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死にたがりの君に贈る物語
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死にたがりの君に贈る物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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思いつくまま書き飛ばしたままという感じで、ろくに推敲や段落構成を検討した形跡がない。あまりにも読みにくいので冒頭を少し書き直してみた。 ------------------ 『家族による代筆で、訃報を申し上げます。ミマサカリオリは二十六日の未明に、心不全で息を引き取りました。これまで応援して下さった皆様に、心より感謝致します。本当にありがとうございました。』 ミマサカリオリは三年前にデビューした、年齢も性別も非公表の覆面作家であった。十代二十代の熱狂的なファンを多く持ち、デビュー作の『Swallowtail Waltz』シリーズは、わずか五冊で累計発行部数が四百万部を超えるヒット作品となり、既に実写映画化、ドラマ化、アニメ化を果たしている。 SNSでフォロワー数が三十万人を超える人気小説家だったミマサカリオリの一年振りの投稿は瞬く間に拡散され、わずか一時間でキーワードがトレンド上位を占有した。ミマサカリオリの名前が、世界トレンドランキングにおいて一位となるのは、今回が初めてではない。一年前に発売された第五巻で【ジナ】が死亡しており、その際も死に様について大炎上が起きていた。 【ジナ】はドラマやアニメが放映される度に、トレンドに名前が躍り出るヒロインだった。その彼女がアニメの放映期間中に原作で死亡したのである。作者のSNSにも作品の公式SNSにも批判が殺到し、「もともと彼女はここで死ぬ予定だった」という作者の発言がさらなる物議を醸した。 その後、謝罪会見を余儀なくされたアニメのプロデューサーが、「ヒロインが死亡するとは知らなかった。知っていれば企画は通さなかった」と発言したことで、火に注がれていた油は更にガソリンへと変わった。ミマサカリオリは、作品を認めメディアミックスに尽力した人間をも騙してヒロインを殺した。そう認識されてしまったからだ。 あまりの炎上に、アニメは放映の一時中断という異例の措置が取られ、再開後の最終回放送後には、予告されていた二期の制作中止が発表された。 シリーズは四巻が発売された時点で、全六作になると予告されている。ファンたちは一刻も早い残る最終巻の刊行を望んでいたが、誹謗中傷の的となったミマサカリオリは執筆を中断してしまった。 公式サイトでアナウンスされていた最終巻の発売日予告もいつの間にか消え、作者のSNSも更新が途絶え、その後一年間音沙汰のなかったミマサカリオリが急逝した。 ファンたちは永遠に、物語の結末を読めなくなったのである。 ミマサカリオリの死が報じられた日の翌朝、作品に心酔していた十六歳の少女がベランダから身を投げた。 ------------------ | ||||
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人気作家が亡くなって熱烈な若者ファンが起こす行動という点では確かに青春といなくもないが、青春ものと呼ぶには違和感あった。 ストーリー的には読みやすうし文体的にも分かりやすいが、合う合わないはありそう。 ラストの展開も予想通り。 泣けるかというと全く無理だが好みが合う人には刺さる部分もあるであろう。 ミステリー要素も多少あるし、題材的には多分若い人向け。 | ||||
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TikTokの動画を見て読みました 以下、感想になります ・文章自体は読みやすくて良かったです!最後までノンストップで読めました。 ・ミステリっぽい出だしの内容だったけど誰も死なないしトリックもないので肩透かしでした…あの建物図いらない気がする。 ・ラストが薄く感じました…登場人物の自殺未遂を思い止まらせる根本的解決になっていない気がします。 結論 ハードルを上げすぎないと面白かった!! | ||||
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