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幸運には逆らうな
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幸運には逆らうなの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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タイトルには『幸運には逆らうな』とあるが、幸運というよりリスキーなチャンスではないだろうか?我が町シンフルを愛する二人組-ベトナム戦争に従軍した老女たちに感化された潜伏中のCIAの暗殺者フォーチュン!新町長に就任した宿敵シーリアの暴挙に対処すべく動き出したそのときに、またまた事件が勃発しスワンプ・チーム・スリーとして捜索を開始する!そのうえロマンスも進行中!現在進行形の捜索行動と、特に自分の正体を意中の男に気取られないように奮闘するフォーチュンの姿は可笑しさとせつなさのブレンドの妙を感じさせる。 | ||||
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「ワニ町」シリーズいつの間にか6作目。シリーズは3作ほどを区切りにして、その後翻訳出版打ち切りなんていうことがままある。出版社を変えて別の翻訳者で再開、なんて版権の移動もあったりするから、翻訳ミステリーのシリーズものは心配だ。しかし、本シリーズは人気があるらしく、きちんと翻訳が続いているし、打ち切りの話もまったく出てこない。ストーリーも良いが、翻訳小説とは思えないほど、日本語訳の文章も素晴らしいシリーズだと思う。 さて前作から続いて、保安官助手のカーターは未だ完全復活ならず。それもそのはず毎年一冊ずつ読ませて頂いているぼくらとは違って、作中では一日二日くらいしか経過していないのだから。ひょっとすると、6作目でなおフォーチュン到着後一ヶ月くらいしか経過していないのではないか? そして選挙の結果、最も嫌なキャラクターとも言えるシーリア新町長が君臨を始めようとしているシンフルの町。まだまだ落ち着かぬ様相を見せる状況のなか、我らがトリオは健在どころか元気を増すばかりで何とも頼もしい。 凄腕の暗殺者から逃れるため正体を隠し普通の女の子のようにして潜んでいるが、実は経験豊富なCIA秘密工作員であるフォーチュン。ベトナム従軍経験を今も活かしているアイダ・ベルとガーティのお婆ちゃんコンビ。以上、三人の戦闘経験豊富な隠れ兵士トリオが毎作活躍する本シリーズである。リーダーシップを持つアイダ・ベルと、とにかくアクション好きで乗り物好きだがその行動がいつも危なくてたまらないガーティという、二人の婆ちゃん戦士の協力の元、フォーチュンは新トリオ体制の元、理不尽と独裁が進もうとしているシンフルことワニ町の平和のために獅子奮迅の活躍を果たしてゆく。 孤独な工作員であったフォーチュンがこの町に来てから、休むことなく事件が起こるし、その発生間隔はわずか数日から一週間という忙しさ。前作から本作までもニ三日しか経っていないというこの濃密で忙しい町。政治や利権を乗っ取ろうと企む悪党たちと、その支配を許さぬとばかりにかつての戦闘技術を駆使せんとするおばあちゃんズ+フォーチュンの主人公トリオ。 当面の的をやっつけても、まだまだトリオは出塁を余儀なくされるだろう。全快にはまだまだ及ばないカーターがベンチを温めている時期はいつまでだろう。予断を許さぬ今後の展開も、また楽しみでたまらない本シリーズ。ますます高まる期待と安定した面白さに満足の一話でありました。 | ||||
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相変わらずの3人組 最高に楽しい | ||||
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日本語版、全て読みました。ここまで期待を裏切らないシリーズも珍しいような・・・ 絶対全巻読んで欲しいです。新翻訳本が待ち遠しい❣ | ||||
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このシリーズ、大好きです。 | ||||
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原作も読みましたが、翻訳が最高!スワンプ3人組の活躍とドタバタに引き寄せられ、あっという間に読みました。あー、笑った。 | ||||
