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実朝の首
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実朝の首の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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葉室さんの作品のなかでは読み進めづらく、意外にそこまで面白くなかった。 史実にあわせた作者の創作だが、舞台スケールや人物像、空間的時間描写などちぐはぐに感じた。 | ||||
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内容がすこしちがう | ||||
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大河ドラマを見て歴史小説など好きで読んでいるのですが、鎌倉幕府のことはみな殺されてしまい暗いイメージで今までほとんど読んでいませんでしたが、テレビの影響で興味が出て何冊か読みましたが謎が多い実朝の首読んでいくうちにいろいろな人間関係などとても面白く読みました。 | ||||
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出だしはよかった。しかし、黒幕の後鳥羽上皇が卓越した人物である、はずなのにその描写がほとんどなく、承久の乱はあっさり終わってしまう。作者が途中でつかれてしまったのか。 | ||||
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本書の冒頭は時代小説故の背景、血統・家系説明から入り、読みにくいがすぐに本筋に入り込んでいけます。ちょうど大河で『鎌倉殿の13人』を放送中の事もあり登場人物のイメージを重ねてしまいます。北条義時に関しては大河では小栗旬さんの甘いマスクに情が入りますがやはり義時が源氏の血筋を根絶やしにしようとした過程でこの人物は好きになれません。歴史小説故に吾妻鏡等の史実に則りながらも史実上でも明らかにされていない実朝の首の行方等、謎の部分を埋め戦国時代以降の武士道が確立していなかったであろう武家社会の始まりの時代に暗躍する後鳥羽上皇、和田朝盛、北条政子等の深層心理を史実顛末に結び付ける葉室文学の面白さが際立ちます。 | ||||
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最後に小説タイトルの重みがズシリとくる、そういう読後感でした。 太宰治の小説『右大臣実朝』のなかの実朝のセリフ「アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ」を思い出しました。首だけになっても達観しているような実朝の姿です。 | ||||
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人物像が魅力的 | ||||
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何気なく、無趣味で承久の乱を初歩的に勉強していたところ、たまたま当該図書と出会うこととなり買って読んでみました。正直それ程感銘に残るような作品では無いであろうと思っていましたが、著者の作品「蜩の記」をかなり以前読んで、その構成力に強い気持ちのうずきを感じましたので、さてどうかな、と言う結果としては大変ご無礼な態度で読み始めましたが、時代時代と共に変わりゆく人の無情な心情に痛く心をつかまれた思いでした。読後感は至って 清々しく迎える事が出来ました。その感謝のみです。 | ||||
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登場人物が多く、読みにくい。 | ||||
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なんというか、源平合戦から鎌倉幕府あたりの話は頼朝や義経の話で知ってましたが、源三代将軍あたりはあまり小説で語られていないのでわかりやすかったです サスペンス性があるのに圧巻 | ||||
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葉室麟さんの小説は、状況が目に浮かび、タイムトリップさせてくれるのが好きです。でも、この作品はちょっと読みにくかった。展開にわざとらしさを少し感じました。 | ||||
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小説として面白かったです。 | ||||
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実朝の首塚がある秦野市にある理由を描いている非常に良い作品です。 | ||||
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時代背景に明るくないため人間関係などが掴めないところがあったが、それなりに楽しめた。歴史上の人物は過去ではあるものの私たちと同じ血肉の通った人間であり、色々なものを抱えて生きていたのだと感じる。 | ||||
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平安末期から鎌倉前期の話って、わかりにくいですよね。特にわからないのが、北条氏が源将軍家を根絶やしにしちゃったと思えるところ。源家にかわって将軍の地位を乗っ取るのならともかく、源の家と関係のない親王を将軍にしようとして、結果として公家を将軍にすえて幕府を続けちゃった事です。 みんなそれで良かったのか? すくなくとも、子供や孫を殺された形になった北条政子はそれで良かったのか? まったくわかりません。しかもその過程で、北条家内で親子の権力争いとかまであって、政子、何を考えていたのか。 このお話、源将軍家が根絶やしになるその日、実朝暗殺の日から始まります。ある意味源実朝が主役のお話なのですが、もちろん彼は最初から最後まで死んでいる。首と胴体は離れています。 その中で、「誰が?」「なぜ?」というミステリ的な興味と、これからどうなるのかとはらはらする政治的な駆け引き、結果として、今までわからなかった公家将軍の誕生の理由もわかるという、大変に面白いお話になっています。 そうだったのか? そうだったのかも! という驚きに満ちた娯楽作品です。 | ||||
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筆者の魅力は、歴史的な事実とフィクション、それらが入り混じって痛快なストーリーを展開するというところにある。読んでいる間の感動だけでなく、読み終わった後の後味の良さ、それらが一体となり、また彼の作品を読みたくなる。 | ||||
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面白いです。源実朝が鶴岡八幡宮の大銀杏のある階段付近で甥の公暁に殺害された時点からの人々の動き、承久の変なども絡めた展開ですが、視点が新鮮で、一気に読み終わりました。 | ||||
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この時代の歴史作品は、登場人物にあまり馴染みがないのか、自分はなかなか、感情移入できなかった、著者の作品のなかではいまいち。 | ||||
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本小説の構想は、葉室氏が「吾妻鏡」を読み、 暗殺され奪われた実朝の首が見つかった記述が無いことと、 実朝暗殺の二日前に怪異譚を載せていることの意図を考えたところから、始まったそうです。 また、愚管抄の「女人入眼」も、本小説の中心にあります。 話は、いきなり実朝が暗殺され、その首が行方知れずとなるところから始まります。 政子、北条義時や三浦義村の思惑、将軍職を狙うもの、北条氏や三浦氏に怨みを抱くもの、 後鳥羽上皇の倒幕計画など、実に興味深い内容で、葉室氏の視点に驚かされました。 「刀伊入寇」で初めて葉室氏の著作を読み、素晴らしい作家に出会えたと感じましたが、 本作を読み、改めて葉室作品の素晴らしさを確信しました。 本書の説が、史書に載らない真実かも知れません。 | ||||
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鎌倉時代、様々な伏線があり、なかなか読み応えのある歴史小説です。 | ||||
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