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仮面後宮 女東宮の誕生
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仮面後宮 女東宮の誕生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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めちゃくちゃ面白かった。 主人公が田舎の貧乏育ちで胆力があり、聡明かつ行動力に溢れる魅力的な少女で好感が持てる。 家族や頼れる侍女の描写も丁寧で、酷い目にあったのに強くあろうとする妹は健気だった。 真面目で実直なヒーローも登場し、立場と板挟みになる類いの恋愛ものになるのかなと思って読んでいたら突如サスペンスが初まって、最高に盛り上がったところで一巻が終了した。 他の女東宮候補の少女たちや家族は今後どうなるのか気になって仕方ない。生き残れるのか…? 二巻も楽しみです。 | ||||
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あくまで本格ミステリーというよりはライトノベル枠内とはいえますが、 不思議要素あり、殺人陰謀あり、キャラ要素ありとのバランスでですが良作です。 心が強くて純粋な要素のあるヒロイン「火の宮」が主人公で、氷室冴子さんの作品の主人公を連想しました。 この作者のかたの過去作調べたら「ジャパネスクリスペクト」に参加していたり、過去作に平安もののラノベミステリーも書いているようなので、影響がありそうです。 この作品ほどではないでしょうが、コバルトで書いた過去作も読みたくなりました。 色彩の表現などは雰囲気重視で古めかしい言葉を利用しているので、少し苦手な人もいるかもしれませんが、物語は面白いので、ネットなどで軽く調べながら読むといいと思います。 時代としては院政ぽさがあるので平安末期イメージでしょうが、五人の女東宮候補など、リアル歴史そのままというよりは、パラレル古代日本という感じでしょう。 物語としては、貧乏な姫が5人の東宮候補の一人に選ばれて、そこからおきる事件や犯罪に対応するというもの。 トリックそのものはたいしたものではないのですが、なぜこんな事件がおきたのかや、誰がどういう動機をもつのかという部分は謎で読んでいてドキドキさせるので、ミステリードラマとしては面白いです。 この1巻では解決せずに、不穏で本格的な事件がおきたところで次に繋げており、うまい終わりかたをしています。 | ||||
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双子の片割れ火の宮は片割れ弟皇子の留守をみると弟の装束を拝借して外歩きする 健康でいろいろたくましい姉宮、弟宮と互いにそっくりさん(遠目には) ウカツに言い寄る近所の女子に妙な対応をして弟宮に渋い顔をされたり 弟宮姿のままで人助けの片棒を担いだり 落ちぶれた田舎暮らしもそれなりに楽しそうでしたが とある一報で生活は激変へ 女東宮に競い合って成れと!? 「悪趣味な偉い人のツラを拝んでやる」意気込みで都へ上り… 候補は5人それぞれに個性の強い女宮たち 偉い人の仕掛ける試験も始まり 「ムカっ腹を立てつつ」なんとか女宮らしく過ごしているのだが ついに1人目の犠牲者が出て… 以下続刊です! 早めの次巻刊行待っています 女東宮になってもならなくても今後の火の宮の人生がいろいろ気になりますね | ||||
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次が楽しみ 個人的には主人公火の宮は女東宮に選ばれずになるとよいなと次巻の出ることを楽しみにします | ||||
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疫病が猖獗を極める京の都で、賀茂の斎院からもたらされた託宣は女東宮をたてること。そのため、院の御所に5人の女東宮候補者が集められた。 宇治に暮らす火の宮もその一人で、ストーリーは宇治から春秋院に上がるまでです。 病や殺人や死のケガレといった御所の禁忌がバンバン出てきます。 ネタバレしてしまうと院の御所殺人事件。サブタイトルの女東宮は誕生していません。 事件が起きたところで終わっているので、一冊で完結していると期待している読者様はがっかりするかも。 東宮位争いだけでなく、院と入道宮と今上の勢力争いもあるけど完結まで刊行してほしいです。 | ||||
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