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環境省武装機動隊EDRA
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【この小説が収録されている参考書籍】
環境省武装機動隊EDRA

環境省武装機動隊EDRAの評価: 5.00/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt
Created with Highcharts 5.0.100件0.00%0件0.00%0件0.00%0件0.00%6件100.00%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

未来へと分岐直前の、「今日」、今すぐ読んでおきたい小説

海面上昇は続いているがそれほど一気に進むとは誰も思っていないだろう。2022-23年のコロナ問題、ウクライナ侵攻の後、世界は何も環境対策に手を付けず消費を繰り返した結果、気候が一気におかしくなり、東京の半分が海に沈む。そして第三次世界大戦とは言わない大戦があり、人類は海面上昇と戦争で一気に減った。ただノアの箱舟に乗るには人類の数はまだ多すぎた。そんな世界では自然を守るためという名目の武力行使、殺人は許可されている。
 2023年から分岐した(とはまだ限らない)未来を舞台にしており、分岐直前の現実がきっちり描かれているところが面白い。2023年夏は猛暑が何十日も続き、9月末だというのに日差しは強く夏が終わらない。沖縄付近を行ったり来たり進路が読めない台風。台風の進路とは関係なく突然発生する線状降水帯。確かに、2023年夏の気候は、「普段と違っていた」。それで片付けてよいのか? 人々が思うよりも環境はよりひどいスピードで悪くなっているのではないか?
 分岐した(とは限らない)酷い未来の中でも、人は生きて、就職し、仕事をして。その仕事はちょっと今の(分岐前の)我々では考えつかない仕事かもしれない。非常に近い未来の設定が自然で、一気に読み進めた。分岐直前の「今」を知っている今読むのが一番新鮮で面白いと思う一冊。
環境省武装機動隊EDRAAmazon書評・レビュー:環境省武装機動隊EDRAより
4408538353
No.5:
(5pt)

環境ミリタリーアクション!

今年は全世界的に今までで最も暑い夏となり、海面上昇も決して遠い未来ではないかもしれない。環境問題についてミリタリーと絡めた新しい分野の小説。丁寧に調べられていて、今後実際にあっても不思議ではない。
また今年は関東大震災からちょうど100年だったが火災旋風について何も知らなかった。通勤の際によく脇を通る首都高6号線の堤通の団地が「形状が変わっているな〜」と思っていたが、実は火災旋風を防ぐための造りとは知らなかった。時々出ているウンチクが好きで勉強にもなる。トピックが今にマッチしており環境派小説としてもっと多くの人に読んでもらいたいしアニメ化したら面白そう。
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4408538353
No.4:
(5pt)

EDRA0(ゼロ)を切望!!

『環境省武装機動隊EDRA』
表紙とタイトルがいろいろと想像させる。
表紙をめくると東京湾沿岸の水没している地図が扉にあって引き込まれた。

ディストピアなのに希望と未来を感じた。
著者お得意の冒険とロマン溢れる筆致が大迫力のラストまで連れて行ってくれる。
特に怜のパートが圧倒的に良い。このキャラクターだけでもストーリーを引っ張れると感じた。

続編はもちろん読みたいのだが、ほんの数ページで紹介された大異変と異変戦争が素晴らしく、それをEDRA0(ゼロ)として書いてほしいと切望。
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4408538353
No.3:
(5pt)

シリーズ化を望みます

とても面白かった。
気候変動による海面上昇で、地上の沿岸部の多くが水没した世界。
日本の環境省(!)に武装部隊ができて、自然環境保全に違反する行為を強権で取り締まるのです。

現在の東京都心部の多くが水没したため、国の省庁が立川にある、とか、房総半島が海に囲まれた「島」になっている、とかの描写が秀逸。
各章のとびらには今の地図に上昇した水面を重ねたものが掲載されているので、それを見ながら、「海面が上昇すると、この辺は水没してしまうのか」とか考えながら読めるので楽しい。

本作は東日本の太平洋沿岸が主な舞台でしたが、もっともっと、この世界での出来事をいろいろ書いて欲しいです。日本海側とか、西日本とかどうなってしまうのか。
当然、日本に限らず世界中そうなわけで、どんな世の中になっているのか、、想像が膨らみます。
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4408538353
No.2:
(5pt)

完成度の高いディストピア小説

2038年、自然破壊による「大異変」が発生し、急激な温暖化により海面が上昇、沿岸域は水没、世界は一変する。人口八十億を支える土地、食糧、水、エネルギーをめぐって地域紛争が勃発、核戦争に発展、人口減少、核の冬による気温低下で異変に歯止めはかかるが…
価値観が一変した近未来で環境省は司法捜査権を持つ武装組織を運用、他国にも部隊を派遣し、自然破壊を食い止める。自然環境保護が最大の正義とされる世界を舞台にしたディストピア小説。

近未来を舞台にしたディストピア小説は設定が命。水没した日本の描写にリアリティがあり、機動隊の設定、世界情勢や制度、歴史などディテールがしっかりしているので上滑りすることなく読み進められました。
主人公の一人、新島怜『シベリアの魔女』のキャラがとてもよかったです。
登場人物の視点を通して正義とは何かという答えのない問いに思わず考えさせられました。背景に隠れた陰謀がエピソードを通して立ち現れ、後半の怒涛の展開に興奮が止まリませんでした。ミステリーとしても冒険小説としても楽しめました。続編も期待してます!
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4408538353
No.1:
(5pt)

正義とは何か?

環境異変が起きた後の世界を描いたディストピア小説。

世界観に関する書き込みが凄く、読み始めてすぐに「この先あり得るであろう、もうひとつの世界」に自分も本当に生きていると思わせられた。そのため、ストーリーや設定にすんなりと入り込むことができた。

とある小さな事件が次第に幾重もの謎に包まれていき、終盤でその謎の正体が明らかになった時には、壮大な世界や企みが忽然と目の前に現れて驚愕。ラストはいったいどうなるのだろうとページをめくる手が止まることなく、一息に読み終えていた。正義という言葉は軽々しく使うものではないけれど、一人一人の中にそれはさまざまな形で秘められているのだとも感じた。

キャラクターも上手く書き分けられていてわかりやすかった。その中でも、もう一人の視点人物である新島怜の造形が秀逸。彼女のパートをもう少し読みたかったくらい。EDRAのメンバーの活躍をまた読みたいので、新たな事件を相手に続編を希望したいところ。
環境省武装機動隊EDRAAmazon書評・レビュー:環境省武装機動隊EDRAより
4408538353

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