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心に吹く風: 髪結い伊三次捕物余話
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心に吹く風: 髪結い伊三次捕物余話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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続きが読みたくて購入しました。海外ですが、まとめ買いで送料もあまりかからず、数日で届くのが良かったです。(こちらで新品は日本の3倍の値段がするし、買いに行く労力、交通費と時間が省けるのでお得です。) | ||||
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読み進むに連れ 引き込まれてドキドキします。 各々みんな過去や悩みを克服しつつ成長し 現在を生き抜く人情味あふれる内容です。 | ||||
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人に対する気持ちがいかに大切で、見た目だけでは判断することの難しさが描かれている | ||||
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昭和のホームドラマのような感じを受けた。今回も楽しく一気に読めた。 文庫にあたってのあとがきで、著者が乳がんであることを告白している。心を穏やかに保ち、最後まで作家として黙々と書き続けるというような決意が感じられた。 これからこのシリーズがどんな風になっていくのか、今となっては故人となってしまった著者の最後の生き様をこれから見ていきたいと思った。 | ||||
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後書から読み始めました。宇江佐作品はずっと健在なままですが・・ | ||||
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この「髪結い伊三次シリーズ」は、宇江佐さんの時代小説の中で、戦後教育で不要とされた「家族愛」の必然性を語る出色のものと、私は礼賛し絶賛しています。 最近の悲惨な事件の報道を見聞していると、戦後教育で否定された「教育勅語の精神」が示す「家族愛」があれば、それらの大半は避けることができたのではないか、という思いがつのります。時代錯誤といわれそうですがー それは教育勅語の精神が、「悪果は限界があるが、善果は無限大である」ことを語りかけていると、私は幾度も体験しているからです。 宇江佐さんの意図は、私には判りませんが、この髪結い伊三次シリーズは、私にそう語りかけてきます。 さらに宇江佐流の「会話の妙」が、私の心身を癒してくれます。 | ||||
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「彼岸花」を始め宇江佐真理さんの作品はいくつか読んでますが、今回の「髪結い伊三次捕物余話シリーズ」は始めて読みました。 登場する人々が魅力的で、すべてが納得のいくいい結末に向かうからか読んでいてすごく気持ちがいい。 最後の「心に吹く風」に”きい”さんとの絡みも入れて欲しかった。その点が残念でした。 | ||||
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ずいぶん昔読んでましたが、今年又読み始めました。結構面白かったです | ||||
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この先どうなるのか、早く早く読みたい!!幼馴染みの恋が成就しますように。 | ||||
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髪結伊三次の本は読み始めからだいすきで、どきどきはらはらしながら読んでいます。子供たちが成長して行くのが嬉しいような少し寂しいような気がします。お文さんがとてもいなせで小気味がよくて・・・何度も繰り返し読んでおります。 | ||||
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これまでこのサイトに掲載されているレビューはすべて単行本の感想と評価。文庫に付された「文庫のためのあとがき」を読むと、この物語の受け止めは一変する。単行本と文庫の出版の間には例の東日本大震災があり、もうひとつ作者自身に起きた大事件(ここでは内容を記するのを差し控えるが)があったのです。 「私の報告で、読者の胸にぽっかりと穴が開き、そこに冷たい風邪が吹いたような気がしたら、まさに『心に吹く風』の文庫を読むにふさわしい情況ではないか」とは作者の言葉だが、その通りです。 宇江佐さん、「御身大切に」。 | ||||
