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暗殺者



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【この小説が収録されている参考書籍】
暗殺者 (上) (新潮文庫)
暗殺者 (下) (新潮文庫)

暗殺者の評価: 4.12/5点 レビュー 34件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全34件 21~34 2/2ページ
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No.14:
(3pt)

ストーリーは秀逸だが...

『単独密偵』がなかなか面白かったので、ラドラムの最高傑作と云われている本作品を読んでみたが、
率直な感想としては「無駄に長い」の一言。
記憶を失った故に、恐怖や不安、愛する女性への葛藤に悩まされるのだが、それらがクドイほど
何度も何度も描かれている為、いい加減ウンザリしてしまう。
ストーリーはとても素晴らしいので、半分程度の長さにまとめられていれば、間違いなく★5個の評価だっただろう。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.13:
(3pt)

長きゃイイってもんじゃないだろ

一応作者の代表作とされている。記憶喪失者として発見された男が、自分の正体を探るうち、自分が世界きっての暗殺者である事を思い出し、敵からも味方からも追い詰められながら、使命を果たすという話。古い言い回しを使えば、この間の反乱万丈の展開がお楽しみと言う趣向。
でも話が長過ぎるのである。作者のせいばかりではないが、アメリカの出版界ではシノプシスが出来た辺りで出版社と作家が話し合いを行なう。その際に、初期の契約料は作品中の「単語数」で決まるのである。作家にとっては長い小説を書いた方が懐が潤う訳だ。R.ラドラムやS.キングが無闇に長い小説を書くのも、このシステムの影響が大きいと思う。
本書も分量を半分程度にしてくれれば、素直に評価できたと思うと残念な作品。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.12:
(1pt)

ちょっとカビ臭い

この小説が発表された1980年頃ならいざ知らず、2005年の今ではかなり古臭く感じる内容です。面白く無いという訳ではありませんが、スパイ物としてはリアリティーに欠け、アクション物としては躍動感に欠けるといった所でしょうか?J・C・ポロック、ジョン・ル・カレ、トム・クランシーなどの作品と比べると、古く、カビ臭い印象が残ります。007を意識してたのかな?
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.11:
(5pt)

映画は足元にも及ばない

この緻密に計算された長編を映画化する、というのがまず無理。本書を読んでから映画を観た人は、必ずや失望すると思うのだが、映画から入る分には問題ないと思う。練りに練られた構成と、終始サスペンスフルなストーリー展開。エンターテイメント小説の頂点を極めたと言っても過言では無いと思う。ラドラムはコメディータッチのものも含めてほぼ前作面白いが、やはりこの「暗殺者」は傑出している。続編は続編として楽しめるが、この「暗殺者」だけでも独立して楽しめる。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.10:
(5pt)

これはすごい!

映画化されたボーン・スプレマシーを見る気はあまりないのですが、第二部の映画化が実現するくらいだからきっと傑作なんだろう。映画はともかく原作は読んでみたいかな…ということで、三部作の第一部から取りかかりました。驚嘆しました。これはすごい。主人公の謎と懊悩に共感し惹きこまれ、主人公の重層的な人格のどまんなかに、そして破綻に瀕した陰謀のどまんなかに、手品のように連れて来られてしまうスピ-ド感と緻密さ、これは初体験です。映画のことなんか結局すっかり忘れて読みふけっていました。複雑な心理状態や地層の発掘のような謎の重なりに、頭をフル回転させて読まなければならないのですが、その疲労感がいつのまにか快感に変わってしまいました。ヒロインの美しさや、声が聞こえたり残像がよぎったりするところは、いかにも映画化向きかと思いましたが、一方で映画は別物として作らないと、この独特の多重性が表現できないのではないかと思いました。映画…見るかな?
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.9:
(5pt)

R・ラドラムの傑作!!

映画版を先に観たのだが、こちらの方が断然面白い。主人公のJ・ボーンは過去の記憶をいっさい失っており、読者と一緒にその謎が次第に明らかになっていくのだが、主人公は自分自身でも驚くほどの強靭な肉体と精神、知性を兼ね備えており、彼の恐ろしい過去を想像させる。最初から最後までスピーディーな逃走劇が繰り広げられ、飽きることなく面白い。ぜひ読んでほしい一冊。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.8:
(5pt)

最高傑作!

