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幸運には逆らうな
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幸運には逆らうなの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ジャナ・デリオンを読むのは「どこまでも食いついて」(2022年10月)以来になります。村上春樹さんの新訳カポーティをゆったりと読んでいましたが、本書は何が何でも読まなければいけない(笑)。 ということで、勿論舞台はいつもの<ワニの町>ルイジアナ、シンフル。今回、CIAエージェント・フォーチュン、+ヴェトナムあがりの凄腕のおばあちゃんたち(アイダ・ベルとガーティー)の目前でメタンフェタミンの製造工場が爆発し、人の脚の骨がぶっ飛んできます。そこから先はマフィアから提供されたエアボートを駆使した三人のスラプスティック・アクションがいつものユーモアを炸裂させつつ大団円に向かって連続します。その小気味よさ、潔さ。 ストーリーから少し外れますが、フォーチュンの恋の相手でもある保安官助手・カーターの存在がこのシリーズをぶん回す「極大薬味」なのかもしれません。それが何故なのかは、お読み頂ければと思います。 「本当に男ってのは手に負えないよね」アイダ・ベルが同意した。(p230) 常日頃からヒーロー・タイプの男は取り扱いが難しい。 シリーズはまだまだ続くそうです。お楽しみは常にこれからだ。 □「幸運には逆らうな 〈ワニの町へ来たスパイ〉シリーズ "Soldiers of Fortune"」(ジャナ・デリオン 東京創元社) 2023/9/8。 | ||||
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