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後宮の検屍女官
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後宮の検屍女官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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キャラもトリックも既存の作品とほぼほぼ一緒だったので、元ネタを読めば十分かな…と思いましたが、表紙がとても素敵です!! | ||||
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設定が「薬屋のひとりごと」の丸パクリな上に、江戸川乱歩のトリックの流用。 もうすこし捻りを入れてオリジナリティを出していたら気づかれなかったと思います。 これを読んで面白いと感じたのであればそれはすでに完成された作品をトレースして二次創作したようなものだから。「薬屋~」の数字が見込めると思って受賞させたのならもうこの出版社はだめですね。 作者本人も読者のまっとうな指摘にカクヨムでイキリ散らしている始末なので、プロとしての資質も0。 審査員の下調べがよくできているみたいなコメントは遠回しの皮肉なのでは? 申し訳ないが角川ビーンズで培った経験はどこに活きているのだろうか。 男女のうっすらとした恋愛の駆け引きなら中華ではなくても良かったと思います。 2巻が出るようだが所詮はコピーが売れて数字が出れば良い業界なのだろう。 イラストは綺麗。コミカライズに期待。 | ||||
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後宮モノがどんどん出てくる昨今。私がシリーズで読んでいる幾作品はとても面白く、次なる作品を探していました。「検屍」というインパクトあるタイトルに惹かれてつい購入してみましたが、これもなかなか面白かった!一見「腐女子」的な女官・桃花と一癖も二癖もありそうな美しき宦官・延明。後宮内の陰謀や嫉妬によって弑された人間の遺体。桃花の卓抜した「検死術」をもって、捜査依頼者の延明とその「死因」を追究していくことで「死の真相」が明らかになっていきます。桃花も延明も、重い過去があり、その二人の葛藤が通奏低音のように響き合いますが、この二人が将来どうなるのかも気になります。この作品はまだ1巻しか出ていないようだすが、続きは出るのでしょうか。出てほしいと切に願うひとりです。なんだかんだ言って、後宮モノはやっぱり面白い作品が多いですね。 | ||||
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文章も読みやすく、登場人物の心情が丁寧に描写された作品だと思いました。 『薬屋のひとりごと』と異なり、ヒーローが本物の宦官なので、宦官ゆえの葛藤が描かれており、『薬屋』とは違った読み味があります。 また、『宋の検屍官』という作品との類似が指摘されていますが、)主な共通点は熱した釘が死体の頭に刺さっていたという部分のみで、この点は中国古典の『輟耕録』や『洗冤集録』『無冤録』『無冤録述』などにも見られるもので、中国の医学史ではよく見られるものですから元ネタがかぶったのでしょう。 全体として、独創的とはいえないまでも一定の新規性のある作品だと思いました。 | ||||
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読了して、感動しました。検死術が詳細で、作者さんとてもよく調べられてるんだなーと。 そして、キャラが魅力的。ほんのり恋愛要素が入ってて、いい感じにジレジレしました。 このふたり、この先どうなるんだろー引っ付いてほしいけど宦官だしなー 続編でたら絶対買おうって思ってました。さっきまで。 宋時代の検死術を参考にされたとどっかで読んだので、どんな参考文献があるんだろうとググったら。 「宋の検死官」という小説が出てきた。 で、あらすじを読むと…… 冒頭で妊婦が殺されてる。えっ? 偶然? 感想サイトを探すと、その妊婦、熱い釘を頭にさされて死ぬそうです。 い、い、いっしょじゃーーーん!! で、こちらのレビュー見ると、キャラは薬屋に似てると。 あっ、たしかにいっしょだわ(薬屋読んでます) ワクワクどきどきしたものが、パクリでできていたなんて…… もう、残念やら腹立たしいやら、読書時間かえせ!!ですよ。 わたしは「宋の検死官」を読んでいないので、なんとも言えませんが、 あらすじ読んだだけで、そっくりと思うって。 | ||||
