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駒場の七つの迷宮
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駒場の七つの迷宮の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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自身の東大・駒場キャンパスでの生活をもとに書かれた長編小説。タイトルを見ると短編集かと思うが、そうではない。「駒場七不思議」みたいなものを、小説の中に取り込んでいるのだ。 新興宗教系学生サークルの幹部を主人公に据えた、異色の作品である。そういったサークルの内実も赤裸々に描かれ、なかなか興味深い作品であった。それでいて、軽くて読みやすい作品に仕上がっているのも面白い。 物語としては面白い。しかし、ミステリとしてはいまいち。犯人は早くから割れてしまうし、トリックも興醒め。 最後にいきなり伝奇小説風になるのはビックリ。 本書だけでは完結しておらず、本郷を舞台とした次作へと続くはずなのだが、いまだ続編は書かれていないようだ。 | ||||
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