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倒産続きの彼女
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倒産続きの彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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前作のヒロイン剣持と新たに登場した後輩=美馬コンビが挑む謎の倒産事件。 今回は美馬の一人称にして剣持を描くことになり、これはこれで新鮮で面白い。 話自体は掴みは十分に興味深いし、展開もリアルではあるのだが、ラストは少し消化不良で、まだこのネタは続きそう。 軽く読めるがキャラはしっかり立っていて、作者のストーリーテラーとしての才能は間違いない。 今後が楽しみ。 | ||||
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月9ドラマの予習のつもりで読みました。お金にならないことはしない→必要ならお金にならなくてもするに成長しましたね。これをドラマ化するなら玉子はどの女優さんがいいかな? | ||||
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個人的には前作より面白かった! 読みやすくてスピーディで、なによりキャラクターたちに愛着が湧きました。また前作では読者と同じ目線だった剣持先生を、外から見ることであらためて良さが見えてきたり。 ラストのオチも、今後に繋がるなら不自然とは思えず楽しみが増します。 覚悟をきめて本音と演技を操れるようになった玉子先生の、今後の活躍も見たいです! | ||||
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元彼の遺言状に続いて読みました。 剣持麗子のキャラクターに負けず、美馬玉子のぶりっこキャラもいい味を出していました。最後に悪役との対決が済んでないのは、また続編があるのかな? | ||||
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順番が逆になりました | ||||
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大筋もテーマもそれなりに面白いのに、殺人、殺人未遂、自殺が多すぎる。 殺人は節約しないとストーリーが薄くなる。 ミステリー/犯罪系小説作法の基本。 | ||||
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元彼の遺言状もよかったです。 | ||||
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新川さんだったので買いました。法律関係の言葉もありますが気にならず一気に読めました。お気に入りの作家さんです | ||||
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元カレの遺言書を読んでからのこちらの作品でした。続きではないのですが、この順番で読んで良かったと思いました。誰なの?何が原因なの???ってとっても面白く読み進めました。最後の最後に主人公のご両親も犠牲者だったってこと。すごいお話の組み立て方だととっても感心しました。 また関連したお話があったら、ぜひ読みたいです。 | ||||
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前作も面白かったけど、登場人物の相関が複雑なのと、人物のハイライトの塩梅・案分がこなれていなくて読みづらい、と思っていました。 今回は伏線を壊さず、でもメリハリついて、さらに解説の図なども入って読みやすくなった分、ストーリーの面白さが立ち上がってきたと思います。 合コンがどうとか、女の価値がどうとかは、あえてのつもりのステレオタイプなプロットなのでしょうけれど、今どきそんなものに縛られてる女性、言うほどほんとにいるかな、そういう話は世間に出尽くしてるのにと思っていたらそこもまあまあ回収されていたし。 今後、山田川村・津々井弁護士事務所を舞台にいろんなキャラでシリーズ化もあるんだろうなと思うととっても楽しみですが、「女性のステレオタイプ思考」はほどほどにしていただきたいとも思います。そこだけ陳腐で、読んでて醒めます。 | ||||
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前作が面白かったので読みましたが、前作では突飛と思えるような設定がそれなりに納得できるしキャラが立っていて良かったのですが、本作ではせっかくの剣持先生も主人公も活かしきれていないような印象です。 シリーズとして継続の可能性も考えての設定かと思いますが、新たな設定が何というか安易~な感じです。 重い題材を扱っているのに、思いがけなく軽くなってしまったかな、と個人的には残念でした。 | ||||
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賞を受賞した本も買って読んだのですが、こちらの方が入りやすかったです。面白かった。もう一度受賞作も読んでみます | ||||
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文章非常に読みやすく、まるで映画を観ているような感覚で読むことができます。新川先生の前作もワクワクするような展開でしたが、本作品もミステリーにミステリーが重なり、ページを進めることが楽しみになりました。登場人物像も、周りにいるような共感できる人物が多かったのもオススメしたい要因です。 | ||||
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前作の「元彼の遺言状」から、また一層面白くなっていて、驚いた。いかにもテレビドラマや映画にもなりそうな内容とキャスト。ミステリーだから、最後がすでにわかっているところは、映像にしたら残念ですが。 | ||||