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某所で噂になっていました。 キャラ設定が薬屋~の真似っこなのは周知のことかと思いますが、内容もひどい。収録4話中2話が20年以上前の乱歩賞作家作品からの引用です。 自然死かと思われた妊婦の死因が頭部の釘だったという話と、殴られた為に死んだと思われていたのが毒殺だったという話です。 洗冤集録という検屍指南書を元にした話ですから、こちらの作品も参考資料に使っていたなら似てしまっても仕方がないでしょう。 偶然にも、似たんですね。2つの話が。 もちろん多少の相違点はあります。妊婦が妃と平民とか、殴られたのが宦官と妓女とか。 小説の場合、文章の丸写しでもない限りは盗作とは判断されないそうです。 ミステリーの肝心要の謎解き部分が酷似していても、盗作とは言われないそうです。よかったですね。 「流行の設定を書けない」作者さんが「独創性」を評価してもらえて、大賞&読者賞を頂けたそうです。「斬新な設定」なのだそうです。 大絶賛され重版を重ねるに相応しい、素晴らしい作品です。 | ||||
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中華ミステリということで興味を持って読んでみたのですが、ちょっと私には楽しめませんでした。 他のレビュアーの方も書いてますが、この作品はキャラクターは「薬屋のひとりごと」に、ミステリー部分は「宋の検屍官」にとてもよく似ています。 特に2章目の冶葛の事件と、4章目の妊婦の事件は、そっくりそのままな話が「宋の検屍官」にあります。 仮に参考文献に同じ資料があったとしても、ここまで細部まで似ることがありえるのかどうか、私にはわかりません。 多分、続刊は買わないと思います。 | ||||
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川田弥一郎先生の、(宋の検屍官 中国法医学事件簿)を模倣してませんか…?トリックや事件の細部の設定まで、最初から最後まで酷似しています。偶然似てしまったと言うなら、同じ作品から少なくとも2つも酷似した理由を説明すべきです。 検証されている所からの引用です。 【宋の検屍官・第一話 妊婦が突然死し、最初の検死では自然死だと判断される。しかし主人公が行ったニ度目の検死によって、頭に熱した釘を打ち込まれ殺害されていたと公になる。 ↓ 後宮の検屍女官・第一話及び第四話 冒頭部で妊婦の突然死について語られる。最初の検死では自然死だと判断されていた。しかし主人公が行った三度目の検死によって、頭に熱した釘を打ち込まれ殺害されていたと公になる。 宋の検屍官・第四話 喧嘩をした人間の片方が死亡。 死因は殴られたせいと思われていたが、実は被害者が「野葛」という毒を飲んでいたことが発覚する。 殴られて死んだと思わせることで、喧嘩相手に濡れ衣を着せ破滅させようとしていた。 ↓ 後宮の検屍女官・第二話 喧嘩をした人間の片方が死亡。死因は殴られたせいと思われたが、遺体から毒物が検出される。主人公は被害者が「冶葛(野葛)」を飲み死ぬことで、喧嘩相手に濡れ衣を着せ破滅させようとしたのではと考える。】 この様に非常に酷似した理由は何故なのでしょうか? 理由を説明できなければ、これはコピーした?と呼ばれても仕方ありません。出版元は、把握しているのでしょうか?これを出版し続ける限り、角川様は自分の作家なら他の作家のアイデアを盗作紛いな行為しても良いと、容認されている版元としか考えられません。説明できなければ、回収されたほうがよろしいと思います。20年前の作品で絶版になっている作品からアイデアの盗用は、普通の作者なら良心の呵責で出来ないと思います。非常に狡猾な手段と思われます。 また、キャラクターは他の方のレビューにもあるように、日向夏先生の(薬屋のひとりごと)の主人公とヒーローに非常に似せて作られています。 天女の微笑みの宦官と妖狐の微笑みの宦官…あまりにも杜撰な模倣です。もし続くなら、実は本当の宦官ではなかった、とか驚くあり得ない展開がありそうで恐ろしいです。 これを読もうとされている方には、原作である川田弥一郎先生の【宋の検屍官 中国法医学事件簿】の方が面白いと推薦しておきます。何故なら、より詳しく事件の描写をされているからです。 また、キャラクターを好まれた方は日向夏先生の【薬屋のひとりごと】をご覧になる方が楽しいとお薦めしておきます。 これ以上、川田先生と日向夏先生に迷惑をかけないでください。 面白く感じたのは、完成された作品がありキャラクターが既存しているからです。それでもこの作品を擁護される方は、すでに完成された作品を模倣して美味しい所取りした作品を好む方と思われて仕方ないでしょう。 オリジナルより面白いと書かれたレビューを拝見しましたが、それはあなただけの考えです。トリックに「盗作」は無いかもしれませんが、話の流れ、人気キャラの二番煎じ。すべての作家が既にある作品に対して同じ事をしだしても、あなたはアイデアを流用した作品を擁護されるのでしょうか? 角川様以外の版元様は、自会社の作者とアイデアを守ってください。角川様の看板が強いため辛いかと思いますが、アイデアを登用しても良い前例を、どうか作らないでください。 このレビューが消されないことを切に願います。消されたなら、それは版元の正義のない圧力です。 | ||||
