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明日のことは知らず: 髪結い伊三次捕物余話



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明日のことは知らず: 髪結い伊三次捕物余話の評価: 4.10/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(1pt)

商品は大変良好でした機会が有れば次回も利用したいです。

楽しく愛読致しましたですよ 書籍が良好でした故に愛読できたもと思いますが
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No.9:
(4pt)

元に戻った

他の方のレビューにもあるように元のストーリーに少し戻った感じ。
最初から読んでいる人は、伊三次とお文の恋バナから始まり、2人の将来・人生を見守ってきた
しかし、どんどん2人は脇役になり、寂しかった。
確かにこの2人のストーリだけでは、ここまで続かなかったのかもしれない。
が、ファンは不満に思っている人も多かったと思う。
著者が死期が近づき、原点に戻ってくれたのだろうか?今となってはわからない。
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No.8:
(4pt)

寂しさが・・

宇江佐作品を楽しんでいましたが、もう新しい作品が生まれてこないと思うと、残念というより悲しい気持ちになります。女性目線を感じる作品でした。
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No.7:
(2pt)

髪結い伊三次のシリーズとしては駄作

髪結い伊三次のシリーズ。伊三次が結婚する以前の話は捕物で結構楽しめたが、どうも最近の話は、面白くない。
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No.6:
(5pt)

伊三次の境地を思いやりながら本を読む

髪結い伊三次捕物余話シリーズも第十一弾。
本作は久しぶりに伊三次が主人公。
伊三次は成熟するいっぽう人生の諦観も身にまとい、
人を観る眼はあたたかで、しばしば人生を振り返る。
宇江佐真理の思いが伊三次に宿っているかのようです。

本作の伊三次は事件を解決し、市井の人びとの幸せのために身を削ります。
そこには若いころのとがった伊三次の面影はありません。
お文、伊与太、お吉の家族も精一杯生きています。
本作は伊三次のストーリーであると同時に、伊三次と家族の物語でもあります。

一作を読み通すとしみじみした感慨が湧いてきます。
長年の読者だからこその満足感と言ってもいい。
伊三次の視点こそ髪結い伊三次捕物余話の原点だったと思い出し、
四十すぎの伊三次からにじみ出る鈍い倦怠にこそ、
髪結い伊三次捕物余話シリーズの到達点などだと感じ入りました。
伊三次の境地を思いやりながら本を読むという珍しい体験をしました。
自分の家族を眺めているような喜びと安心感、そしてちょっと苦い後味。
小説ではなく家族のたよりのような1冊。

大事件はなくともしっかりと読者の心をつかむ佳作です。
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No.5:
(5pt)

しあわせ。

明日なぞ、誰にも、分からない。

茜が仕えている、幼き者は、単に身体が弱いだけではなく、人を、相手を、状況を俯瞰することが出来る、聡明さを兼ね備えていて。

明日なぞ、誰にも、分からない。

何を信じればよいのか、何を信じぬけばよいのか。そんな不安の中にあっても、伊三次が通りを歩いていると、松助に出会ったり、きいさんが川辺にいると、伊三次が彼女を慰めたり。

通路というものは、単に何処かへ向かうためのものだけではなく、互いが互いを関係づけ合い、人肌の温もりを溶け合わせあう、そんな、場所なのだろうな、と、そんなことを思いながら、読んでいます。

このシリーズは、何処で読んでいても、数行読むと、もう物語の情景へと自分自身まで入り込んでしまうことが出来ますね。読み終えた後、いつも余韻で幸せになります。
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No.4:
(5pt)

髪結い伊三次の本は大好きで・・・

宇江佐真理さんの本は大好きで、特に髪結い伊三次シリーズは欠かさず拝読しています。物語の内容がドンドン成長して、伊三次の子供たちの世界になっていくのは少し戸惑ったり、寂しいような気がしますが、作者の意向なのでしょう。とても面白く何度も繰り返し読んで居ります。
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No.3:
(5pt)

シリーズ第11弾は、捕物劇よりも、人情味を搦め、中年となった伊三次のしっとりとした大人の味を描く。

実はこのところ、不破龍之進絡みや、伊与太、茜の成長振りが描かれる事が多く、伊三次はすっかり脇に追いやられた感が否めず、本作品も読もうか否か迷ったのだが、結果、「読んで良かった」。
 何故か満足感ではなく達成感にも似た、喜ばしさである。
あやめ供養
 八丁堀の町医者松浦桂庵の母がみまかった。だが、死後遺品が失せている事に疑念を抱いた桂庵は、伊三次に探索を依頼するが、疑いはなんと、嫌疑は直次郎にあった。
 物語の本筋よりも、直次郎が登場した事に胸が震える思いだった。直次郎を信じたいが信じ切れない伊三次の葛藤。
 上記を含む計6編の短編集。

 大人になった子どもたちも良いのだが、やはり宇江佐さんデビュー作であり、最初に生み出した伊三次の魅力には変え難い物がある。今回は、表題の「明日のことは知らず」以外は伊三次が出ずっぱりであり、そして彼の抱く思いにいちいち「うんうん」頷けるのだ。
 派手な捕物はないが、静かにしっとりとした伊三次に「参った」。
 そして、今回の目玉は、何と言っても直次郎だろう。もはや登場する事はないだろうと、諦めていた直次郎だっただけに、これまた旧知の知り合いにでもふいに出会した気分であった。
 伊三次と直次郎の掛け合いは楽しみである。
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No.2:
(5pt)

とても気に入った

宇江佐 真理さんのファンです、髪結い伊三次捕物余話シリーズ大好きです。
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No.1:
(5pt)

久々の伊佐次・お文の人情情話。

前作までは本シリーズの伊佐次・お文夫婦の登場が少なく、
不破龍野進等、若者が中心のストーリーが多かったですが、
本作は原点に戻った感じです。
捕物と言うよりも伊佐次・お文を中心にした人情話が胸に
染み入りました。その中で伊与太と茜の離れ離れになってしまった
両者の恋心が次作への橋渡しとして興味を惹かれます。
お文姐さんの啖呵もありで本作の読後はシリーズ初版の頃の様な
伊佐次・お文夫婦と二人を取り巻く人の人情にホロリとさせられる
素敵な短編集です。
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4163815805

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