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(短編集)
探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる
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探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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シリーズの第2弾。 3話を収め、ゲームのオフ会でキャラクター/本人を当てること、文芸部での原稿の紛失事件、SNSで気になっている相手を突き止める、という内容。 前巻と同様に、会話と思考だけで真相を明らかにしていく。とくによくできているのが、「猫ぞ知る箱の中」。とある理由から、ゲームでの知り合いでオフ会を開くことになり、そこに集まったメンバーの正体を全員分突き止めるという内容なのだが、ひとひねりもふたひねりもある展開で、非常にレベルが高い。あっと驚かされ、なおかつ満足の結末だ。 続刊が出ていないのが残念。 | ||||
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『探偵くんと鋭い山田さん』の第二巻です。 ミステリーをきちんと進めながら、三人の関係の進展も含めながら、上手に書かれています。 長編小説というより連作短編でしょうか。一巻と同じく、3つの事件を解決します。構成も同じようになっています。 第四話から始まります。一巻からの続きですね。 展開も一巻と同じく、学校のクラスメイトなどからの依頼を受けて、三人で解決するという流れです。ミステリーも、ちゃんとミステリーになっています。『探偵は、もう死んでいる』とかは、ミステリーよりもアクションっぽいですが、こちらはミステリーよりです。 『氷菓』『春期限定いちごタルト事件』ほど洗練された学園ミステリではないですが、『タレーラン』とか『和菓子のアン』とか好きなら読んでみてもいいかもしれません。 ミステリーは、一応探偵ですが、日常の謎系ですね。解決の後の清々しさは、まあ、微妙な感じもしたりしますがーー。解決に『ハジけるような驚き』要素は低いですね。館モノとかの新本格系のお大掛かりなギミックは使いようがないので、当たり前ですが。 一人一人自分の推理とかを言ったりしたら、もう少しミステリー系になるのかなぁ。思考過程が、答えに向かう時にのみ、言語化されていってる感。間違った推理の流れも見たくなるものですね、コナンの毛利小五郎のような。 面白いので、三巻とか四巻とかで、学園外とかお姉さん関係とか、少し学園から離れての推理もみたいですね。 | ||||
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山田姉妹に挟まれて、学校の日常の謎をとくラブコメ&ミステリー。 ラブコメと書きましたが、わかりやすく派手な展開は控えめで、日常よりです。 コンプレックスや悩みも語られており、言葉の描写がスルッと心にはいりこんでくる感じがいいです。 基本3つの謎を追いかける形でした。先生や同級生の男の子などが出てきて、キャラが増えていくというか、主人公の和や山田姉妹の周辺に人の絆ができていく感じがいいです。 予想はできたけど、最後の締めもいい感じでした。長く続いて、続編読みたいですし、夏休みとかで長編の謎を追いかける話も読みたいです。 | ||||
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