子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき



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    初公開日(参考)2010年10月
    分類

    長編小説

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    子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)

    2010年10月30日 子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)

    生徒の悩みを解決に導く「迷わない子ひつじの会」。そのメンバーである成田真一郎は、寄せられる風変わりな相談に大奔走!そんな時出会ったのが、生徒会室の隣を隠れ家にするボサボサ頭の仙波明希。ダラリと本を読んでいる彼女に、なにげに相談について聞くと、毒舌だけどとても的を射ていて―!?実は生徒たちに「子ひつじの会」が広まったのは、この仙波の活躍があってこそだった!―第15回スニーカー大賞“大賞”受賞。(「BOOK」データベースより)




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    子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴきの総合評価:6.11/10点レビュー 18件。Dランク


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    No.18:
    (4pt)

    期待せずに読んだら期待以上には良かった

    安楽椅子探偵もの、探偵はひねくれた少女、とくればもうテンプレ極まりない作品です。
    が、本作の場合持ち込み先が生徒会のお悩み相談室ということもあり、よくある他の探偵もののように殺伐とはしていません。
    謎そのものは正直たいしたことがなく、鋭い推理とかそういうのはあまりありません。
    というか探偵役より頭の良い人物が普通に出てくる時点で、完全なミステリとしての方向性は放棄されています。
    ですがそこらへんのゆるいところが、持ち込まれる相談とちょうど相場が合っている感じです。
    恋愛相談にじっちゃんの名を賭けられても困るってものですよ。
    相談への応え方も少し変わっており、ホームズ役は論理的に回答そのものを答え、そしてワトソン役がそれを相談相手に対して適切な(とワトソン役が思っている)形で応えるという二段構えになっています。
    これによりホームズ役が単純にワトソン役に道を指し示すだけではなく、二人が共に相手に影響を与えていくという物語の深みが出てきます。
    まあ深みってほど深い話でもないですが。
    あとホームズ役が二人に分かれただけという可能性もないでもないです。

    この手の作品には珍しく、探偵側の心理描写が入っているのが面白いところです。
    ただ、主人公側のキャラクターが皆起伏が少ないせいで淡々と進んでしまうイメージがあります。
    このあたりはもう少しやりようがあったのではないかと思います。

    なお全く期待せずに、スニーカー大賞を取ったということも知らずに読み始めたからこの評価です。
    大賞だったからという理由で読んだら「まあ悪くはないけど、大賞なのにこの程度?」と思ってしまっていただろうことは間違いなかったところ。
    子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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    No.17:
    (5pt)

    大賞作品(?)ということで

    難点

    物語に深みはない。ただのお悩み解決(推理もの)。読後も「あ、終わった」くらいしか思わない。
    相談内容も「あ、そう」レベルなので余計に。

    仙波に主人公が好意を持っていると聞かされても二人の行く末がまったく気にならない。

    佐々原視点の章が非常に読みにくい。つっかかる。
    おおむね3人の視点で語られるのだが、このキャラについてはなんか変に特異性を出そうとしているのか、普通に書いてほしかった。
    そのせいか、なぜかあまり魅力を感じなかった。サブヒロインがヒロインを凌駕するような魅力があれば単純な推理もので終わらなかっただろうに・・・。

    確かに全体的に「行間読め」が多発していた。喩えが迂遠すぎ。不明部分を推定で流せるタイプならいいが・・・。

    人生訓のような部分まで淡々としすぎていて、何も響かない。例えるなら清流、ただサーと流れるだけ。「あ、そう」レベル。もっと緩急をつけて激流のように心情を語ったほうが読者も入り込めたと思う。

    良い点

    ラノベ苦手な私でも最後まで一応読めた。ということは昨今のクソラノベ群より一段上だと思う。
    とすれば、いろんな出版社でクソラノベが大賞を取っていることからすれば比較上大賞もおかしくないかな。
    内容的にも人に勧めて差し支えない。

    ただ今後の展開が読めてしまうので、続刊を読みたいという気にならない。
    例えるなら赤川二郎のようなものか、なのでこの作者は1巻完結や、短編形式のほうが合ってる気がした。
    子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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    No.16:
    (2pt)

    よくわからない

    ひとつひとつの事件が短すぎて、興味をそそられる前に解決編になってしまう。ゑを多用することで作中にどういう効果があるのか作者に説明してほしい
    子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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    No.15:
    (4pt)

    終わり方が酷い

    この小説は生徒会に『迷わない子ひつじの会』というのを作って、そこに来た学生の相談に乗るという話です。四つの短編で構成されています。

    肝心の相談内容は結構普通。推理小説と言うか知的パズルみたいな内容になってます。そこにお人好しの主人公とか黙々と本を読むメガネっ子が関わって複雑な物語を展開させている。

    まず最初に思ったのが文章の読みにくさですね。まわりくどい比喩に難しい語彙が随所にある。作者がかなり本読んでいるのを感じましたが、ラノベとは思えない固い文章にちょっと疲れました。

    ヒロインの語る知識は立派でした。哲学的・思弁的な話が多かったのですが、こういう難しい知識を上手く物語に組み込んだのが大賞に輝いた理由な気がします。

    ただヒロインの難解な語り部に加えて、主人公や同級生が複雑な人間関係を展開するものだから、相談と人間関係がごっちゃになって小説がやけに複雑になってしまったのは否めなかった。

    個人的には大賞ではなく佳作ぐらいだと思う。読みづらいし斬新な設定はないからね。今後に期待したい。
    子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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    No.14:
    (4pt)

    個人的に好き

    多少の読みづらさはあるものの、完全に好みの内容とキャラでした。ミステリっぽい雰囲気や特に仙波さんはツンデレ系ヒロインが苦手な自分にとってストライク。可愛かったと思いますW
    しかし、このごり押し感はなんとも戸惑うところです。それなりに読者の人気を集めた上での漫画化やドラマCD化なら素直に喜べるのですが…。
    若干引いてしまいます。これで人気が出なかったら、どうするのでしょう?
    好きになれた作品だけに少し心配です。 大賞に相応しいかは、微妙ですね〜。
    もっとひっそり出て欲しかった作品です。
    子ひつじは迷わない  走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)Amazon書評・レビュー:子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)より
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