■スポンサードリンク
幸村を討て
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
幸村を討ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時は戦国時代。豊臣秀吉が死に、秀頼が後継ぎになっている。この時代を、徳川家康の視点で描いている。 19歳になった秀頼と会った家康は、その成長ぶりに脅威を感じる。そして、秀頼を倒そうとして、知将、本多正信に相談する。正信は、豊臣の家臣を減らして秀頼の力を削るべきだと言う。 その後、豊臣に縁の深い武将が3人、相次いで亡くなった。一番大きかったのは、加藤清正の死である。殺されたのではなく、病気で死んだのだが、家康にとっては都合が良かった。 浪人を集めて秀頼と戦うという流れになるのだが、家康が最も恐れていたのは真田昌幸である。小大名ではあるが、家康は昌幸をよく知っていた。 以前昌幸と戦をして勝っており、昌幸とその次男を紀州九度山に幽閉することになった。 その後、昌幸は病死していたが、その次男はまだ生きている。もうお分かりだろうが、この次男が真田信繁(のちの幸村)である。 正信によれば、大したことのない男だということだったので家康も気にしなかったが、その幸村は豊臣方についた。 しかし、その幸村が思った以上に大活躍する。家康の前に幸村が立ちはだかるのである。 その後の章では、豊臣方の織田有楽斎(うらくさい)の立場で真田の姿が描写される。 そして、史実とは全く違った裏の世界も明らかになる。もちろんフィクションなのだが、忍びも暗躍して、裏の歴史も含めた物語が展開する。勝つ者だけでなく、敗れる者にも矜持があり、ドラマを感じさせる。真田昌幸、幸村がもっと早く生まれていれば、大武将になっていただろう。そんなことを思わせる小説だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
徳川家康が探偵として、目撃者の武将達から情報を集めて、犯人である真田信之・幸村の企みを暴いていくという構成が新鮮でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!