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変な絵
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変な絵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全429件 221~240 12/22ページ
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前作「変な家」よりパワーアップした今作は、ミステリーとしての質も、ホラーとしての質も、文句なしの一品に仕上がっている。前作は正直乱歩の通俗の悪い所と横溝の中途半端なエッセンスが感じられたのみだったので、今回の仕上がりに驚いてしまった。 今作は所謂叙述で惑わしてくる形式を土台に、ほのぼのとしながらも不気味なイラスト群が抜群に効いている! 動画サイトやSCPなどに親しんだ最近の若者は、このように直感的に訴えかけてくるビジュアルがなによりもインパクトを感じるはずだ。 やはりなんといっても今作の見どころは、心理分析や「意味が分かると怖い話」に類似する「一見した後と、もう一度見た後のショックの大きさ」にあるだろう。謎解きの爽快さはミステリー全般に求められることだが、こちらはそこに加えて鳥肌が立つような恐怖も味わわせてくれる。 そして、「変な絵」の魅力はイラストのショッキングさだけではない。 横溝正史の日本的ミステリーからこちら、「血の穢れ」が原因となって引き起こされる惨劇というものに、ミステリー愛好家はお馴染みかと思うが、今作はそういった匂いも十分かぎ取れる。 「ある人物」の生い立ちからして、身も蓋もなく言ってしまえば、現代で言う「『理解ある彼君』を求めた脆い女性・求められた脆い男性」から始まっており、それが世代を持ちこして繰り返していくあたりは、作中で言及こそされていないものの「呪い」というものを感じざるをえなかった。 加速していく「呪い」の中で、「ある人物」が常に最悪の選択肢を選び、あがくごとに惨劇を繰り返し、とうとう超えてはならない「一線」を超えるあたりがターニングポイントだったのだろう。 事件の発端は「母性」から来ているとされているが、本質は自信が幼少期に愛を得られなかったために、子ども=庇護すべきものを保護することで、「母」というポジションに依存しているにすぎないということが、暗に示されている。所謂毒母というものだろうか。 単なる狂気の遺伝で殺意を説明することなく、しっかりと人間性が歪んでいく過程を端的に表しているのが、この作者の上手さだと実感した。 そしてこちらも直接は書かれていないものの、「ある人物」が世に解き放たれ、そして捕えられるまでに数々のイラストが関わってくるが、それはその人物が抹殺しようとした人達の取り柄なり最期の力なりで描かれたものであり、結局は「自滅」でないあたりが、まさに悲喜劇といった様相で大変好みだった。 雨穴、侮りがたし。 次回作にも大いに期待したい。 | ||||
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第一章を聴いていて「あ~叙述トリックであることをここでもうばらしちゃうんだ」と思った。 第二章を聴いていて「あん?もうネタ(事件や犯人といった謎)ばらしちゃうんだ」と思った。 第三章を聴き始めて「(物語が変わって)お?なんか急に面白くなってきた」と思った。 最終章を聴き始めて「う~ん。なんかいろいろ無理がないかな?」と思った。 本書と関係ないですけどおおいに話題になった作品である『ザリガニの鳴くところ』を聴いたときは「これは話題になるのも当然だわ」と思ったものですが、この作品は「なんでこんなに話題になってるんだろう?」と思いました。 で、他のレビューを見て有名なYoutuberさんと知りました。なんか納得。 人気動画配信者さんの作品らしいといえばよいのか、物語の進め方は淡白な印象も受けますが、テンポが良く構えずに聴けました。複数のナレーターさんたちによる音声は聞きやすく、Audible作品としても上質です。 ただ、、、、声優さん=登場人物なので、叙述トリック的な進め方をしているのに“声”で誰のセリフかわかってしまうというのはありなのかなぁ……。 | ||||
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絵を題材にした不気味で、でも切ない物語。 全ての事件がどんなふうに繋がるか、全編ワクワクしながら読めました。 | ||||
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結構グロいです〜 | ||||
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元々、本はノンフィクションしか読まないタイプですが雨穴さんが好きなので図書館で借りて読みました。前作では、後半が複雑になっていき読みづらい部分もありましたが本作品はいくつかのパートに分かれててそれを上手く払拭しており、非常に頭の中でも整理しやすくわかりやすい視点で書かれているので、普段本を読まない人でも読みやすく作られていると感じました。 初めの区切りで、短編の小説だったのかな、と思いきや区切りごとに話がどんどんと繋がっていき「こことここが繋がるのかぁ」と感心しました。 伏線回収が好きな人におすすめです! | ||||
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サイコパシーと人の怖さがじわじわくる。最後は比較的きれいに終わってよかった。 | ||||
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同著作様の「変な家」に続いて、購入いたしました。どちらも非常にお勧めです。 長編物語が苦手な方でも、セリフ形式の文章が多いので、非常に読みやすくなっております。 | ||||
