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神よ憐れみたまえ
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神よ憐れみたまえの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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広告の内容と異なる。普通の推理小説。聖書とも無関係。時代背景も単なる付け足し。取り寄せてまで読む必要はなかった! | ||||
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全てが中途半端な感じがする。 | ||||
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朗読するには難しいと思いましたが挑戦してみます。 | ||||
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評価が高いが、冒頭近くに出てくる蛇殺しの描写がどうにも グロテスクで受け入れられませんでした。 芸術(文学)は比喩・暗喩などをたくさん使ってこそ優れたものに なるので、これでもかとリアルな描写をするのは違うと思う。 絵画で言うと写真を元にした「超細密描写」ほど芸術性が低くなってしまうのと 似ていると思う。 テレビのサスペンスドラマで犯人が長々と刑事の前で「なぜ私は人を殺したか」 「わたしはどんなに辛かったか」を 説明するものが多いが、もうああなったら娯楽ではあっても芸術とは言い難い。 さらに例に挙げれば、星の王子さまの最後は王子様がゆっくりと砂漠に倒れていって、 それは王子様の肉体的な死を意味しているのだが、 サン=テグジュペリは中間部の蛇の「遠くに連れて行ってやる」という 言葉で王子様の未来を暗示(伏線に)していた。 そして「足元に蛇がいた」というだけで噛む描写さえしていない。 さらに更に、、王子様の体はそんなに重くなかったのです、という 表現で、限りなく悲劇を和らげて表現している。 そうすると子供が読んだ場合は「王子様は無事に星に帰れたね」と思い、 大人は真実を感じ取って泣くのです。 | ||||
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文章力はさすがだと思いました。ただ、殺人を扱っていて刑事を登場させているのに、描き方が中途半端な感じがしました。テ―マが全編を通して性を扱うのであれば、無理に殺人に持っていかなくても良かったのではないかとも・・・ | ||||
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さすが、小池真理子、本物です。555ページあたりから胸に迫って…涙がじわじわ,恩師との再会シーンからもう止まらなくなりました。1954年生まれの私と主人公とほぼ重なり合います。 最後の恐竜の話しは冒頭と重なり、左千夫へのレクイエムなのかなぁー これが限度なのでしょうが…彼には哀れと言う気持がどうしてもおこってしまいます。 | ||||
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マタイ受難曲第39曲のアリアの切ない響きが、主人公の受難の人生と重なりました。犯人に復讐する事も、まして許す事など出来ない。しかし、物事を忘れざるおえない身体的状況になっても、生き抜こうとする主人公の生き様に最後は救いがあったと思いました。 | ||||
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これまで作者の手になる大河小説のうち胸に残っている作品を思い浮かべてみる。『望みは何と訊かれたら』『冬の伽藍』『無花果の森』『モンローが死んだ日』……そのラインナップに本作を加えることに躊躇はない。同世代ならではの時代感覚も死生観も深く共感できる。念のために言っておきますが、これはミステリーではありません。それにしても、本旨とは関係ないものの、頻出する誤字が気になる。「悟る」ではなく「覚る」、「見はる」ではなく「瞠る」。新潮社の校閲担当者は指摘しないのだろうか。指摘したものの著者に拒否されたのだろうか。わざわざ「独壇場」を本来の用語である「独擅場」と表記し念入りにルビまで振っているほどなのに。 | ||||
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クッション袋郵送出来ましたが、4分の1ほど本にプラスティック袋の入っているだけで、その袋の粘着テープガ袋にくっつき 本を袋がら取り出すのは、大変でした。 安くない本なので、もう少し梱包気を付けていただきたいです。 星の数は梱包状態です」。 | ||||
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著者の小説は初めて読みましたが、長編小説を最後まで読ませる筆力や描写力は素晴らしいと思いましたが、ストーリーにはあまり惹かれず、終章でやっとピントが合った気がしました。 先月まで新聞の土曜版に連載されていたエッセイを興味深く楽しみに読んでいたので、その著者畢生の書下ろしとなればどんな大作かと期待が膨らんでいました。 美貌ゆえに翻弄される人生というのに目新しさは無く、主人公が10代、20代と成長していく姿とその周辺の物語もややありきたりなところを読み抜いて、やっと終章で晩年の主人公の独白にたどり着きましたが、残りのページ数はわずかでした。 半生記というには、20代前半までにほとんどの紙幅が割かれ、それ以降は終章で駆け足に語られたことに物足りなさを感じました。 個人的には、新聞のエッセイのような人生終盤での心象風景をもっと読みたかったと思います。 また次回作に期待しています。 | ||||
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とても期待して読みだしてミステリーとは思っていなかったので、少し戸惑いましたが、ストーリーが面白くひきこまれて一気によみました。 後半、犯人が分かったあたりから少し回りくどくなったので、だれてきた。 特に最後のヒロインの心の述懐はくどくどとしつっこく感じ、あまり共感できずによんだ。そこが作者の最も言いたかったところだろうが、どうもしっくりこず、残念です。もっと違う展開だったら良かった。 読み終わり、腰砕け感が残った。 | ||||
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幼少期から晩年にかけての1人の女性の生き様が詳しく無駄なく描かれています。 登場人物もさほど多くないし、都度事件が起ころうにもごく自然な流れで溶け込んでいるので物語として作られているような違和感はありません。 サスペンス要素は無いですね。犯人も丸わかりですし、その一件も最終的には終章では触れられません。 終わり方も良くも悪くもパタンと本が綴じられるように突然のジ・エンドです。プツリと切れる。 でも小池真理子だからそれも許される。老いてくことの細やかな恐怖やそれを自力で阻止しようと貫く姿勢、周囲から注がれる隠そうにも隠せない憐れみの眼差しなど。人間の真の姿を描かせたら右に出る者がいないとはまさにこの事。 | ||||
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