チーム・バチスタの栄光

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評判

チーム・バチスタの栄光の評価:

3.85/5点 レビュー 327件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

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全382件 141〜160 8/20ページ
No.242
(4pt)

転調、そして解決。しかしまだ問題はある

 厚生労働省から白鳥が派遣されてきたことにより、作品の様相が一変する。急激にテンポが上がる。上巻でいったんは平静に収まったかのように見えたチーム・バチスタの現状が、全く違う人間模様として描き直される。ここに至ると、上巻での作業が、医療の常識などによる密室を構築していくものだったことが理解できる。下巻ではこの密室を崩すのだ。
 小気味よい展開であるし、キャラクターも良く動く。しかし、人の死が非常に軽く扱われているところは若干気になる。キャラクターからも行間に見える作者からも、死者に対する畏敬の念を感じないのだ。これは、現状の医療関係者が実際にそのように思っており、その問題提起をするためにこのような書きっぷりにしたのかもしれない。逆に、現役医師である作者の普段の考えがそのまま滲み出たのかも知れない。いずれかは分からないが、ここの部分はもう少しフォローする必要があった気がする。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.241
(4pt)

医療の世界に入り込むための序章

 アメリカから招聘した医師桐生を中心とするチーム・バチスタは、結成以来の手術成功率100%という驚異的な数字を誇り、大学付属病院の看板だった。しかし、最近になり連続して術中死が発生。この調査が、出世レースから完全に離脱した講師田口に依頼される。全く専門外であり、外科の基礎知識もない田口は戸惑うが、高階病院長の無言の圧力により、引き受けざるを得なくなる。田口はチームメンバーからの聞き取り調査を行ったり、手術観察を行うが、全く原因がつかめない。そんな時、再び術中死が発生してしまう。
 日本の心臓移植の問題や、死因不明のまま処理されてしまう現状に対する危機感を背景として執筆されたと思われるミステリー。栄光に満ち溢れたチームの陰に潜む闇が、田口の調査を通じて少しだけ明らかになってくる。全体としてゆったりとした調子の作品だと思う。ただ、大学病院の医局制度というのをよく知らないので、そこでの生き方についてはあまり共感できなかった。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
4796661611
No.240
(5pt)

おもしろい

読み終えて、久しぶりに面白い小説に出会ったと思いました。
読み始めた時は、1人称の書き方(おれは〜、という文体で書かれている)にげんなりし、また文章力もそれほど高い印象をもてなかったため、これは失敗したかと思ったのですが、読みすすめていくとどんどんと話に引き込まれていきました。ラストが近づくにつれて「もう少しこの展開に酔いたいからラストはまだ来ないで」と感じたほどです。
思えば本書は1人称の書き方であるため、それほど高い文章力は必要ないのです。主人公がしゃべっている感覚で書かれているので難しい言葉で書かれていたら(この人はなんて難しい言葉でしゃべるんだ。生真面目なのかな)という印象を持ってしまうのです。
本書の主人公は体たらくな感じだから、それがちょうど良かったのでしょう。
ドラマや映画は見ていないのですが、この小説は他の人にもオススメできる一冊です。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.239
(4pt)

ミステリーとしては☆3つ。でも小説としては☆5つ。

上巻とセットでの評価です。素直に面白いと思います。
ただし純粋に「ミステリーなのか?」と聞かれると判断に迷います。
凡庸という位置づけながら観察力とそこそこのバランスを持った主人公。
そして圧倒的な推理力を持った探偵役の厚生省官僚。
ホームズとワトソンに似せた組み合わせなのでしょうが、主人公は決して凡庸では無かったですね。あと探偵役の推理が直感としか感じられない部分も。
上巻で様々な伏線を張っていて、主人公がそこを積み上げるだけでも本格ミステリーとしては成立したと思います。
下巻はエンターテイメント性を持たせるという印象が強かったですね。下巻だけ読んでこの作品をミステリーと考えるのは難しいです。なぜなら謎解きになっていないところが多かったから。ちょっと勿体無かったです。
それでも☆4つ付けられるのは作品のテンポの良さ。作中の天才外科医の手術のようにテンポ良く展開されていく流れは一気に読むことが出来、ラストの余韻も心地よかったです。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.238
(4pt)

