(短編集)

探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる



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短編集

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探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)

2020年10月24日 探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)

可愛くて鋭い山田さんの学園ミステリー、第二幕! 山田姉妹と戸村に今日も奇妙な事件(相談事)が寄せられる。我が校の卒業生でもある副担任のさぁや先生の依頼は、彼女が高校生のときに起きた「原稿消失事件」。文芸部の部誌に載るはずだった直前に消えた状況は、確かに不可解で……?あいかわらず平常運転で絡んでくる雨恵と雪音の山田姉妹につつかれながら、またも俺は矢面に立たされるのだった。 だんだん雨恵と雪音の性格も把握してきた2人の距離感は……やっぱ、近すぎるよね!? そして赤面してるよね!? 可愛くて鋭い2人の山田さんと俺とで解き明かす、ちょっと甘めの学園ミステリーラブコメ、第二幕!「よし! プールで推理しよう!」ええっ!?(「BOOK」データベースより)




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探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくるの総合評価:7.33/10点レビュー 6件。Bランク


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(8pt)

探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくるの感想

学園ラブコメミステリ。☆7(+1好み)
版元レーベルの兼ね合いでタイトルと表紙が超ラノベテイストなので、ミステリ読者には敬遠されそうですが中身はちゃんと謎解きしている学園ラブコメミステリです。

シリーズ2作目で変にキャラものや別ジャンルになる事なく、1作目から順当に学園内の日常を舞台にしたミステリをしているのが好感でした。扱われる謎も現代寄りで新鮮。同級生からの相談で、ネット上の知り合い調査やSNSの文脈などを元に人物を推測するというものが扱われます。"学園ミステリ"というジャンルは昔からありますが、時代設定が現代的になっています。

本書は謎解きに重みがあるのではなく、謎解きを軸にそれに関わる同級生や先生たちとの交流を描く青春小説にも感じられました。山田姉妹と主人公の掛け合いも良く、学園内の悩み事を好奇心だけでなく、無下にはできない優しさが感じられるのが良いです。1作目以上に皆との接点が増えていき充実した学校生活を感じられる展開でした。さらに巧いのが3話目に至ってはその学園生活の姿に対比する形での物語が扱われている事。この年代の負のテーマがあり、雰囲気を壊す事なく巧く扱われている事が印象的でした。

前作同様に謎を解く事で人の救済となっている点が大変好み。
キャラクターの明るい雰囲気や会話の流れが優しくポジティブなので読んでいて嫌な気持ちにならないのが良い。作者の性格なのかな。このシリーズは好みで続編希望です。

余談。
本書は去年の発売時期11月ごろに購入しましたが表紙が水着だったので気分的に夏まで寝かせました。読んでみたらリアルな季節は関係なくて物語内が1巻の高校生活新学期から始まり、そのまま時間軸が夏という事でした。イラストは明るく可愛く作品にマッチしていて好み。1作目の表紙はミステリ読みにも伝わるシャーロックでしたが、本書の水着は振り切っていきなり攻めたなと笑えました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくるの感想

一巻の頃よりひねりが増えていて、面白くなってきた。
キャラクターも立っていて良いし、伏線(長女のこと)もしっかり張っているため、今後の展開が楽しみである。
また、主人公やヒロインたちが「探偵」として人々のプライバシーを根掘り葉掘りすることに疑念を抱いているという描写がある点は、この小説が単なる形だけのジュブナイルミステリーを目指していないということが理解できて、個人的に満足した。

陰獣
Z0SROFAS
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No.4:
(4pt)

趣向の楽しさ

シリーズの第2弾。
 3話を収め、ゲームのオフ会でキャラクター/本人を当てること、文芸部での原稿の紛失事件、SNSで気になっている相手を突き止める、という内容。
 前巻と同様に、会話と思考だけで真相を明らかにしていく。とくによくできているのが、「猫ぞ知る箱の中」。とある理由から、ゲームでの知り合いでオフ会を開くことになり、そこに集まったメンバーの正体を全員分突き止めるという内容なのだが、ひとひねりもふたひねりもある展開で、非常にレベルが高い。あっと驚かされ、なおかつ満足の結末だ。
 続刊が出ていないのが残念。
探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)より
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No.3:
(4pt)

山田姉妹

『探偵くんと鋭い山田さん』の第二巻です。
 ミステリーをきちんと進めながら、三人の関係の進展も含めながら、上手に書かれています。
 長編小説というより連作短編でしょうか。一巻と同じく、3つの事件を解決します。構成も同じようになっています。
 第四話から始まります。一巻からの続きですね。

 展開も一巻と同じく、学校のクラスメイトなどからの依頼を受けて、三人で解決するという流れです。ミステリーも、ちゃんとミステリーになっています。『探偵は、もう死んでいる』とかは、ミステリーよりもアクションっぽいですが、こちらはミステリーよりです。
 『氷菓』『春期限定いちごタルト事件』ほど洗練された学園ミステリではないですが、『タレーラン』とか『和菓子のアン』とか好きなら読んでみてもいいかもしれません。
 
 ミステリーは、一応探偵ですが、日常の謎系ですね。解決の後の清々しさは、まあ、微妙な感じもしたりしますがーー。解決に『ハジけるような驚き』要素は低いですね。館モノとかの新本格系のお大掛かりなギミックは使いようがないので、当たり前ですが。
 一人一人自分の推理とかを言ったりしたら、もう少しミステリー系になるのかなぁ。思考過程が、答えに向かう時にのみ、言語化されていってる感。間違った推理の流れも見たくなるものですね、コナンの毛利小五郎のような。

 面白いので、三巻とか四巻とかで、学園外とかお姉さん関係とか、少し学園から離れての推理もみたいですね。
探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)Amazon書評・レビュー:探偵くんと鋭い山田さん2 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる (MF文庫J)より
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No.2:
(2pt)

無駄に飾り立てる描写がわかりづらい

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

謎解きとしては,依頼をします,情報はこれだけですと,序盤でおおよそ全てが並び,
あとは切り貼りをし,穴や接点を拾い上げ,答えに近付いていく,パズルのような印象.

一方,著者の作風になるのでしょうが,どうでも良さげなことを無駄に飾って語る,
わかりづらい描写がこの巻でも目立ち,おかげで学生たちが抱える苦悩や葛藤なども,
作りものめいた,大げさな芝居のように感じられ,入り込めず白けて見えてしまいます.

同じく,各話の合間合間で三人が覗かせる,感情の揺れや変化,それらへの戸惑いも,
遠回りで何が言いたいのか,彼らが見据え,進もうとする先があまりピンとは来ずで….

謎解き自体はまずまずだっただけに,もう少し人の部分わかりやすく見せて欲しく,
広がらなかった探偵くんの家庭の事情など,二冊目としても物足りなさが残りました.
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4040646630
No.1:
(4pt)

よかった

山田姉妹に挟まれて、学校の日常の謎をとくラブコメ&ミステリー。
ラブコメと書きましたが、わかりやすく派手な展開は控えめで、日常よりです。
コンプレックスや悩みも語られており、言葉の描写がスルッと心にはいりこんでくる感じがいいです。
基本3つの謎を追いかける形でした。先生や同級生の男の子などが出てきて、キャラが増えていくというか、主人公の和や山田姉妹の周辺に人の絆ができていく感じがいいです。
 予想はできたけど、最後の締めもいい感じでした。長く続いて、続編読みたいですし、夏休みとかで長編の謎を追いかける話も読みたいです。
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