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奏鳴曲 北里と鷗外
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奏鳴曲 北里と鷗外の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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もともと基本的に自分は北里派 ついでに舞姫読むとムカつく派 という前提アリとして どういうキャラ付けで書いてくのかと楽しみだった 北里はまあまあ他書にもあるイメージ通りで 森が陰の方向にイヤなヤツになってて、あからさまに堂々と小ずるい手を弄するタイプだと認識してたからそこが新鮮だった なにをするにしても結局政治からは逃れられず、そこをうまく調整しないと 正しい事もやりたい事も通らないというのはすんなり理解しやすかった …脚気はねえ… 自説がどうしても曲げられないとしても利便性の声が上がった時に なぜそれに乗っかれなかったのかと。ホントは米食推奨だけど利便上やむなく麦食にするとか なんとでも取り繕いの言い訳は出来ただろうに。発症者へらせばむしろうやむやに出来ただろうと オリザニンの時に理屈は分からずとも治るということをなんで認められなかったのかと ああ勿体ない きっと調べ続ければ理屈は後からついてくるよがどうして出来なかったんだろう …こういう前例踏襲しての「いま」なんだろうが… 海堂氏の小説は全般面白くて好きなんだけど、女がいつもステレオタイプ過ぎててそこは多少興を削ぐ 女を都合よく扱い過ぎ。夢見すぎ 己らは点の恋情しかないものを、相手は線の恋情を抱き続けてくれるなどと甘い事考えてんじゃねえ 遊び散らすんなら別離の時にスパーんと一生分の生活費くらいのまとまったもの渡してから夢をみろ その点石黒の方がはるかにマシだ と、そこは力説したい 楽しく読みました | ||||
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