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風渡る



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【この小説が収録されている参考書籍】
風渡る (講談社文庫)

風渡るの評価: 3.67/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(3pt)

奇想天外な内容です

本書は、キリシタン・黒田官兵衛と日本人修道士・ジョアンを主人公に、
キリシタンの国を作ろうとした話です。
視点は面白いのですが、「葉室先生どうしたの?」と思うほど奇想天外な内容でした。
風渡る (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:風渡る (講談社文庫)より
4062772507
No.11:
(1pt)

期待を裏切られた

葉室作品は好きでかなり読んでいますが、これは酷いの一言。焦点が定まらず、独自の視点で書こうとしたあまり歴史上の登場人物が軽薄になっている。途中でやめようとしたが、我慢して読み終わって気持ち悪くなった。
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4062772507
No.10:
(4pt)

面白い

登場人物の内面がよく書かれていて興味深く読むことができました。
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4062772507
No.9:
(1pt)

微妙

展開がダラダラしているので読んでいてイライラします。葉室さんの他の作品は好きだったのに残念
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4062772507
No.8:
(5pt)

意外

今までの思い込みが一層された感じです。葉室麟氏の作品は、楽しみに読んでいます。友人たちと貸し借りしながらですが。
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4062772507
No.7:
(1pt)

芝 競

風渡るには
1と2があります
1は既に買い求め読み終えております
2を楽しみに買い求めたのですが
1が送られて来ました
この様な訳でレビュアーは☆ひとつ
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4062772507
No.6:
(5pt)

キリシタン大名が歴史を裏で動かす

織田信長の勃興から秀吉の朝鮮出兵までのスパンに、黒田官兵衛の子息松寿丸(後の初代福岡藩主長政)
を竹中半兵衛が匿ったことと引き替えに、官兵衛は織田信長暗殺をその鬼謀で押し進める。
それは隠れキリシタン大名の官兵衛がキリシタンの世を守るための戦いでもあった。
本能寺の変の裏舞台をキリシタンたちの動向と絡めて描いた力作である。
風渡る (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:風渡る (講談社文庫)より
4062772507
No.5:
(5pt)

過去と未来…日本と世界…考えさせられました。

官兵衛とジョアン、そしてほかの戦国武将たち…それぞれ懸命に生きていたんですね。もし信長が光秀に討たれなければ、今はどんな世界になっていたんだろう。もしかして世界規模でまったく違った世の中になっていたりするかも。想像してドキドキしました。
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No.4:
(5pt)

傑作

戦国の歴史の見方が変わります。どんどん引き込まれます。大河がどう展開するかも楽しみになりました。
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4062772507
No.3:
(5pt)

キリシタン大名

歴史小説は好きなのでたくさん読みました。

キリシタン大名が出てきましたけど、これほど歴史の裏に関係深く書いている小説は始めてでした。

熊本への旅行でキリシタンの足跡を多く目にしてきましたけど、日本の歴史に与えた影響にびっくりしています。
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No.2:
(4pt)

キリシタン黒田官兵衛の一途さ

本能寺の変はなぜ起こったか? その後の歴史は誰がつくったか?
 キリシタン黒田官兵衛と宣教師、日本人修道士ジョアン、キリシタン大名等、歴史をつくる登場人物には事欠かない。
 まず何よりも、キリシタンとしての黒田官兵衛を描いているところが面白い。信とは何か? 裏切った者とは結局誰なのか? キリシタンのみならず、人々の、その信仰が、日本の進路に深く大きな影響を与える。また、己の父親を探し求めるジョアンもいる。全篇に、多くの問いが乱舞する。
 信長、秀吉、光秀等のおなじみの人々も登場するが、興味深いのは、キリシタン大名、中でも大友宗麟を中心とする九州の状況である。日本史上で一向宗の加賀国など、宗教王国の例がないわけではない。もし、九州にキリシタンの国ができていたら、と考えると、当時の世界情勢と考え合わせて、大いに想像力を刺激するものがある。
 本能寺の変の驚くべき経緯が徐々に明らかにされた後でも、さらに、明らかにされるものがある。キリシタンであるということが、最後の最後まで官兵衛を駆り立てていく。
 読後、いちずに生きた人々の思いが残る。大いに元気づけられる本である。
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No.1:
(5pt)

鬼謀の人のもう一つの顔とは?!

黒田官兵衛は、戦国時代を舞台にした小説にたびたび登場してきましたが

その多くは、本能寺の変の直後、豊臣秀吉に向かい

「これであなたの天下が来ますね」

と進言する「行き過ぎた才気」、「鬼謀」を強調するものでした

しかし本書では、官兵衛のそうした側面は息を潜め

真摯に信仰に向かう、知的で理想主義的な人物として描かれます。

本作で、「鬼謀の人」の役割を与えられるのは

むしろ、清廉な軍師とのイメージが強かった竹中半兵衛。

官兵衛を壮大な深謀遠慮の渦に巻き込む半兵衛の智謀と

彼を突き動かす士(もののふ)の意地

従来の彼のイメージを覆す彼の姿に、官兵衛は〈悪魔〉の影すら見ます。

そして、この〈悪魔〉の姿は

商人や、南蛮諸国の思惑、さらにはキリシタンの中にすら現れ

時代を破滅的に動かしていきます。

こうした様々な人物が抱える業の描き方は

本書を〈単なる史実を追った話〉以上のものにしているように感じます。

また本書で、は

内藤ジョアンや清原枝賢など、脇役を固める登場人物のセレクトもかなり渋いほか

要所では宣教師の奏でる南蛮音楽が効果的に用いられるなど、

面白みのある趣向も凝らされています。

ありきたりな時代小説に飽きてしまった方に

ぜひ読んでいただきたい作品です。
風渡る (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:風渡る (講談社文庫)より
4062772507

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