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幸運には逆らうな



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【この小説が収録されている参考書籍】
幸運には逆らうな (創元推理文庫)

幸運には逆らうなの評価: 4.69/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.69pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

カーターの存在がこのシリーズをぶん回す「極大薬味」

ジャナ・デリオンを読むのは「どこまでも食いついて」(2022年10月)以来になります。村上春樹さんの新訳カポーティをゆったりと読んでいましたが、本書は何が何でも読まなければいけない(笑)。
 ということで、勿論舞台はいつもの<ワニの町>ルイジアナ、シンフル。今回、CIAエージェント・フォーチュン、+ヴェトナムあがりの凄腕のおばあちゃんたち(アイダ・ベルとガーティー)の目前でメタンフェタミンの製造工場が爆発し、人の脚の骨がぶっ飛んできます。そこから先はマフィアから提供されたエアボートを駆使した三人のスラプスティック・アクションがいつものユーモアを炸裂させつつ大団円に向かって連続します。その小気味よさ、潔さ。
 ストーリーから少し外れますが、フォーチュンの恋の相手でもある保安官助手・カーターの存在がこのシリーズをぶん回す「極大薬味」なのかもしれません。それが何故なのかは、お読み頂ければと思います。
 「本当に男ってのは手に負えないよね」アイダ・ベルが同意した。(p230)
 常日頃からヒーロー・タイプの男は取り扱いが難しい。
 シリーズはまだまだ続くそうです。お楽しみは常にこれからだ。
 □「幸運には逆らうな 〈ワニの町へ来たスパイ〉シリーズ "Soldiers of Fortune"」(ジャナ・デリオン 東京創元社) 2023/9/8。
幸運には逆らうな (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:幸運には逆らうな (創元推理文庫)より
4488196098

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