが分かったとき、なんとなく哀愁も感じました。

人間関係が複雑な分、最初に人物相関図が示してありますが、特に最初のほうは時系列がかなりバラバラになっているので、まとめて読んでいかないと、途中で混乱するかもしれません。

全般的にはどんどん読み進んでいける、面白い小説だと思いました。
追跡Amazon書評・レビュー:追跡より
4163919449

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