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舞台は中華。医学知識持ちで女性らしくない変わり者の後宮女官主人公に、宦官ヒーロー。と 人気作品『薬屋のひとりごと』そっくりです。 キャラ文はキャラが魅力的に描けているかが勝負ですが、人気作のキャラの模倣ですから、もちろん人気作に迫るくらいには魅力的に描けています。 『薬屋のひとりごと』と同じく短編連作形式なので、人気作品と同じように短編を読む程度の時間があれば十分楽しめます。 トリックは『宋の検屍官』によく似ていますね。 ちなみに、この作品も『宋の検屍官』も1話目は妊婦の死体の話ですが何もそこまで似せる必要はなかったんじゃないですかね? 『宋の検屍官』は、医師資格を持つ人が書いているので医学知識の裏付けの重みを感じさせる作品です。 もちろんそれとよく似たこの作品からも、同様の医学知識の重みが感じ取れます。 総論としては、『薬屋〜』という人気作のキャラ立ちと、『宋の〜』の本物の医学知識に裏付けされたトリック。 この二つを併せ持つ良作と言えます。 ですが作家としての良心の欠片もないこの作者の作品は、二度と読まないと思います。 | ||||
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女官が検視官、楽しかったです。なかなかありませんし。 また続くと良いな〜と思いました。 | ||||
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もう何人もの方が書かれていますが、「薬屋のひとりごと」みたいな話だな、というのがこの本を初めて手にしたときの感想でした。きちんと結果の出ている作品の二番煎じなら大きく外すこともないだろうと、(意地悪な書きかたですが)出版社は判断したのだと思います。 これは! と目を見張る部分はなかったですが、最後まで破綻もないし、「新人さんならこれからに期待だよね」「せっかくデビューしたんだから、次回作はオリジナリティー溢れる作品を!」と、★4をつけるつもりでいました。 ですが、実はこの作者さん、同じ角川書店で第13回ビーンズ小説賞を受賞し、すでにデビューしていた方だったんですね。デビュー数年後に同じ出版社の別の賞に応募、しかも売れてる作品の二番煎じって…。ごめんなさい、個人的にものすごくがっかりさせられたので★2つにさせていただきました。 | ||||
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どうしても、設定が「薬屋のひとりごと」を想起してしまいます。 粗筋も被せているので、出版社は確信していると思いました。 独創性や個性のようなものが感じられず、何度も首を傾げます。似ていても良いので、後発なら先行作を上回る魅力的な部分が欲しいです。 無難に纏まり、低評価をつけるほど酷いものではありませんでしたが、高評価をつけることも難しい。 判断に困った作品です。 | ||||
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買って失敗したとは思わない、しっかり最後まで読み通させるだけの力はあると思います。 実際に最後までつまずくことなく読み通しましたので、ただしではこれが魅力でしたとはっきり言えるのはどこですか?と問われればここですと指摘しにくい作品だと感じました。 私個人で言えばヒロインのキャラの善し悪しで結構決まります。ですがこのヒロイン変わり者設定で、容姿はわりとよく検死という分野に執着するもそれ以外はぐうたらを決め込むが生真面目さも持ち合わせるといった性格づけが魅力として私に届いてきませんでした。 主要登場人物で宦官・延明の苦悩がいくらか目を引いたかな?とにかく後は奥歯にものが挟まったような読後感と言いましょうかモヤットした感覚が付きまとう印象です。 | ||||
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検屍という謎解き、桃花と延明のバックボーンなど魅力満載。 桃花と延明のこれからも気になる。続編希望です。 | ||||
