■スポンサードリンク
糸車
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
糸車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めはタイトルにも表紙のイラストにも違和感があるが、 それを無視して読み始めると段々引き込まれます。 そして最後にようやくタイトルの意味が分かります。 江戸深川資料館に一度でも行った事ある方なら、あそこに展示してある裏店の模型がいきいき蘇る事でしょう。 毒に、いま近くに住んでる方なら落涙必至です★ 個人的にいえば、少し時代考証がおかしいのとヒロインの台詞がいつも畳み込むように一気に喋ってしまうところがマイナス1。それを除けば満点です★★★★★ ああ、面白かった。天国の宇江佐真理さんありがとう ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
江戸・深川の宇右衛門店で独り暮らしをするお絹。三十六になる今は小間物の行商で身を立てているが、三年前までは蝦夷松前藩の家老の妻だった。夫は藩内の不穏分子の手にかかり、息子の勇馬は行方不明。お絹は商いを通じて、定廻り同心の持田、船宿の内儀おひろ、茶酌女お君など町の人々と親交を深める。それぞれの悩みに共感し、奔走するうちに、行方不明の息子と夫の死にまつわる噂を耳にして…。船宿の不良娘と質屋のドラ息子の逃避行、茶酌娘と元恋人の切れぬ縁、そしてお絹自身に芽生えた静かな愛情・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
苦境にめげず、ひたむきに生きる主人公、女は強いなと思った。 コツコツ生きることが、なんかばからしく思えたときに、また読みたいと思う物語でした。 女性向かな・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人の影響でウサエマリさん読んでます。手元に置くものは増やさないように心がけていますが、 血迷うとこれも!慌てて2冊購入してしまう始末友人がウサエさんの大好き人大切にしてくれると思います なんといってもピカピカの新品ですから | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はハッピーエンドが好きなのでちょっとがっかりでした 途中までは面白かったデスが結末は無難にまとめた感がありました 息子の養子にいこうか元の藩に戻ろうかの迷いが今ひとつ理解が出来なかった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めに同心持田が現れた時から、私は、お絹と持田の行く末が気になっていました。 さまざまな事情があるにしても、夫を亡くしたお絹と妻を亡くした持田が結ばれること自体は 世に反することではありませんもの。 そう、結ばれたのてす、添い遂げる結ばれ方ではなかったにしても。 お絹が江戸を離れてからは、住んだ深川や関わりのあった人々のことを懐かしんでいます。 とりわけ持田の存在は大きかったことでしょう。 息子のこともあり、早くに八丁堀に駆け付けられなかったことは悔いているかもしれませんが、 江戸を発つ前に持田の胸に飛びこめたことは、お絹にも持田にも大きな悔いを残さずに済んだ、 そう思いたいです。 お君も、きっと背中を押してくれたのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
うーん、良い話だったなぁ〜。 読み終わり余韻に浸っております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分の住んでいる図書館にある真理さんの本は全部、読破しました。 次号が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日野市次郎が江戸出府中に、不穏分子により刺殺されたとの知らせを受け、妻の絹は蝦夷松前から江戸へと赴くも、ひとり息子の勇馬は藩邸から消え失せ、市次郎は荼毘に伏された後だった。 その死の真相も分からず、松前藩に不信を抱き、深川の裏店を借り小間物の行商をしながら、勇馬を探し求める日々。 ひょんな事から知合った船宿の後家・おひろとその娘・おときに関わる母娘の業を解き放し、水茶屋の茶酌女・お君の思い人との縁に触れるなどし、人との繋がりを深める一方、絹にも定町廻り同心・持田勝右衛門との静かな恋心が芽生えていく。 出会った人たちの助けを借り、3年振りに見付け出した勇馬は、陰間に身を落としながらも、父の仇討ちを心に誓っていた。 深川を舞台にしながらも全体に垢抜けた感が漂う。家老の妻女でありながらも、夫と息子を探すために行商までして糊口を凌ぐ絹といった凛とした女性が主人公である。夫の死の真相、そして息子の行方がメインとなるが、そこにやもめの同心との大人の恋模様が絡み合い、中年女性の絹の心情を生々しい視線で捉え、生のある女性が描かれている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
蝦夷松前藩の家老の奥方だったお絹は、今は江戸で小間物の行商で生計を 立てている。 夫は江戸在府中、突然死に、一緒にいた息子は行方が分からない。 どうも何か隠された裏が、ありそうだ。 実はお絹は、きっと何処かで生きているだろう息子を探そうと、江戸にいるのだ。 小間物の客や茶店の娘、絹に心を寄せる奉行所同心の持田など、人情あふれる 江戸の街が鮮やかに、また住む人々の暮らしが、こまやかに描かれる。 年増の後家がその日暮らしの生活じゃ、周りが放っておかないんじゃ?とか思うし、 松前藩のような小藩であっても家老といえばそれなりの格式があろうもの。 それがいきなり、裏店に住んで行商!との設定にはビックリするが、次第に そんな細かいところは、どうでも良いじゃないの、という気になってくるから、 不思議。 茶屋の女・お君、同心・持田、船宿の娘・おいね、そして、お絹など登場人物の 生き方を示して、人は人生をどう生きるか、という大きなテーマが潜んでいる からだろう。 250ページあまりの本だが、内容はもっと厚い。 結構、深〜い! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ読んでいません 本は新品のようにきれいです 宇江佐真理の小説はほとんど持っています 読むのが楽しみです | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!