映画版「ボーン・アイデンティティー」を観てから、やはり原作が読みたくなり、この本に手を伸ばしました。いったん読み始めたらもう止めることが出来なくなり、次の日仕事があるというのに夜通し読みふけっていました。それぐらい、面白かった。ストーリーは映画版とは似ても似つかぬものでしたが、こっちが本家本元なのだから映画版のほうが大胆にアレンジされていたというのが正しいでしょう。アクションを伝えるという点では映画には敵いませんが、緻密なストーリーを伝えるという点では活字には到底敵いっこないのです。これほど続編を期待できる作品も少ないでしょう。もちろん、シリーズ読破するつもり満々です。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.7:
(1pt)

期待はずれ

映画化された作品でもあり(映画は観ていませんが),興味をもって購入しました。でも,がっかりです。古い映画に”心の旅路”という記憶喪失者の物語ありましたが,これのミステリー版という感じです。しかし,心の旅路は結構感動した記憶がありますが,この作品はストーリの展開に無理なところが多々あり,そのうえ英語が固過ぎます。このての小説は,物語がテンポよく進展し読者をぐいぐいストーリに引き込んでいって”なんぼ”のものだと思いますが,とんでもない大文学書をよんでいるような重圧感だけが残りました。もう,読み返したくもありません。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.6:
(5pt)

英語鍛錬用としては・・・

以前日本語に翻訳された文庫本を読んでいて、今回英語のブラッシュアップとして呼んでいますが、少々難しかったかなぁと思っています。文法も倒置が多いですし。更に文中には英語だけでなく見慣れないフランス語表記等が沢山あり、目がチカチカしてしまうかも。ですが主人公ボーンの細かな動きや心理描写等、語学の勉強としては大変素晴らしく、参考になる良い作品です。☆5つ付けましたのはやはり内容の濃さです。最近映画でも公開されましたが、スクリーンで見なくても胸躍る、その感覚をぜひ一緒に味わいましょう!購入後数日は睡眠不足確実ですよ。
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4102204016
No.5:
(3pt)

文章が硬い

今頃になって映画化されたので、数年前に読んだ記憶が呼び起こされた。設定はスリリングで、主人公も魅力的。ただ、いかんせん文章が硬く、読んでいて非常に疲れる。それに長い。半分ぐらいの量でちょうどいい話だ。書評とは関係ないが、マット・デイモンでは原作とイメージが違ってしまう気がする。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.4:
(5pt)

絶品!

 このジャンルの中で群を抜いているラドラム、その中でもこの作品は絶品。十数年前に出た時は衝撃的だった。プロットも展開も言うことなし。ミステリー・ハードボイルド的な枠組みを超えて、一人の人間のアイデンティティー探求の物語としても価値がある。 ラドラムの作品はフィクションでありながらとても現実感があり、こんなことが実はどこかで本当にあるかもしれないと思えるほどの緊迫感がある。ウソ臭さが鼻につく作品が多い最近、ラドラムが他界してしまったことが本当に悔やまれる。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.3:
(5pt)

眠れない夜が欲しいあなたに....

サスペンス、エスピオナージュ関係の小説はかなり幅広く読みましたが、ジョン・ル・カレのような比較的渋いイギリスものが好みの筆者です。しかし、米国作家ラドラムのこの「暗殺者」は忘れられません。ラドラムの数々の翻訳書が絶版になる中で、これが日本の書籍市場でも生き残っているのには全く肯けます。初めから最後まで、一体どうなるのか?という感覚を持たせます。徹夜覚悟の小説が欲しい人には絶好です。尚、リチャード・チェンバレン、ジャクリン・スミス主演のTVビデオもありますから、併せてお楽しみ下さい。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.2:
(5pt)

この本を超えるものはない

「並みの小説数冊分のおもしろさ」という謳い文句誘われて読んでみましたが、その言葉に偽りなしという感じでした。スタートから読者は主人公といっしょに何が何だかわからない世界につれこまれます。わかっているのは、今主人公の置かれている状況が非常に「あぶない」ということだけ。もう初めから絶対絶命という感じです。ノンストップスリラーとはまさにこの本のことでしょう。 この本を読んだのはもう十年以上前の事だと思いますが、私の中ではまだこのときのスリルを味わわせてくれる本には出会っていません。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016
No.1:
(4pt)

ラドラムの出世作

アメリカではベストセラー作家だったラドラムだが、当初日本ではまったく無名だった。そのラドラムを日本で有名にしたのが、この作品。読者を飽きさせないそのストーリーは、まさに絶品。ラドラムの最高傑作の一つに数えられています。(個人的には「戻ってきた将軍たち」の方が好き)作者のラドラムはこの作品の主人公をいたく気に入ったらしく、続編も書いてます。
暗殺者 (上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暗殺者 (上) (新潮文庫)より
4102204016

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