Gの残影
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作者は新本格系ミステリ作家の鬼才としてだけではなく、神秘思想の研究者としても有名。「ムガール宮の密室」でのスーフィー、この作品でのエニアグラム。ミステリとしてだけではなく、神秘思想の入門書としても最適。 G(=グルジェフ)とウスペンスキーという20世紀有数の神秘思想家を、激動のロシア革命期を背景にその圧倒的な筆力で描ききる。この二大巨匠の思想を、神秘思想にそれまで接したことのない者(投稿者もその一人)でも、思わず興味を持って引き込まれるような優れた歴史小説に仕上げている。 もちろんただ歴史小説として優れているだけではなく、殺人事件も発生し、ウスペンスキーが探偵役を務めるミステリの醍醐味も十分に堪能できる。 歴史上多くの説が出されているウスペンスキーとグルジェフの決別に、新見解を示す「終章 B」におけるウスペンスキーの独白には何度読んでも痛切に心を揺さぶられる。 巻末のつずみ綾氏による「小森健太朗論」とスペシャル・インタビューは小森ファンには必読。 | ||||
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