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赤い砂
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赤い砂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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「担当編集者驚愕!」「伊岡瞬は予言者なのか?」などの安っぽい言葉が踊った表紙になっていますが、 人類の歴史をさかのぼってみると、しょっちゅうウイルスの脅威にさらされていることがわかります。 コロナ、エボラ、マラリア、チフス、赤痢、デング熱、黄熱など。癌、HIVも然り。 貴志祐介氏の天使の囀りも自殺系ウイルスの話なので気になる方は読んでみてください。 最期に錯乱して自殺というこの赤い砂ですが、非現実的ではなく起こり得る話かと自分は思いました。 天使の囀りでも記載あったと思いますが、生物が感染した主の体を操って己の種をばら撒くというのは植物の本で自分も読んだことがあります。 最後になりますが、文春文庫さんはこんな安っぽい表紙やめるべきです。著者に対して失礼だと思います。 | ||||
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面白かったが、最後の方が筋が追えなかった。急いで読みすぎたからかと先ほど読み直してみたら、387ページ「信毅が」は「暢彦が」の誤植。こんな大事な場面で違う登場人物の名前を入れてしまうとは。要正誤表級の間違いなのに第五刷になっても訂正されてないのはスゴイ。 | ||||
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ウィルスに関した殺人事件を追う若い刑事の活躍振りがとても面白かったです、 | ||||
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何も問題は張りません。 欲を言うと、送られて来るのが遅い。 | ||||
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コロナのパンデミックが起こるずっと前に かかれた作品とのことが、あとがきに書かれいた ことに、驚いた。ストーリーの展開は、星4つかもしれない。 | ||||
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よかった | ||||
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犯人である少年の最後が、よくわからない | ||||
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小説として読破した。しかし後から考えさせられる。 | ||||
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自殺がなぜ感染するのか? どんなオチを用意しているのか期待して読み始めました。 オチは霊的なものや非科学的なものでなくよく考えられてたなと。 でも、そのオチを早い段階でだし、 犯人捜しもあまり苦労せず簡単に行き着き、 あまり驚くような展開もなく、「あっ、終わった。」 って感じでした。 とはいえ、まぁ、そこそこ楽しめました。 | ||||
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コロナ禍の今にピッタリの作品である。物語は初めは淡々と進むがラスト3分の1くらいからクライマックスを迎えるが、ダイハードのブルースウィルスのような活躍を見せる主人公永瀬の熱血ぶりが素晴らしい。 | ||||
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約20年前、2002年に書かれた掘り起こし小説。 「赤い砂」という未知なるウイルスを軸にしているホットなテーマで展開するサスペンス。 ウイルスとはなにものか、その脅威を語っている。 警察の内情、大手製薬会社の利権、国立の管理センターのセキュリティが絡んでくる。 つっこみどころはあるものの、これはこれでユニークに仕上がっている。 | ||||
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未知のウイルスに侵される人々。そして原因不明の行動と死。コロナウイルス蔓延の今、物語として読むのは辛かった。 | ||||
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この本、結構面白いよ。読んでて次がどんなか、飽きないと思う。 自分的には、満足した。 | ||||
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赤い砂と言うウイルス、今、コロナ禍の中、未知のウイルスと人との戦い。悪用する人間、企業、政治家。その中で、一人で挑む刑事。読み応えありました。 | ||||
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清張タイプの文章なので、ファンの一人なのだが、この作品も、最初から不気味な、出サシで、ぐいぐい読ます。 | ||||
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予定通り配達されました。 | ||||
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突然現れた長編書き下ろし小説です。「著者デビュー前の幻の小説!」と銘打って、実際話題になっているようです。 「あとがき」で解説されていますが、この小説は2003年に著者がエボラ出血熱の悲惨な状況をみて危機感を感じて執筆した小説です。エボラ出血熱はフィロウィスル科エボラウィスル族に属するRNAウィルスによって引き起こされる疾病で、致死率が80%~90%に上るという劇症感染です。大きな話題になったのは2019年におけるコンゴ共和国における大流行ですが、その発生自体は1976年のスーダンにおけるものにまで遡ります。こういう劇症型の感染症は宿主がすぐに死亡してしまうため、かえって大流行になりにくいという皮肉な側面があるのですが、WHOが2020年に終息宣言を出そうとしたところ、また患者が発生。いまでも警戒が続いています。ちなみに決定的な治療法は確立されていません。 物語は国立疾病管理センターに勤める男性が電車に飛び込み自殺をすることから始まります。そしてその事件に関係した捜査員や運転手などが次々に錯乱状態となって自殺するという事件が起ります。この事件で友人の捜査員を失った刑事若槻遼は所属署、警察庁の保身的な事件収束宣言にも拘わらずこの事件の追跡をやめていませんでした。読み進んでいくうちに、事件は当時研究所で研究材料として培養されていた「赤い砂」と呼ばれるウィルスが持ち出され、持ち出した当の本人が誤って感染してしまったことに端を発していることがわかるのですが、その後も警察内部の自己保身や出世争い、会社組織内の派閥争いなどが絡んで、捜査はなかなか進行しません。 特に込み入った筋立てのミステリーという訳ではなく、2003年に執筆された当時としてはSF的な(?)感染がらみの刑事物としてボツにされてお蔵入りしていたようです。これが今回のコロナ騒ぎでにわかに掘り起こされ、原作に手を入れるかたちで急遽出版されるにいたりました。いわばコロナが生んだリバイバルヒットとでもいうべき小説です。この辺は作者にも意地がありますから、03年当時にウィルスについて分かっていたこと以上のことは一切書かないという方針を貫いています。しかし、であるとかえって、この10年間でわれわれ人類の対ウィルス対策がそれほど大きく進歩はしていないことを痛感させられます。ちなみにわたしはたびたび若い頃生物系の研究者だったと自己紹介していますが、わたしたちの目からみても著者の一連のウィルス学の理解は当を得たもので、感心させられれたことを申し添えておきます。 今が旬の小説と捉えられがちですが、作品そのものの出来もわるくありません。ご一読を。 | ||||
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