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期待を裏切らない。何度も吹き出して今作もめちゃ楽しかった!このシリーズへの依存度高すぎてヤバいですwフォーチュンとカーターのゆっくり進むロマンスも美味しいけどおばあ2人のはっちゃけぶりが爽快すぎる!(今回はガーディがはじけすぎ笑)よく考えたらフォーチュンがシンフルの街に来てまだ1ヶ月程…忙し過ぎる日々だなw | ||||
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ジャナ・デリオンを読むのは「どこまでも食いついて」(2022年10月)以来になります。村上春樹さんの新訳カポーティをゆったりと読んでいましたが、本書は何が何でも読まなければいけない(笑)。 ということで、勿論舞台はいつもの<ワニの町>ルイジアナ、シンフル。今回、CIAエージェント・フォーチュン、+ヴェトナムあがりの凄腕のおばあちゃんたち(アイダ・ベルとガーティー)の目前でメタンフェタミンの製造工場が爆発し、人の脚の骨がぶっ飛んできます。そこから先はマフィアから提供されたエアボートを駆使した三人のスラプスティック・アクションがいつものユーモアを炸裂させつつ大団円に向かって連続します。その小気味よさ、潔さ。 ストーリーから少し外れますが、フォーチュンの恋の相手でもある保安官助手・カーターの存在がこのシリーズをぶん回す「極大薬味」なのかもしれません。それが何故なのかは、お読み頂ければと思います。 「本当に男ってのは手に負えないよね」アイダ・ベルが同意した。(p230) 常日頃からヒーロー・タイプの男は取り扱いが難しい。 シリーズはまだまだ続くそうです。お楽しみは常にこれからだ。 □「幸運には逆らうな 〈ワニの町へ来たスパイ〉シリーズ "Soldiers of Fortune"」(ジャナ・デリオン 東京創元社) 2023/9/8。 | ||||
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いつものメンバーが、いつものように楽しんでます。 | ||||
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相変わらず超楽しいワニ町第6巻。 謎の薬物密造疑惑を追いながら、今回もフォーチュンらが大活躍。 スワンプ・チーム・スリーの絆がより一層深まる巻でした。良いなあこういうシスターフッド! 実際の事件は血なまぐさいのだろうけれど軽快でテンポ良く、南部の美味しい食べ物もたっぷり登場。7巻が待ち遠しすぎますね! | ||||
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シリーズの続きが早く読みたい! ますますパワーアップする3人の活躍。 情景を想像するだけで、お腹が捩れるほど笑えます。 | ||||
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〈ワニ町シリーズ〉第六弾の本巻も、スワンプ・チーム・スリー(湿地三人組)こと、アイダ・ベル、ガーティ・ハバート、フォーチュンのはちゃめちゃな活躍を、大いに楽しませてもらいました。 なかでも笑かしてくれたのが、文庫本表紙カバーのイラストにも描かれているシーン。スピード狂でもあるアイダ・ベルが、いかしたエアボートを操縦して、バイユー(アメリカ南部特有の濁った川)をかっ飛ばすところ。 すげぇスリリングで、おかしくって、思わずにやついちゃいました。 ほかに、マフィアの一味がフォーチュンの腕前に一目二目(いちもくにもく)置くところや、ガーティとの個人的な会話でフォーチュンの胸に誇らしさがこみあげてくるところなんかも、とても良かったっす。 池澤春菜さんの巻末「解説」によれば、本シリーズはアメリカ本国ですでに25作まで出ているとのこと。かなりのハイペースだし、人気があるんでしょうね。うん、痛快だし、面白いもんね。 2024年春に刊行予定というシリーズ第七作『Hurricane Force』(2015年)を、楽しみに待ちたいと思います。 | ||||
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冊を重ねるごとに面白くなってきます。ましてや次巻では…?!な展開が?アメリカ南部の独特な空気感と共に痛快な…いや、破茶滅茶なアクションが楽しめます。本当にオススメです。 | ||||
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