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羅針盤の殺意: 天久鷹央の推理カルテ
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羅針盤の殺意: 天久鷹央の推理カルテの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 巻を重ねるにつれ,専門性が増し,驚きや関心が湧きづらくなっていた近作ですが, この時期(2~3月)の話題を絡めた編もあり,ある程度は読む側も推理ができるなど, 短編集らしい読みやすさと,わかりやすさで,まずまずまとまっている印象を受けます. ただ,メインとなる三編目については,大事な人を包みこむ,厳しくも温かい言葉と, 『ライバル』に向けた,あっさりも熱い言葉,そしてそその対比に胸を打たれる一方で, 犯人がその罪を責められることなく,いい雰囲気のまま終わってしまうことには違和感が. 月並みな言い方をすれば,信念や矜持,自身の正義のための犯罪になるのでしょうが, 重要人物ではあるものの,それらが伝わるほど,個人が深く掘り下げられることはなく, ベストバウトになり得たかもしれないこの対決は,長編で丁寧に読ませてほしかったです. | ||||
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