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駒場の七つの迷宮



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駒場の七つの迷宮の評価: 4.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

はあ、そうですか

 自身の東大・駒場キャンパスでの生活をもとに書かれた長編小説。タイトルを見ると短編集かと思うが、そうではない。「駒場七不思議」みたいなものを、小説の中に取り込んでいるのだ。
 新興宗教系学生サークルの幹部を主人公に据えた、異色の作品である。そういったサークルの内実も赤裸々に描かれ、なかなか興味深い作品であった。それでいて、軽くて読みやすい作品に仕上がっているのも面白い。
 物語としては面白い。しかし、ミステリとしてはいまいち。犯人は早くから割れてしまうし、トリックも興醒め。
 最後にいきなり伝奇小説風になるのはビックリ。
 本書だけでは完結しておらず、本郷を舞台とした次作へと続くはずなのだが、いまだ続編は書かれていないようだ。
駒場の七つの迷宮 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:駒場の七つの迷宮 (カッパ・ノベルス)より
4334073999

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