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うん。2作目としては上々の出来だと思う 軽快でスピード感あるし。終盤というかクライマックスというか謎解きが少々雑?と思わんでもないが、これは多分シリーズとして3作にも繋げる予定なんだろう 手法が迂遠すぎるのと、悪の組織がいちいち大昔のひとつひとつの事案きっちり覚えてるのか?って律義なトコに苦笑してみた ちょっとした無理くりはあるけれど、軽快さでカバーしてると思う 概ね楽しく読みました | ||||
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『倒産続きの彼女』です。黄色い表紙 この作品は、赤い表紙の『元彼の遺言状』の主人公が違う続編のようですが、前作を読んでいなくても問題なく読めます。 冒頭は合コンシーンで、「なんじゃこりゃ?」という感じだったのですが、事件が始まってからは面白くなりました。連続殺『人』事件なんだけど、ただの人じゃなくて、おお、その発想は無かったわ。 主人公は弁護士事務所で働く弁護士。法廷で「異議あり」とか言っているだけが弁護士じゃなく、企業の諸々の相談を受け付けて足で仕事をする弁護士だって弁護士だぞなあという、俗に言うお仕事小説だ。でもちゃんと最初に異議ありシーンもあったしサービスいいですね。 行った先々で会社が潰れているという怪しい彼女が登場し、そこから足で調べていくうちに本当に殺人事件も起こっちゃったりしてと、めまぐるしく状況が動くけど、謎自体がそんなに小難しくないので読者にも状況がちゃんと理解できて、面白い。あ、でもそれって、作中に簡易年表などが出てきて情報をきちんと整理しているからだったか。 まあ確かに刃物周りはご都合主義かなとも思ったけど、これくらいのご都合は本格ミステリにもあるので許容範囲かと。また、主人公達が主体的に犯人捜しや謎解きをするわけではないため、ミステリとしては物足りなさを感じる部分は無いでもない。でもよくよく考えたら、犯人捜しは警察の仕事であり、主人公たちは弁護士であって警察じゃないから、あくまでも弁護士としての仕事の範囲で調査をしてその中で事件に遭遇している形なので、ミステリとしてそこに文句付けてもしょうがない。お仕事小説として楽しむことができればそれでいいんだと思います。 お仕事小説が面白いかどうかは、やはりキャラの魅力によると思う。 主人公の玉子、最初に出てきた時は弁護士なのに自己肯定感低いとかどうなのよー、という感じだったのですが、家庭環境だけでなく身近に剣持先生のようなキラキラしたスゴい人がいたら、そらー自分がしょぼく思ってしまうのも仕方ないかも。 で、この作品、玉子と剣持先生のバディものでもあるんだろうなと思いました。玉子から見た剣持先生への苦手感が、作品を通じて変化していくところも見どころだった。最後に玉子が誤りそうになったところを剣持先生が体を張って救うところも胸熱だった。 最後まで読んで分かったのが、タイトルは最初に出てくるいかにも怪しい彼女のことだけではなく、もう一人の彼女のことも言っていたんだ。そしてその彼女が倒産を阻止する流れが感慨深い。 総評としては面白かった。本格とか謎解きを求める人には物足りないかもだけど、お仕事小説、キャラ小説としての面白さで十分に満足させてもらいました。これ著者サイン本をいただいたのですが、もらってラッキーでした。★5 | ||||
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『元彼の遺言状』で活躍した剣持麗子はわがままで強気な性格の上にかなり自信家、金にこだわる弁護士。その本音が炸裂するのが楽しかった。今回は脇役になって登場。同じ事務所の1年後輩の美馬玉子が主人公。ぶりっ子な、カマトトぶり。おばあちゃんと二人暮らし。何と言っても80歳を超えたシマばあちゃんが、シニア婚活で結婚する宣言をするというのにのけぞる玉子。玉子は、合コンに行ってもなかなか相手が見つからない。玉子が本音を言ったりするが、やはり剣持麗子の本音の方が楽しい。 「近藤まりあを知ってますか。彼女が転職するたびに、会社が潰れるんです。彼女が過去に勤務した3社は、すべて倒産しています。こんな偶然ってあります」という内部告発の手紙で、法律事務所の玉子と剣持麗子が調査する。その3社に関わっていた人と共通項を探す。 醜いアヒルの法則を持ち出して、何が共通しているのか?フェイントがあり、隠された過去があり、さらには、その会社の部門を引き取っていく会社がある。事もあろうに、引き取った会社の社長が部門を引き取った社長が。 様々な伏線が一つの流れとなって、会社を倒産させる犯人を追い詰めて行くのだが、なんとその仕掛けが都市伝説とは。結局、作者は落としどころがなく、都市伝説に救いを求めた。 ふーむ。結局 策士は、溺れて沈没した。玉子じゃ、センターは無理だ。剣持麗子をセンターにしろ。 | ||||
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前作の剣持の嫌味さが、気に入り、期待して購入したのだが、、、、、、。 今回の主人公の玉子の設定もいいんだが。 しっかり練り上げられているとは、残念ながら思えなかった。 次作は、ぜひ、美法ちゃんに期待したい。 | ||||
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前作と違い、今作の主人公は非常に感情移入しやすい人物でした。家族との向き合い方、仕事との向き合い方について一緒に悩み、考え、感情を動かして読みました。面白かったです。 | ||||
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大ヒット作に続く第2作というのは一般に凡作に終わってしまうことが多いのですが、この作品はよく書かれています。作品前半にいろいろな種が撒かれ、物語の複線・複々線まで含めて、終盤に向かって一気に解決に向かうよく練り込まれた構成が見事です。ミステリーというよりハードボイルドを読んでいる感覚でしょうか。今回主人公を務める玉子の人間もよく描かれています。最近文句を付けたくなるミステリーが多い中、久方ぶりのヒットだと思います。是非ご一読を。 | ||||
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