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検視官という職が存在した古代中国の後宮が舞台ですが、温めた酒粕で死体をパックすることで口に上がってきた腐汁を餅ダンゴにしみこませそれを小動物に食べさせて死んだら毒殺だ、など??と思う描写が多いですし、科学の知識はなくとも説得力をもたせる文章でもないです… セリフやシチュエーションも違和感がある場面が多いです。皇帝の妃を衆人環視のもとで検死する、屍衣をはがし全裸にするのはOKで検死が膣に及んだら妃への冒涜と怒り出すとか… 出てくるキャラクターも好感が持てる人がほとんどいません。 ・性根が曲がっていてイジメをするヒロインの主人 ・描写の薄い友人 ・忠誠を誓われていない皇太子 ・極めつけはおぞましいけだもののようだと表現される皇帝 なんだかなあ… | ||||
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薬屋の大ヒットで後宮を舞台としたミステリーが増えていますが、本作もそうした流れを汲んだ内容となっています。 文章は読みやすく、検視というテーマ自体は興味深かったです。 しかし「専門知識を持ったくせのある女官主人公が美貌の宦官と謎を解く」という薬屋テンプレートから飛び抜けるほどの勢いはない内容でした。 他にも読みながら「あの作品と似ている」と感じるところが多々。検視というテーマが物珍しいだけで他作品との差別化ができていない。 薬屋や後宮の花シリーズなどに思い入れのある人にはあまり向かないかもしれません。 作者自身の力量は感じる話ではあったのでもったいない。もっとこの方の実力を活かせるテーマの作品が読みたいです。 | ||||
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一気に読ませて頂きました。特化した能力も人間らしさにも引き込まれました。検屍をするわけですが、とてもリアルな表現をしております。又、色々な方法で亡くなった原因を調べて行きます。とても作者様が勉強しているな、と感心しました。読み応え十分な小説です。次回作が出ましたら、速攻購入したい本です! | ||||
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読み終わって一番の感想は、なんでこんな作品を新人賞作品に選んだの? でした。 軽く調べたところ、webに掲載された作品を書籍化したものであり、 「後宮の検屍妃」と検索すれば全文を読むことができます。 購入を考えている方はそちらを読んでからの方がいいと思います。 内容については辛口の感想になりますが、「薬屋のひとりごと」のフォロワー作品、つまり二番煎じの域を出ていないと思います。 舞台は中華風の後宮。ジャンルは短編連作のミステリー。 主人公は普段ものぐさだが検屍となる覚醒する女官、パートナーとなるのは原黒で美形な宦官。 「薬屋」によく似た設定とキャラですが、こちらの二人はどうにもキャラが立っていないというか、ぐっとくるものがありませんでした。 ストーリーも盛り上がるものがなく、「薬屋」とは別のこの作品を読んでよかったと思える箇所が無かったです。 私が言うまでもないことですが、「薬屋」はおもしろく人気のある作品です。 だからこそ、アマチュア作家がwebで無料公開している作品でフォロワー作品が出てくるのもわかるのですが、それを受賞させ書籍として売り出すのはなんか違う気がします。 新人賞作品って、その人にしか書けないなにかを持ってる作家さんを選ぶもののはず(理想論ですが)なのに 人気作品の露骨な二番煎じ作品を出されても、という感想です。 内容は☆1つですが、表紙イラストは綺麗だったので☆2です。 繰り返しになりますが、購入を考える方はwebで確認してから買うことをお勧めします。 | ||||
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中華後宮物で皇帝は名前だけの登場、皇后、妃嬪、皇太子は脇役でしかないミステリが目新しいです。 宦官孫延明とぐうたらな老猫女官こと姫桃花が後宮の怪談を追求する話です。 桃花は検屍(病理医みたいなこと)の心得があり、延明は彼女の助力を仰ぐのですが、延明は皇后付き、桃花は梅ショウヨ付きで、皇后とショウヨは対立しているため内通の疑惑をかけられないよう表だって会うことができません。 桃花の冤罪を無くす無冤術への情熱が、冤罪で宮刑を受けた延明の凍りついた心を解きほぐしていきます。 似非笑顔の延明は自然な表情を桃花に向けるようになるのですが、色恋に無関心な桃花には通じません。 桃花を助け、彼女の願いをかなえるため、延明はある覚悟を決めますが、それは二人の道が分かれることでもあります。 延明は皇太子の懐刀でもありますが、後宮の権力者は寵愛される梅ショウヨで、皇后所生の皇太子は立場が不安定ですんなり即位できるかどうか。 皇太子はまだ妃を迎えていないみたいだし、延明が外廷でのしあがる姿も見たいし、延明と桃花のこれからも知りたいので続編でないかなあ。 | ||||
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