子ひつじは迷わない 泳ぐひつじが3びき
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生徒会長の竹田岬の思いつきで始まった、学内万揉め事相談「迷わない子ひつじの会」。書記である成田真一郎と佐々原三月は、会が開かれる教室の隣部屋に生息する生徒、仙波明希から大層消極的な協力を強制的に受けつつ、生徒たちの幸福な学園生活に一役買っている。 今回、会に寄せられたお悩み相談は、水泳部で発生した謎の大量校章盗難事件、彼氏と彼女のすれ違い事件、友だちから急に冷たくされてしまった事件を取り扱いつつ、その過程で明らかになる過去のなるたまの失敗談や、三月や明希の感情の変化について描いていく。 1巻では独善的善意の暴走機関車と、他人の感情には無頓着な人形という性質を背負わされた生徒会書記たちであったが、その後に起きた様々な事件を解決していく過程でそれらは和らぎ、新たに生まれた人間関係に起因する感情の揺らぎを見せるようになってきた。 それは、毒舌少女の明希にしても同じこと。これまではコントロールされた範囲で、無表情に、冷徹に罵倒するだけだった彼女が、極めて感情的、情緒的な反応を見せるようになって来たのだ。 そんな訳の分からない分析はさておいて、のんびりとした学園にあって、妙にピリピリした雰囲気を醸し出しながら、やっぱり平和な事件をゆったりと解決していくミステリータッチの学園もの。次巻はミステリーの王道らしく、クローズドサークルっぽい展開になるようです。 しかし、なるたま、人畜無害そうな顔をして、そういう展開に行くかあ。 | ||||
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3巻では、1,2巻とちょっと構成が変化してますが、 面白さは相変わらずです。 1,2巻の特徴だった物語の構成のトリックの面白さではなく、 キャラクターに重きが置かれたのは、キャラを気に入っている人には朗報だと思います。 こてんぱんにやり込められる成田くんに同情するか、 萌えてしまうかで読み方が大きく変わる気もしますが、 1,2巻を読んで面白かった人には文句なくお奨めです。 | ||||
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