リーダブルかつ娯楽的

あえて分類するならばミステリーという括りの中に置かざるをえないのだが、実際のところはコアなミステリーファンを満足させるタイプの作品ではない。本当にごく一部に難解な台詞回しなどが見受けられるが、全体像はつかみやすく本を読み慣れていない方にも受け入れられやすいと思う。難しい比喩を使わないところもリーダブルで、敷居の高さを感じさせない。ドラマ的な構成を感じるし、キャラクターの個性も強くて娯楽性も高い水準にある。面白いことを第一に求める方には好感触だろうと感じた。ただし、本格的なミステリーかと聞かれたならば返答は難しい。テレビドラマのサスペンスに感覚は近いかな……。サスペンスドラマが楽しめる方は、きっと楽しめると思う。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.237
(4pt)

キャラクターの設定がいい

田口先生と厚労省の白鳥のコンビが、事件を解決していくの
ですが、映画は観ていないけど、ドラマのほうが断然面白かった
ですね。容疑にあがる先生たちの心情などがあまり伝わって
こない。ドラマで見ているので、既に犯人はわかっているのだが、
それにつながる伏線がなかったりして…。
この作品は『田口先生と白鳥の誕生秘話』作品なのかな?
という気もしないではないです。
ただし、田口先生が一人称で語る部分はユーモアがあって面白い。
白鳥の存在もいい。
ただ、医学ものの小説としたらちょっと印象が薄い気がします。
一般人にはなじみにくいかなぁ。
新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: 新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4800246423
No.236
(4pt)

キャラクターの設定がいい

田口先生と厚労省の白鳥のコンビが、事件を解決していくの
ですが、映画は観ていないけど、ドラマのほうが断然面白かった
ですね。容疑にあがる先生たちの心情などがあまり伝わって
こない。ドラマで見ているので、既に犯人はわかっているのだが、
それにつながる伏線がなかったりして…。
この作品は『田口先生と白鳥の誕生秘話』作品なのかな?
という気もしないではないです。
ただし、田口先生が一人称で語る部分はユーモアがあって面白い。
白鳥の存在もいい。
ただ、医学ものの小説としたらちょっと印象が薄い気がします。
一般人にはなじみにくいかなぁ。
チーム・バチスタの栄光 Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光より
4796650792
No.235
(3pt)

キャラクターの濃さが読みどころ

下巻ではいよいよメインが登場。
白鳥という格別に濃いキャラクターが出てきて、キャラクターの面白さはさらに光を増す。
ただ相変わらず結論に向かってどんどんとストーリーが展開していくのは相変わらず。
結論はあまりにあっさりと出てしまう。
ミステリーらしいミステリーが読みたい人にはちょっと物足りないかも。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
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No.234
(4pt)

ストーリーとキャラクターの絶妙なバランスが光る!

読後の印象は、物語り全体がものすごい勢いで最終的な結末に向かって突っ走っているといった感じ。
手術シーンの描写、医療関連の用語なども、描写や説明もそこそこに兎に角、論理的に話が
展開し、結論にまっすぐに向かっていく。
それゆえ、ミステリー的な推論していく楽しみというようなものは薄く、結論に至るまでの
布石も少ない。
その点ではやや物足りなさを感じる。
ただ、それを補ってあまりあるキャラクターたちがいる。
それぞれが特徴的に描かれており、読んでいて決して飽きさせない。
そういう意味では、まわりくどいストーリーに濃い目のキャラクターではやや重い小説に
なってしまうのかもしれない。
あっさりしたストーリー展開に、特徴的な濃いキャラクターというバランスが絶妙であり、
実はそれが本書をベストセラーにしている所以なのではないだろうか。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.233
(4pt)

手から砂がこぼれおちていくように

なるほど。ベストセラーになるだけある。読み始めて数ページで引き込まれる感じがした。
文章そのものが読みやすく、著者が文章を書きなれていることを感じる。作家としては新人としても、日常の業務で多くの文章を書きなれているに違いない。
キャラクターも魅力的だし、物語そのものも面白い。しかし、それだけに留まらない。
医術や医療者を過度に美化することもなく、かといって、過小に卑下することもない。制度が進むほどにゆとりがなくなり、ゆとりで抱えられていたものが医療の枠から取りこぼされていく。
創作という物語の次元を通じて、現実への批判を考えさせるような小説が、どうやら私は好きらしい。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.232
(3pt)

例えが気になる

全体的に例えが多くて、例えなくてもわかるようなことまで遠まわしな例えを用いているように感じた。
でも白鳥のキャラクターとても好感が持てましたし、医療に馴染みのない私でもわかりやすく読めました。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
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No.231
(5pt)

是非

このシリーズからすべて始まりました。医療の裏、そして、現在かかえる現場の様子が個性的な登場人物でとても臨場感があり最後まで一気に読みつくせます。これよりすべてのシリーズを読んでしまいました。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
4796661611
No.230
(3pt)

深さに欠ける

最近の推理小説にあるような人間描写の深さに欠ける感じがします。登場人物に現実味がないので、結果が気になるから読み進むけど、ぐっときたりすることはありませんでした。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
4796661638
No.229
(4pt)

下巻で面白さ急増!