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気をつけてお帰り 不破龍之進と徳江改めきいの婚礼の日が迫っていたが、奉行所では窃盗の下手人が品川宿にいると突き止め、龍之進の捕縛に向かった。祝言が明日に迫っても戻らない龍之進に、きいは、間に合わなければひとりで式を挙げる決心をする。 雁(かり)が渡る 伊三次とお文(文吉)の元に、歌川豊光に弟子入りしている伊与太が、兄弟子たちと折り合いが悪く、喧嘩をして戻って来ていた。 あだ心 人相書きの腕を買われた伊与太は、松助(岡っ引き)の替わりに不破家に中間奉公をする事になった。だがそれは表向きで、実際は奉行所内で人相書きの手伝いをしていた。 かそけき月明かり 座敷の帰り道、お文は自分を付けて来る子どもに気付く。さとと名乗る男の子は芸者の母親を、お文と見間違えたらしい。伊三次は、さとの母親探しをする羽目に。 凍て蝶 松助の養子となったさとは、佐登里と名を改め、お吉と共に、笠戸松之丞の手習所に通っている。ある日の帰りに、揚羽蝶を見付けた佐登里は、蝶の絵を描く事に夢中になっていく。伊与太はそんな佐登里の姿を見て…。 心に吹く風 不破友之進の娘茜に縁談が持ち上がる。だが茜はどうしても承諾出来兼ねると断るのだった。同時に蝦夷松前藩上屋敷への奉公も持ち上がり、茜は飛び付くのだった。 伊三次シリーズも第二章を迎え、それぞれの子どもたちの成長が描かれている。 | ||||
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宇江佐 真理さんのファンです、髪結い伊三次捕物余話シリーズ大好きです。 | ||||
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不幸な生い立ちを持つ町家の娘・きいはかねてから気のあった 龍之進と晴れて祝言を挙げることができまずはめでたしめでたしです。 気の強い龍之進の妹・茜はきいにやきもちでしょうか。。 妙な反発をするのですがそれをさらりとかわすきいもまた気丈な娘です。 きいは自分と同じ年頃の娘でやはり不幸な生い立ちを持つ下手人を 着物の裾をたくし上げて半鐘に上り説得する様子は胸にこみ上げるものがあります。 きいには武家の女房になってもいつまでも 市井の人々の気持ちを忘れないでほしいと思いました。 また伊与太は兄弟子たちとケンカをして実家に戻ってきてしまいます。 それを伊佐次とお文は心配しきり…、それから妹のお吉は 毎晩、座敷でいないお文に変わり主婦のようなかいがいしさの おしゃまさんに成長しています。その姿がほほえましくかわいいです。 それから茜ですが輿入れを断りわざわざ今まで培ってきた武術を買われ 苦労の道を歩むことに…。 背景には幼馴染の伊与太への淡い恋心が微妙に絡んでいます。 茜と伊与太の恋の行方も今後の気になるところです。 本作は捕物余話という副題ですが現況としては【渡る世間は鬼ばかり】 みたいなホームドラマ的要素が強くなってきました。 それもまた読者を楽しませる宇江佐さんの手腕なのでしょう。 次作が早くも楽しみです! | ||||
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前刊で龍之進と結ばれた徳江が、義父の友之進からきいという新たな名を与えられ、 シリーズの新たな一員に加わる。龍之進の妹・茜と同い年で不幸な生い立ちを持つ きいは、リスのようによく動く明るい少女ながら要所要所でその生い立ちならでは の深い言葉で周りを動かす。本作では火の見櫓に立てこもった女下手人を説得し、 伊三次の息子、伊与太に裏店で死んだ女の一生の話をして人生の迷いを払拭させる。 男勝りで気の強い茜、そしてきいのキャラクターが加わり、若手陣にも厚みが出てきた。 伊与太と茜の関係にも僅かな進展があるが、それぞれの道にまい進するこの二人も 楽しみだ。だいぶ出番が減っていた主人公の伊三次・お文の場面が増えたのも嬉しい。 特にお文姐さんの久々の啖呵が懐かしく「よっ!姐さん!」と声が出そうになった。 | ||||
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伊三次とお文の恋物語で始まったシリーズも、10巻目に入って主役は次の世代に。やっと伴侶を見つけた不破龍之進はきいと祝言を挙げ、二人の新たな生活が描かれますが、龍之進もはや30歳近く。自然と伊三次とお文の長男・伊与太と、龍之進の妹の茜の若い世代の登場が多くなります。伊三次とお文の二人も中年夫婦の落ち着きを見せ、若い伊与太の将来を案じる様子は完全に父と母の顔。 活躍は次の世代に移るも、伊三次を取り巻く人々の、人情味溢れる様子に心が温まります。捕物話もありますが、捕物帖としての面白さより人情ものとしての味わい深さが際立つ一冊です。 | ||||
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