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漂流の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全217件 81~100 5/11ページ
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人生で出会いたくない災厄っていろいろあるかもしれないけれど、飢餓も貧困も病苦もまったくいやだけど、一番の恐怖は孤独と絶望なのでしょうか。「たった一人の生還 「たか号」漂流二十七日間の闘い」を読んだ後に読みました。その災厄に対峙した人たちの、特に生還した人たちの、精神力に神々しさを感じます。一方で安全の地にいると思っている自分自身の心に一発「喝」を入れられたような気がしました。 | ||||
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一気に読み通したくなる作品です。長平の生き抜こうとする意欲に脱帽です。 | ||||
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長く、堂々巡りのように感じることもあったが、 ラストに近づくにつれ、わくわくと興奮が爆発する。 ワンピースを読んだ時のような涙が出る。 | ||||
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無人島に漂流した江戸時代の船乗りの物語 読み進めるうちに、一人暮らしの自分の部屋が無人島のように感じられ、とてつもない孤独感を感じるほどでした。 読み終わった後は、人の存在に触れたくて、思わず無意味に駅前を散歩したほど。 ひさびさに圧倒される本と出会いました。おすすめです! | ||||
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OK | ||||
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草木も生えない、水もないという絶望的な状況で、それでも、決して諦めない不屈の精神力に圧倒される。 | ||||
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普通の人間ならば到底生還できない悪環境(水がなく,草木にも乏しい無人島)から10年以上の月日を経て生還した日本人の話。 読了後,主人公の圧倒的な精神力にしばらく茫然としてしまった。 ここ数年読んだ本の中でベスト3に入る。 この著者が素晴らしところは,詳細な事前調査(実際に島に行ったらしい)により読者を現場に引き寄せてしまう点にある。読んでいる間,主人公のチョウゾウを傍から見つめることができた。 チョウゾウが島を脱出できたのは,その決してあきらめない精神力のみならず,目標を見据え着実に準備を重ねていった点にある。そして決して無謀な試みをしなかった。 我々の仕事にも通じるものがある。 | ||||
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長平の生きたいという気持ちにすごく感銘を受けました。普段失敗を恐れて行動しない事があるのですが長平の島での生活に比べると微小たるものだと、ちっぽけなものだと気付かされました。この小説のおかげで自分の日常の行動を改めるきっかけになり、より小説にも興味を持つようになりました。 | ||||
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年末の繁忙期に入り、仕事とご飯以外の事が出来なくなった時期、ご飯の間に読み進めました。そこでは自分の今の仕事での辛さなんて、幸せな部類だと感じさせられるほどの悲惨な体験が、リアルに想像させられるほどの筆力で描かれていてすっかりはまり込んでいました。この無人島記を読んでいる時には、自分の置かれている環境に感謝したくなるほど恵まれていると感じます。 水が自由に飲め、他人と話す事ができる、そして夜は布団で寝れる、これだけで十分だと感じさせてくれる一冊でした。 | ||||
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ものすごく面白かった。難しい部分も多かったし、読んでいて苦しい、嫌な気分にもなったけれど、一文字も読みとばすことができなかった。 昔の日本人は本当にすごい。 | ||||
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江戸時代に船は動力がなく、風や、潮の流れに任せて操船する厳しい仕事で、漂流してしまい… 夢中になって読みイッキに読み終わりました。 おもしろい作品でした | ||||
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無人島に漂流するストーリーはいくつか読んだものの、これはドキュメンタリーなんですね。骨組みがしっかりしていてサバイバルの孤独さや恐怖に胸が苦しくなりました。帰還できるのか否か。自分ならどうなんだろう。意思を保てるのか、極限での生きる力を考えさせられました。 | ||||
