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野良犬の値段



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【この小説が収録されている参考書籍】
野良犬の値段

野良犬の値段の評価: 4.53/5点 レビュー 191件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(3pt)

最初から結末が読めていたので驚かなかった。

ホームレス達が人質になり金を払わないと一人ずつ殺害されていくというストーリー。最初からホームレス達の自作自演の事件ではないかと予感していたがやはり最後までその展開でした。途中で金を払わなくて死体が送られてくるがそれは末期癌で余命宣告を受けていたホームレスでした。話を引き延ばす為にツイッターに投稿話などあり全体で478ページありました。身代金を要求されたのが新聞社やテレビ局など。最初から展開が読めたのでもう少し違うオチのほうが面白味があったのでないでしょうか。
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No.10:
(3pt)

徐々に…

全体的にみると、面白かったが、最初の盛り上がりが強く、尻すぼみって感じになってしまった。
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No.9:
(3pt)

「6人の浮浪者たちの身代金誘拐」、面白そうで興味をそそる

あれ?、百田尚樹って引退したんじゃなかったの?
前々から彼の作品は色々と読んで来ました。たまたま、この作品をアマゾンサイトで見掛けたので購入しました。
6人の浮浪者たちが「身代金誘拐」を企てたストーリーとなっているところが面白そうで興味をそそる。確かに、所々面白い場面もあるが、もう少し一捻りが欲しかった。
全体を通してはまあまあで合格点は上げたいが、さらにプラスαがあれば良かったと思う。その点で1つ下げて「⭐️⭐️⭐️」とした。
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No.8:
(3pt)

観点が面白い

複数のホームレスを誘拐して身代金を要求するが、犯人は身代金を受けとれるのか。また、誘拐は通常は子供が多く身代金は親が払うが、新聞社やテレビ局が身代金のターゲットに。劇場型誘拐に際して、世論はどちら側を支援するのか、やり取りが興味深い。出てくる会社や人物を風刺している所も興味深い。
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No.7:
(3pt)

中盤までは

中盤まで面白かったのに犯人像が意外にショボくてガッカリ感が拭えない。
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No.6:
(3pt)

"弱者の視座からの社会正義"というテーマは悪くないものの、ミステリ的工夫が工夫として成立しておらず、「竜頭蛇尾」の感が否めない凡作

誘拐した人間を使って"実験"をすると公言した上、誘拐した人物達と称する6名のホームレス風の男性の写真を公開した「誘拐サイト」が起こす波乱を通して、経済格差を初めとする社会における様々な不公平さを糺す社会正義を訴えた作品。この「誘拐サイト」の第一発見者となった事でフォロワー数が急増して全能感を持つ様になった青年が登場したり、メディアや警察が浮足立ったりした時にはネット・SNS批判の意匠かと思ったし、「誘拐サイト」の主宰者が4つのメディアを指名して身代金を要求した辺りではサスペンス小説なのかとも思ったが、「野良犬の値段」という表題を鑑みた時に、やはり、"弱者の視座からの社会正義"が主題なのだろうと思い至った。その意味においては、高村薫氏「レディ・ジョーカー」と意匠が似ている。また、ホームレス風の6名の男性自身が「誘拐サイト」の主宰者だろうとの予測も早い段階で付いた。

この予測が付いてさえいれば、後は単なる茶番劇。日頃、口先だけの社会正義を標榜するメディアへの風刺、ホームレスへと転落した人々の悲哀などは良く描かれてはいるものの、(高村氏程の力量は望むべくも無いが)硬派の作者の作品としてはミステリとして浅薄過ぎて、お涙頂戴を狙ったモノとしか映らなかった。ミステリ・タッチにせずに、何時もの直球勝負の方が作者らしくて遥かに良かったのではないか。

"弱者の視座からの社会正義"というテーマは悪くないものの、ミステリ的工夫が工夫として成立しておらず、「竜頭蛇尾」の感が否めない凡作だと思った。
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No.5:
(3pt)

買わない

評判が高かったので、読みました。この本が売れるとは思えなかった。私には面白くありませんでした。確かに読むと次が気になります。でもそれだけで、味がない色褪せた印象です。魅力が無かった。ワクワクさせるものが欠けていました。
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No.4:
(3pt)

面白かった。でもこれはミステリーかな?

新幹線の往復で読みました。面白かったですが、推理小説と言うよりも娯楽小説のジャンルの方がいいような気もします。
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No.3:
(3pt)

ミステリ初心者にはいいかもしれないが

結論から書くと、「特別おもしろいという事はない」となる。
これを「止まらず一気に読みました」なんて人は普段よっぽどミステリー小説を読んでないんだろうなと。
まず読者を驚かす展開がない。最初から最後まで予定調和で、「お、これは犯人を追い詰めるか?」と思ってもすぐにまるで後釣り宣言か後出しジャンケンのように「読み通りだ」とガリレオも真っ青の天才的な読みをする犯人。
グループの誰一人として一度も些細なミスの一つも犯さず、まるで超能力者のように読みは完璧で常に全てが警察を上回る完全無欠の犯人たち。
そんな犯人グループは最後までまったく危機に陥らないのでハラハラドキドキは皆無だ。
中盤くらいまでは「この先どうなるんだろう?何が起こるんだろう?」と思って読んでいたが、終盤になるにつれ退屈さが上回ってくる。そして最後まで「そうきたか!」などという事は一切なく読了。
良質なミステリーを読み終えた後の心地よい疲労感とか名残惜しさとかそういう感情とは無縁の本でした。
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No.2:
(3pt)

一気に読めるが・・・

始めは引き込まれたんだが、人物たちのセリフが同じ人が喋っているような錯覚を受けた。
警察、ジャーナリスト、テレビ局・・・
個性的な味のある役者たちを期待してしまうから、そこは昭和の作家たちのミステリーと比べてしまう。
しかし、よく考えたら、そこを詰めてしまうと、足が付いたり、余計な展開になり易くなってしまうから、
そこの味付けはわざとあっさりとしたのかと推測した。
(しかし、老練の刑事くらいそこをもう少しなんとかならなかったかという思いはある)

プロットは良いと思うんだが、
なんとなく、真面目にやり過ぎたか、もう少し意外性といおうか、やはり人物たちの振る舞いや
勢い、人情味をどうしても期待してしまうのだ。
庶民的な心の動きや街の装い、色味なんかがちょっと足りない印象であり、
『野良犬の値段』という世界から連想される物語の厚み、肉付けがどうしても落ちる。
これも考えると、今のSNSなどのあっさりとした関係性や素早く情報が駆け巡るご時世では仕方がないのか。
推理小説も現代において「誘拐」をテーマにすると、ディテールや社会そのものの動かし方が難しくなるようである。

最後のエピローグも大作のわりにはやや落ちる。
惜しい。
全体的に百田尚樹本人の姿が何度か浮上してくるので、読み進める上でそこは影のストレスとなってしまっている。そこもハンデがある。
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No.1:
(3pt)

後半やや失速気味かな。

前半は文句無しに面白い。登場人物が次から次へと出てくるけどいちいち人となりを気にしなくても読み進められる程の出来栄え。しかし後半の展開がややまどろこしい(新聞社もテレビ局も自衛しか考えてない。警察は無能すぎ)。エピローグで明かされる真実もまぁ推測がつく。あと気になるのは犯人の家族が前章で出てきたきり出てこない事と、犯人達の頭がキレキレな所w なかなか味のある刑事も登場したし場面の切り替えもテンポ早いから退屈な所はあまり無いけど、後半、新聞社とテレビ局の作戦会議的なシーンは似たような感じが続いて読むのが面倒でした。
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