また殺されてしまったのですね、探偵様2
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 | 2022年02月25日 また殺されてしまったのですね、探偵様2 (MF文庫J) その探偵は、殺されてから推理を始める──極上の本格ミステリー、第二弾。 殺されても生き返る特殊能力を持つ半人前の高校生探偵・追月朔也。事件が起きる度になぜか被害者になってしまう彼は助手のリリテアと共に、父の残した探偵事務所を支えながら父の死に関わっていると思われる凶悪犯罪者《最初の七人》の行方を追う日々を過ごしていた。 そんな朔也たちに、ある日英国最高の探偵にして父の旧友・フィドから連絡が届く。 さらに朔也とフィドの目の前で「観覧車が一周する十分間に十五の密室で起きた」不可能犯罪が発生し!? 遊園地で起こった猟奇的な事件を巡る『人食い観覧車の園』の他、ある犯罪者の視点を描く『Y・デリンジャーの挨拶』、孤島で起こる凄惨な殺人事件『画廊島の殺人』を収録。(「BOOK」データベースより) |
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| 事件の内容が凝っていて読んでいてとても面白いです。 ※多少ネタバレ 主人公が遊園地に行った際、観覧車に乗っていた乗客が全員不審な死を遂げてしまいます。その事件の真相とは？非常に面白いミステリー作品となっています。ライトノベル＆推理モノが好きな人には是非おすすめの作品です！！ | ||||
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| ライトノベルらしい読みやすい文書で構成されつつ、ミステリー要素も前巻に比べて明らかな上達が見られてとても面白かった。5月発売の3巻も楽しみ。 | ||||
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| この作品の最大の問題点は「本格ミステリー」という文句で宣伝したという点だ。 単に推理要素の混ざったラノベル程度の広告しか出していなかったなら、大衆の指摘ははるかに少なかっただろう。 もちろん広報チームの熱意は心から感じられる。 専用ツイッターもフォローしているから。 とにかく方向性が少し間違っているということだ。 すでに覆水盆に返らず、2巻そのものについて話してみよう。 「本格ミステリー」云々するにはまだまだだが、推理部分を補強しようとする作家の意志が確かに心に響いた。 どうせ素性はラノベルだからあまり複雑にならないで、こんなに適当に推理雰囲気を入れてくれればみんな満足するのに。 あ。。。やっぱあいつの「本格ミステリー」の宣伝が期待値をいっぱい引き上げて問題だ。。。 一人芝居探偵ベルカもおもしろいキャラクターだったが、一番気に入った新キャラクターはルシオラだった。 愛らしさがにじみ出る話し方と行動描写が良かった。 他の<最初の7人>に関するストーリーが出てこなかったのは意外だった。 | ||||
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