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老後の資金がありません
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老後の資金がありませんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全157件 121~140 7/8ページ
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おもしろかった。暗い話かと思ったけど、あっかるい話。後味もよかった。 | ||||
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面白く、読みやすかったので、すぐに読み終えました。人生何があるかわからない、でも重い感じではなく、また読み返したくなる本です | ||||
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出版社の商材としては、良い商材の流行小説でした。前半は問題提起を明確にするかの、ヒシヒシと感じる描写とテンポが秀逸とも感じましたが、まるで書き手が変わったかの後半は、現実離れした展開で失望しました。 まるでテレビの連続ドラマの原作狙いかの構成です。 老後資金に関する知識的な側面もほとんどありません。 読後の感想は、娯楽小説を読んだな、でした。 | ||||
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ファイナンシャル・プランナーの資格を持っていますが、面白くて一気に読みました。 主人公の篤子さんは、様々なトラブルに見舞われ、貯金が300万円を切ってしまったと嘆きます。 「50代の夫婦で、それだけしか貯金のない人って、日本人の何割ぐらいいるのだろう。」とのボヤいていましたね。 金融広報中央委員会の調べでは、50代2人以上の家族構成で、貯蓄無し世帯が29.5%! 300万以下が11.4%ですから、合計すれば40.9%の家庭が貯蓄額300万円以下なのです。 それを考えると、あながちこの後藤家が特別なではないように思えますが、やはり何とも波乱含み… 篤子さんは一応の着地点を見つけますが、今後夫婦のどちらかが病に倒れたら、あっという間に破たんに傾いてしまうでしょう。 ですから私は、女性の皆さんに言いたい! 「夫まかせにせず、金融に関しての知識を身につけましょう」 「自分だけのお金を確保しましょう(出来れば65才まで続けられる仕事も)」 篤子さんに起きた出来事は、誰の身にも降りかかることですから。 そして著者には、「やっぱり老後の資金が足りません」というような続編を期待します。 | ||||
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篤子という50歳代の堅実な主婦をヒロイン(?)として、ヒロイン一家に降りかかる様々な予想外の出費の具体例を引き合いに出して、所謂"老後破産"の問題を面白可笑しくも痛切に描いた佳作。ヒロインの年齢設定は作者の実年齢より10歳程度若いので、本作中のエピソードは作者の体験談だと思われるが、それをそのまま体験談あるいはハウツー本とせずに、小説とした事でヒロインの心労が身近なものとして読者の胸に染みて来る。老後は"金"も当然問題だが、"見栄"を中心とした心のあり方(価値観)も重要だというメッセージもストレートに伝わって来た。 物語の開始時点でのヒロイン一家の貯蓄額は1300万円(上でハウツー本ではないと書いたが、このように逐一具体額が明記されるので、勿論、ハウツー本としても参考になる)。次々と降りかかる災厄(だが、現実に起こり得る事)は娘のハデ婚、超高級高齢者施設に入居していた舅の葬儀及び墓石、姑への仕送り、突然のパート解雇、加えて夫のりストラ(退職金もパア~)。この時点での貯蓄残額は300万円で、住宅ローンも後2年残っているので、絶望的状況という他はない。この後、ヒロインは(仕送り困難のため)姑を引き取るのだが、ここからの展開が雑に感じた。 ヒロインと姑が年金詐欺に巻き込まれる等、急にドタバタ調になったり、そのドサクサ(?)に紛れて、夫の再就職先が決まったりと、大円団に向けて話を急ぎ過ぎているという印象が強い。冷静に考えて、夫(57歳)の再就職先での収入と貯蓄額300万円とでヒロイン一家はこの先上手くやって行けるのか ? せっかくここまで、具体的金額(特に、葬儀代の内訳が秀逸)を明記して老後破産の問題を考えて来たのに、こんな短兵急の終盤では竜頭蛇尾の感が否めない。終盤直前までと同様に、具体的金額を明記して、今後のヒロイン一家の"しのぎ方"を描いて欲しかったと思う。 | ||||
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取り越し苦労、思い込み、勘違いに振り回されているようで、それは全て自分に原因がある。ちょっとした事をキッカケに、それらはリアルに動き出し、スリルと共に爽快なエンディングを迎える。 | ||||
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主人公である後藤篤子の家庭では、娘の結婚や舅の葬儀に思いもよらない費用がかかり、1,200万円あった貯蓄は見る見るうちに減ってついには300万円を切ってしまう。姑への生活費の仕送りも続き毎月の家計が苦しい中、篤子と夫はなんと夫婦ともども勤務先をリストラされ、後藤家の家計は老後どころか日々の生活さえも先行きの不安感が漂うこととなる。 お金がないことにどんどん卑屈になっていく篤子、呑気で見栄っ張りな篤子の夫である章がコミカルに描かれている。そして結婚後どうも様子がおかしい娘、姑をめぐる義理の妹との確執、フラワーアレンジメントスクールに通う篤子の友人に起こる悲劇など、さまざまな出来事がテンポよく進んで行く。そんな中、篤子は同居を始めた姑とともに、ちょっとした危ないビジネスを始めるのだが... 金欠に翻弄される主人公の女性をコメディタッチで描いている点がとても痛快で、そこが本書の読みどころである。加えて本書は、「お金の問題」というどこの家庭でも起こりえるテーマを扱っており、私も含め「明日は我が身」と悟る読者も多いだろうから、その意味では万人受けする内容の小説であろう。そして本書から得られる知見とは、人はくだらない見栄を張らなくなるとお金を無駄なく有効に使うことができる、ということなのかもしれない。スカッとする読了感を得られる小説である。 | ||||