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初めはTwitterで流れてきたオモコロで雨穴さんの書いた短編作品を読んで内容に惹き込まれました。忘れた頃に偶然YouTubeで雨穴さんを見つけ、(あの時のオモコロの人だ…!)と感激し、本を出版している事を知って購入しました。「変な家」を一気に読み、こちらも読み始めたら止まらず、「記憶を消してまた読みたい本」というレビューに激しく同意しました。結末を知った上で再度読んでみたいと思います。雨穴さんありがとう。 | ||||
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次男がyoutubeで雨穴さん好きでよく家族で観てましたが「本が出る」ってんで即注文。チョー面白かったです。老眼も気にならず一気に読めました(笑)。 | ||||
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自分でも書けるかなと思いました。こういった物語。 一つのストーリーを作って、それと並行するドラマがあって。 しかし、殺人は入れないようにしたい。 恐さすら必要でない。 そういうドラマを書いてみたいと思わせる本でした。 | ||||
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変な家と同時購入。 雨穴さんの本領発揮といった感じ。こういうのを本当は書きたいんだろうなと思いました。 京極夏彦や道尾秀介を彷彿とさせるような本格ミステリーに思いました。 エピソードと変な絵が違和感なく上手く絡まっていて読んでいて心地よかったです。絵に無理やり絡めた不自然なエピソードになったり、逆に「その話って絵、関係ある?」といったこともなく、上手に融合していて没頭できました。 雨穴さんの動画を見ると、解決したと思っても最後に1つの怖さを投入して〆る。といった手法が多いなと思いましたが、このお話はまさか涙を流して読了するとは...といった感じ。とても感動しました。たくさんの人に読んでほしい作品です。 | ||||
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YouTubeで一章を拝見してから気になってしまい、書店に行くより早いと購入、一気に読みました! 読み応えありました…そしてまんまと誘導された感w次作も楽しみにしています! | ||||
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自分が大学時代心理学を専攻していたことと、評価が良かったので興味本位で無料サンプルの1章を読みました。 サンプルを読み終えた後は少しゾッとする程度かな、という感想でしたが、 どうしても続きが気になってKindleをポチしたのが最後、 読みながら、「あれ、これって…」と言う感覚が どんどん続き、2日目には読み終えてました。 ちなみに自分は小説を読み終えたのは5年ぶりくらいです。 それくらい普段本を読まない人も読みやすいと思います。 読み終えてからもずっと各章の不穏な雰囲気のせいか頭の中がグルグルしてます。 | ||||
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雨穴様の文章テクニック、謎解きの挑戦状に、夢中になって引き込まれてしまいます。 変な家、同様にとにかく推理をしてしまいました。 こういう事って、もしかして実際に起こっている事件かも?なんて思わせる1冊です。2度目読みも楽しみです。 | ||||
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あっという間に読み終えました 最初はこの話がつながっていくとは想像が出来ず 読み進めると こうなるんだって 読み終える頃にスッキリさせられました 楽しく読めました | ||||
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不気味さや悲しさ、怖さなど色々な感情が込み上げてきた。吸い込まれるように読み入ってしまうし、鳥肌がやばい。とても面白いのでおすすめです。 | ||||
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元々、作者の穴雨さんのファンなのでYouTubeの告知で知り購入しました。本当に練り込まれた不可思議な謎の世界の虜です。 | ||||
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作者のツイッターで上げられている作中ブログ(七篠レン 心の日記)を端から端まで読んで気になり購入しました。 一冊できちんと答え合わまでしており、途中もやもしましたがそれもしっかり解消されます。 ホラーが苦手な方でもミステリ色が強い作品なので最後まで読み切ってしまえば大丈夫! | ||||
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「変な家」が面白く読みやすく、すぐに「変な絵」を購入。 展開が巡り巡って繋がっていき一気に読み上げました。 無音の中、活字の世界に浸り、余韻で少々ボーとしたのは何年ぶりかな。雨穴さんありがとうございます。 | ||||
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熱中してあっという間に読んでしまいました! ホラーが苦手な私にはなかなか刺激が強く、読み返したくはありませんが、とても楽しませて貰いました! | ||||
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