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この本を読んでから主人公たちが流されたという鳥島をグーグルマップで調べてみた。 確かに東京の南の方にその島があるんですね。 しかもポツンとその島があるだけでまわりには島がない。 拡大してみると北の方に「青ヶ島」と「八丈島」があり、南の方に行くと小笠原諸島がある。 北太平洋の真ん中の方へ流されずに鳥島についたのは幸運だったが、マップをみるとほかの島などはまったくない孤島で、まわりはすべて海。やはりここにはまともな船はやって来ないか。 グーグルマップをよく見ますけど、まわりが青一色の地図って言葉にできないような恐怖を感じる。 そしてここからよく青ヶ島へ行けたなと思いました。 「鳥島」で検索すると島の現在の様子やアホウドリの写真もできてきますので、本を読み終わった後に見てみると面白いですよ。 | ||||
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先日、高知県は赤岡にある「絵金蔵」を訪問した後、ドルチェの美味しい「ドルチェかがみ」を食べに香我美駅まで歩いていたら、無人島長平という青く大きな像を発見し、事の顛末(てんまつ)を知り、ネットで検索し、本書を手に取りました。 江戸時代、鎖国体制の中で敢(あ)えて遭難する可能性の高い船を作らせ、多くの海難者が出るという環境の中で、今回のような漂流が起きたという背景も最初に書かれており、勉強になりました。また、鳥島のアホウドリの大群が崖を勢いよく駆け、空へと飛び立っていく場面、そして島に帰ってくる時には空が真っ白に覆われるという描写から、一度自分も見てみたいというような思いに突き動かされました。 なかなか資料がない中、このような故郷の人物について書いていただき、ありがとうござました。 | ||||
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あまりに物語がスピード感があるのとその展開に、一気に読んでしまいました。 グーグルアースで鳥島や脱出してたどり着いた青ヶ島の位置を確認しつつ読み進んだ。 脚色はあるだろうけど、史実に沿った小説であることに深い感動を覚えた。 | ||||
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ふとした海難事故で無人島に流されてしまった男が、長年かけて無人島で生活し、ついには船をこしらえて脱出する壮大なストーリー。無人島で毎年毎年巡りくる生活の術を身につけ、どうにか無人島で生きていくその精神と運の強さ!また、最後、島から出航の日は神が全て味方する?というような、全ての運が揃ったんだろうと思うと、その凄さに感動して泣いてしまいました。しかし生還して故郷へ帰ると意外に歓迎されぬという悲しい現実。戦死したハズの夫が晴れて生きて帰ってきたら世界はすっかり変わってた、みたいな(ちなみに浦島ではありません)現実や、当の本人が、その無人島でのサバイバル体験話を面白おかしく全国に伝え回ったというエピローグも良かったです。 | ||||
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「あと1週間だけ時間をください。1週間で この本を読んでください。」と言って「漂流」を渡します。読み終わった時にきっと思いとどまってくれると思います。それでも気持ちが変わらなかったら止めることは無理だと思います。 | ||||
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以前も読んだのですけど電子書籍で再読、山の遭難の本などもたくさん読んでいるのですが、同じ条件なのに生死を分けるのはどういう事なのかなと考えてこの本を再読しました。 近くを船も通らない孤島、本土に帰る望みもないまま生きる、仲間は死んでしまって一人が残り数年、遭難もそうですけど体力の差があるにしても生きようとする気持ちが一番大切なのですね。 病は気からとも言います。 生はまさに気力、あきらめたら終わり。 勉強になります。 | ||||
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遭難し、無人島に打ち上げられた船乗り。12年もの間、無人島で生きぬいた。後から遭難者が増えても、主人公の力強さ、生き抜く力には勇気を貰える。遭難物は力強い。現代では体験できない、生活と死が隣り合わせの日常。そこに人間の本能として引き付けられる。読んでいて爽快この上なし。生きる力の素晴らしさよ。人間の知恵の奥深さよ。 | ||||
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かの吉村昭氏の名著。吉村氏の著作は3冊目になります。 1冊目は三陸大津波。3・11の時に改めて注目されて初めて読んみました。 徹底的な聞き込みと郷土資料の調査により、明治以来3度も大津波に襲われた三陸地方の悲劇を伝えています。 2冊目は熊嵐。 3冊目がこの漂流。 1700年代江戸時代、土佐の漁師、長平が時化に会い、仲間とともに遭難。 今の小笠原列島、鳥島に流れつき12年の歳月を過ごす話です。 時化にあわなければ一介の漁民としての人生を全うしたはずのに、絶望に打ち勝ち水も出ない無人島で生き抜く術を見出し、流れ着いてくる漂流民とともに力を合わせ自力で日本に生還します。 もちろんこの作品でも吉村氏の取材力が威力を発揮します。 生前の長平に会うことは当然できませんので伝承の聞き取りや風土記が元ネタなのでしょうが、仲間との会話や長平の心の内に触れているとあたかも直接長平に聞き取り調査を行ったかのような錯覚を起こしてしまいます。希望を捨てず、仲間を見捨てず、規則正しい生活を守り、神仏に祈り続けるさまからは、江戸時代の庶民の平均像が垣間見えるとともに何とも慎ましく謙虚に生きていたのだなぁと感じました。 帰還してからは一切のセリフがなくなるのも読者に想像力を膨らまさせようとする仕掛けなのでしょう。 素晴らしい本でした。 | ||||
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