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(短編集)
カネと共に去りぬ
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カネと共に去りぬの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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「廃用身」で衝撃を受けて以来、著者の大ファンで、発行されている本はすべて読んでいます。以前の作品と比べ、 キレがなくなったように感じますが、それでも、まぁ、おもしろいです。 | ||||
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皮肉たっぷりに医療業界の実態を描いた短編集。 治る見込みがないにも関わらず自己満足だけの治療、誰もが羨む安心した安楽死、認知症だけにはなりたくないという大学病院の教授の末路、治験として扱われる実験動物のイヌ、など、著者独自の視点で医療業界の実態が生々しく描かれていて楽しめた。 個人的には「医呆人」と「アルジャーノンにギロチンを」が好きだった。 「医呆人」は、気休めも言わず親身にもならず正直なことしか言わない医者の話。正直過ぎてまともな恋愛も難しい主人公の言動が最後までおもしろかった。 「アルジャーノンにギロチンを」は、認知症だけにはなりたくないという大学病院の教授が尊厳を保つためにどんな行動をし、どのような結末を迎えるのかを描いた話。何も知らないことの方が幸せということを実感できる内容だった。 | ||||
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つい「引用元」を確認したくなり、風と共に去りぬを引っ張り出し、セリフを対比してみたりしてwま、翻訳モノは訳者で違うからあまり意味のない行為かもしれないけれど。 アルジャーノンのドラマはお涙モノなのかあ…映像化は見てないから知らんけど、あれは物凄い「現実っちゃそんなもんよ」だったよなあ… 実験用の犬ってそんなにするんだ!?野良犬とそれ用繁殖犬で、動物愛護観点の扱いが違う事を知らんかった。そーなんだあ。初めて認識した気がする 笑気って普通に気持ちいいらしいよね? と、色々な事に気を散らしながらも、楽しんで読んだ | ||||
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作家縛りはないし、題名だけのギャグでもないので、 芥川症 よりも自由で面白い。 「アルジャーノン」なんてとっても皮肉が効いていて、この人しか書けないものを感じる。 けど翻って、その芥川症を思い出してみると、クモの意図をかろうじて記憶している位。この本も風刺にしろギャグにしろ記憶に響くものはあまり感じられない。暇つぶしのお供位の感じで読むのがいいと思います。 | ||||
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