ロジカルモンスター、白鳥が登場してから非常にコミカルに(?)ストリー展開がとても面白くなった。
白鳥と田口との笑えるやりとりや、チームバチスタとの緊迫したアクティブフェーズ。
会話のテンポがよく読みやすいのでドンドン読んでしまいました。
登場人物一人ひとりが個性的で、存在感があり、印象的でした。
300万部突破した作品らしいですが、なるほど、面白かったです。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
4796661638
No.228
(4pt)

映画化&ドラマ化された作品

なるほど。結構面白いです。
だけど、何百万部も売れているというわりには、
すっごい面白いとまではいかない。
登場人物の特徴がはっきりしていて、わかりやすい。
次から次といろいろな人物が出てくるのに、混在してわからなくなることがないのは、
はっきりしとた人物像とストーリー、紹介の仕方(文章)が上手なのか。。
現役のお医者さんが著者らしいが、すごいですね。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
4796661611
No.227
(3pt)

ミステリー小説としてはイマイチ

下巻に入り、白鳥が登場し、ストーリーは大きく動き出し謎が解決に向かいます。
しかし、白鳥と田口のやりとりは、それなりに楽しめたのですが、真相がわかる段階で、それまで全く伏線がなかった事柄が次々と出てくるのは、驚きよりも話の流れに強引さを感じました。
白鳥が1人で手がかりをつかみ、1人で解決した印象があり、上下通して読み終えた今、ミステリーとして重要な部分が極端に下巻に偏りすぎているように思えてなりません。
上巻も医療現場のリアルな描写は下巻以上ですし、全く評価できないとは言いませんが、ミステリー小説としてみると、上巻の内容を上巻一杯使って書く必要があったのか、と考えてしまいました。
最後の記者会見のシーンは、それなりに見所なのでしょうし、「現実の医療業界の問題点を広く世に見せる」という著者の意図がこめられた小説としてはそれなりの出来なのでしょうが、ミステリー小説として期待して読むと失敗しますね。
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)より
4796661638
No.226
(1pt)

文体が合わない。

映画化、ドラマ化と話題になっているため買ってみました。
最初の1ページで読む気がダウン。
まず文体。軽いしヘリクツこきみたいで受け付けず。
素人が書いた本が偶然当たってしまったみたいな感じ。
買ってしまったため最後まで読まなきゃと思うものの
なかなかページが進みません。
ドラマ見てるだけでいいかも。
チーム・バチスタの栄光 Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光より
4796650792
No.225
(3pt)

しまりのない文体が特に気になる上巻

現役の医師が書いただけあり、術前カンファレンスや手術の場面など臨場感があり、医療現場がリアルに描かれている点は評価できます。
専門用語が多々出てきますが、それらを理解できなくても大筋を見誤ることはありません。
しかしこの小説、特に上巻は、そのしまりのない文体が特に気になる部分があります。
例えば田口医師による、チーム・バチスタのメンバーへの聞き取り調査の場面。
確かにチーム・バチスタ内の人間関係がわかり、後半の出来事につながるものがなくもないので必要な部分ではあります。
しかしこの田口医師自身、「なぜ自分が任命されたんだ?」という疑問を持ちながらの調査であるためか、ここでは積極的に謎解きをしているという印象がないため、そんな場面が、ダラダラと書き連ねているだけの印象しかない文体で書かれるのは致命的。
また田口医師自体の人となりを描いている場面も同様で、「出世に関心はないが、自己保身がとても上手い」というのは伝わってきましたが、長々と書いている割には魅力あるキャラとして十分に描ききれていない印象がありました。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
4796661611
No.224
(4pt)

愚痴外来とはこれいかに。

 久しぶりに面白いミステリー作品を読みました。
 暗い病院モノが多いなか、明るくかつあざやかにストーリーが進行していきます。
 本編が処女作であり、今後の筆者の活躍が楽しみです。
チーム・バチスタの栄光 Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光より
4796650792
No.223
(3pt)

人物描写がステレオタイプ

物語を筋と筆致に分解するとすれば、前者が4、後者が2で、全体の評価が3になる、というところでしょうか。
一人称の視点で書かれているだけに、主人公から発せられる言葉一つ一つがどこかわざとらしく、もたもたしている印象が否めませんでした。また、出てくる登場人物たちの描写がまたどうにもステレオティピカルで、筋の面白さを減殺するにあまりある要改善の余地あり小説です。
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) Amazon書評・レビュー: チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)より
4796661611