■スポンサードリンク
烏衣の華
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
烏衣の華の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「後宮の烏」読者に向けた作品なのでしょう。未読の私には、拘りの固有名称が、変に気になってしまい、なかなか読み進められませんでした。後半のStory展開も少し雑な感じがしました。こんなに素敵な装丁と文字配列なのに…とても残念です。終わり方に次回作を匂わせていますので、序章と理解して次回作に期待したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
霄の国を舞台にした巫術師の物語ということで期待して読み始めましたが少々期待外れでした。 主役である月季と霊耀の2人に正直あまり魅力がないです。 月季は霊耀に単なる許嫁以上の思いを抱いていながら相手の気持ちを逆なでするような発言をしますし、 霊耀は劣等感ゆえにまともに月季の内実を思い図ろうとしない。 なので、「後宮の烏」のような読んでいて楽しくなるやり取りが少ないです。 まあ、これに関しては作者も「嚙み合わないふたり」と言っているので今後少しずつお互いを理解していくことになるのでしょうが。 で、肝心の物語自体もなかなかすんなりと進みません。 2人の対応も後手後手に回り犠牲者が増えていくのを防げません。 明らかに隠し事をしている相手を問い詰めずに情報不足で事にあたっているので必然です。 これが寿雪だったらまずは外堀を埋めてから本丸を吐かせにいくのになあと感じてしまいました。 「後宮の烏」では烏妃と皇帝という強大な権力を背景にしていたので単純に比較するのは良くないのでしょうが、どうしても読後のスッキリ感に欠ける感じです。 こんな感じで若干期待外れではありましたが、月季と霊耀の関係は今後改善されていくでしょうし、個人的にも今後に期待している部分(後述)があるので、それを含めて星3の評価としました。 この作品単独なら星2に近いです。 で、ここからはネタバレ込みの感想です。 未読の方は閲覧にご注意ください。 舞台は霄の国で年代は高峻が退位しその息子が即位しているので「後宮の烏」から約40年後? 30年後だと高峻が老齢を理由に退位するには少し早いし、50年後だと千里が90過ぎでちょっと老け過ぎに。 薫月季は薫千里の孫で封霊耀は恐らく封一行の孫(どちらも血縁なし)。 夏王朝にあって絶滅寸前であった巫術師は千里らの努力により再興され、薫家と封家が二大名家として君臨。 祀典使と冬官の元に優秀な巫術師が集まる制度となっており、恐らく阿愈拉と衣斯哈が在任継続中。 千里は寿雪と今も交流があるらしく存命。高峻は不明。 千里の妻は名門雲家の娘だが作者曰く「後宮の烏」には出てきていない。 気になるのが月季の力の源。 黒い羽根を操り絶大な退魔の力を有するとなれば「烏」をその身に宿していると考えるべき? 半身を取り戻した「烏」は巫の中を自由に出入りできるので展開としてはあり得る。 ただ幽宮の神は殺生を厭う印象なので「殺してやろうか」というのは不自然。我を失っている? 寿雪の中にいた時の「烏」の声は眠たげな少女の声で幼く頼りないものだったことにも矛盾する。 もし「烏」が月季の中にいるのなら祀典使や冬官がそのような事態に気付いていないはずはなく…… しかし最初に声を聴いてから既に7年も経過しておりその間千里の耳に何も入らないのも不自然。 という感じの状況なので、その辺が今後どのように展開していくのかが楽しみです。 神と人との物語としての「後宮の烏」の、続編としての側面を楽しめそうかなあと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初に読んでいた 後宮の烏 が面白買ったので、ちょっと期待してしまった分普通でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!