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話題になっていた本だったので、購入。 リアリティがあって、他人事ではない深刻さが軽快に描かれていて思わず笑ってしまう。 本に描かれていた家族は定年間近の夫婦と子供2人という核家族。 おそらく、その年代であれば、平均的にどこにでもありそうな家族構成ではないだろうか。 娘の結婚、舅の葬儀、失業と次から次へといろいろなことが起こるが それもあり得る話で主人公と年齢が近い人は、一層他人事には思えないだろう。 葬儀をどうするかという場面では、相場がわからないだけに 葬儀社の言い分に流されてしまって、思いがけないお金を払ってしまうことになるんだろうなと思った。 主人公の篤子さんのバイタリティーも魅力的だ。 小説を読みつつも、現実のことを考えてしまう。 なかなか勉強になる本だった。 | ||||
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前半どんどん落ち込んでDVや小姑の争いで落ち込んで行ったが姑が来てから一転盛り上がる、何しろ登場人物が全員裏表、盛者必衰で面白すぎる。人生を学んだ気がする本でした | ||||
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結婚式に親が金を出すという発想自体が、ない。故に「出そうか出すまいか」を悩むところから分からないし、「出して貰えるもんだ」と思っている娘の心情自体も分からない。自分じゃ金出す気がないのに葬式に注文入れる兄弟姉妹の気持ちも分からないし、その兄弟姉妹の心情を慮って不本意な金を出す気持ちも分からない。 この姑が、娘息子の仕送りあてにして、自分存命の内に2億使い切ったのも良く分からない。←そういうキャラじゃない気がする 9万仕送り続けられるご家庭って、一体どんだけ年収あるんだろう…自分の知らない世界だ。と、心から思った ンでも概ね楽しんで読みました | ||||
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おもしろい! 後半突然ミステリーつぽくなり面食らいましたが、お姑さんのキャラがいいですね! | ||||
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著者の「女たちの避難所」がとても良かったので、この本も読みました。 長年かかって一生懸命貯めた1200万円もの蓄えが、結婚式や葬式と いう一時的なセレモニーのためにいとも簡単に消えてしまうことへの焦 りを、主人公の篤子といっしょに体験しているような気分になりました。 「女たちの避難所」とも通じるようないろいろな立場、考え方の女性が 登場して、その時々で共感したり、疑問に感じたりしながら読み進めて いけます。後半は予想外の展開で、少し違和感もありますが、楽しめます。 ハッピーな読後感があって、ホッとしました。 | ||||
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とても興味深くおもしろかった。どんなことにどれだけお金がかかるかとか かけなくてすむとか。勉強になりました | ||||
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どんな家庭にでも急にお金が必要になることはある。 使い道だったりで、もめることもある。 自分の納得のいく使い方なら値段は高くてもいい。 けどある程度生活レベルの上がった人はその閾値があらかじめ高く設定されていたりもする。 そこを見直す、考え直してみるなど、老後が近くなってきた人にはおすすめである。 | ||||
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ちょうど主人公と同世代です。これから起きそうな問題と切り抜ける術もユーモアとホッとするエピソードが語られていて楽しみました | ||||
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小説とは思わずに購入しました。少しよみましたが、なかなか興味がわきません。時間かあれば読んでみようと思います。 | ||||
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大変面白くてあっと言う間に読みました。主人公の気持ちに大変共感してます。垣谷さんの本を読むのが、今一番の楽しみです。 | ||||
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おもしろいけど、二人のリストラ辺りから、コメディっぽくなってないかな? | ||||
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結局ほとんどの人が老後が不安で物を買わないと思うので、年金問題が解消されないのであれば、「お金が無くても何とかなるよ!」 これが老後の新しい過ごし方。って終わりでも良かったかな。 | ||||
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主人公の篤子さんは50代の主婦。夫の章さんは小規模の建設会社の社員で57歳。 貯金は1000万ほどだが、数年でやってくる定年退職、その1000万円足らずの退職金を楽しみに生きている。 章さんは老舗の和菓子屋の長男だが両親は後継ぎがいないのでとっくに店を畳んで豪華な老人ホームに入っている。 その老人ホームの支払いを毎月篤子さん夫婦は9万円も負担している。 娘が一人、息子が一人。 娘の結婚式に相手のメンツに合わせて500万円ほどかかってしまった。 そこへ舅の死。これも夫の見栄っ張りから200面円ほど払って葬儀費用を負担。貯金は300万円に目減り。 これから働くなくちゃいけないところへ夫婦揃ってリストラを食らう。 さて、どうする。 老人ホームに一人で済むようになった姑を自宅へ引き取ると話は意外な展開に。 ここからはミステリー仕立て。 前半の資金教育小説がなにかアガサ・クリスティの小説を思わせるようなスリラー小説に急展開。 これ以上は書かぬが花だが、最初から身につまされる話で 面白くって一気に読んでしまった。 お金の大切さを教えてくれる娯楽小説一級品でした。 | ||||
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