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バスタブで暮らす
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バスタブで暮らすの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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この作家さん、これからも追っていきたいですね。 | ||||
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たいへん綺麗なお話です。 飛行機がたいへん揺れていたので焦って読んでしまいましたが、2読めはゆっくり読ませていただきます。 | ||||
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読切のラノベでこれほど深く切り込むのはあまり見ないことだ。ギャルゲー界隈では、内容があまりにも深いためギャルゲーとしての評価ができないという場合があるが、ラノベにおいてのこの作品はまさにそれだと思った。 いま現在の日本社会の要素や問題も印象深いが、本題はまさしく自分の生との和解だ。生に対する疑問、現代社会での生きづらさ、それらを黒杜いばらの「大丈夫」と家族の肯定によってある程度解消され、そして社会との調和を見つける。その過程に生のイデアのようなものを垣間見せる、というのがこの作品だと思えた。しかしそれだけでなく、社会の構造や、他人を思う気持ちにも触れて、決して自分だけに注目せず、むしろすべての存在が一つの生のように考える側面(いばらの世界への発信は特に)もあり、前述のテーマをより完全なものにさせた。 比喩は奥深いものが多く、ユーモラスだった。鮮やかな人物心理と生々しい描写には、苦しい気持ちにさせられて、遠く離れた両親とあまり語り合えていないことを気づかされて、また未来を憂えるようになってしまった。今年も一回帰ろうかな、と。 素晴らしかった。 | ||||
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今の日本を象徴している作品、この物語を言語化することは僕には難しい。 自分自身に悩み、社会から拒絶されバスタブを生活の場にした女の子の話 この話、何が良いか?と言われても。。。でも読んだ後の読了感というか、この脱力感はデビュー作の『私はあなたの涙になりたい』に通じるものがある。 一人の女の子が社会との関わり、親子の関わり、恋愛との関わりに悩みながら自分自身の答えを導き出す。 本当に心理描写がお見事、映画を見たような満足感が読んだ後にはきっとあるはず | ||||
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おもしろい | ||||
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四季先生の作品は現状すべて読んでいますが、個人的には今作が一番のお気に入りです。 抽象的なシーンも多々ありましたが、そこも含めて非常に楽しめるお話でした。 主人公に共感できるところも多く、つい涙を流してしまうような場面もありました。 読了後に余韻の残る、素晴らしい1冊でした。 | ||||
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興味深いし、ハッと考えさせられるものもあるが、面白いかと言われると悩むので、評価に迷う。内容もエンタメラノベというよりは一般小説の範疇。 どちらかというとモラトリアム小説という感じです。 おおざっぱなあらすじとしては、体調やメンタルに問題を抱えた少女(年齢としては成人してるが、精神面では未成熟なので)の1年くらいの日常という感じでしょうか。 簡易な文章のために読みやすいです。 一方で、かなりファンタジーめいたというか抽象めいた世界でもあり、これを受け入れられる素養があるかないかでも評価変わりそうです。 もっとも、主人公のめだかがかなり精神的に弱った状態なので、ある種の幻覚や幻聴をみているように世界をみている「リアル」という可能性もあります。 主人公のめがかがなんだかんだで容姿や家族に恵まれて、トントン拍子にうまくいっているので、感想で書いている人もいますが、そこに共感か反発生まれるかでも評価変わりそうな作品です。 ただこの物語は「いつ壊れるかわからない危うさ」も抱えています。 この話だけでも、うまくいっていたものが「母の状態」ひとつで簡単に崩れています。永遠はないのです。 この作品ラストではうまくいっているように見えますが、そもそも物語自体が1年にも満たない期間なので、たまたまうまくいった期間なんだけで、この後に失墜する可能性もあります。 最初は人当たりもよくフレンドリーにみえた人がお金や会社の評価で対応変わるというのもあります。 また父親と兄の扶養にすぎないので、彼らの健康や生活が変わった時に邪魔者扱いされないかの問題も出てくる可能性もあります。 生きることが人を善良にしたりするわけでも幸福になるわけでもない、現実の薄氷を踏む危うさも暗示されていて、そういう意味では「怖い」作品にも思えました。 リアル系小説で良くできているとは思いますが、スカッとはさせてくれないですし、そこが私の好みで迷い、評価つけてます。 | ||||
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読みやすくて面白い。母親が強烈で敬意に値する。家族の物語。果たして挫折から立ち直れるのか? | ||||
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久しぶりに面白いものを読めました。 | ||||
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今回もなかなかシリアスな展開が多い作品ですが、ところどころでクスッと笑えるような場面もあるためかとても読みやすい感じになっていました。 テーマとしては現代の家族や生き方って感じだと思います。 今は生き方も多様化してきており、こうすれば大丈夫っていう生き方がなくなってきた世の中だと思います。 そういう現代の問題に真正面からぶつかった、だけどもとてもやさしい感じの物語でした。 人の生き方はいろいろ、「バスタブで暮らす」生き方だって、人生の中にあってもいいじゃない。 そんなことを感じさせてくれた作品でした。 | ||||
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内容的には結構シリアス(深く突き刺さる出来事)なんですが、そこを面白おかしく進めて(比喩表現も凄い)、心に残る一冊でした。読み切りでなくシリーズ物もぜひ挑戦して欲しいです。 | ||||
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