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冬の狩人
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冬の狩人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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最近は、大沢在昌の本も当たり外れが多いような気がしていて、前作に当たる『帰去来』も買ったまま未読である。 それでもこの狩人シリーズは、読む気にさせてくれる。 ストーリーの疾走感が凄いからかもしれない。 地方の洋館レストランで、地方財閥企業の幹部2人と市長と弁護士が何者かによって、45口径の拳銃で殺される。 それから3年後、現場に居合わせながら姿を消し重要参考人として追われている弁護士の女性秘書から出頭の連絡がある。 ただ、その条件は警視庁新宿署の〇暴担当の佐江という刑事を付き添わせること・・・。 まあ、冒頭の設定から無理もある。 物語は二転三転していくし、その二転三転もかなり無理筋でもある。 さらに、最後のどんでん返しの伏線も、割と早い段階で気づいてしまう。 が、それでも、その無理を許せると思えるだけの疾走感がある。 主人公が老いぼれのはぐれデカというのもいい。 大沢在昌の小説では、SFがかったものについてはいくら疾走感があっても飲み込めないものも多くなってきているのだが、狩人シリーズや『氷砂の塔』『海と月の迷路』などは、そこがギリギリの線で保たれているように感じる。 | ||||
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休職中の新宿署刑事佐江が、近県の新米刑事と組んで、過去の殺人事件の謎に迫る。 登場する人物のキャラがしっかりしていて読みやすいし、ストーリーも飽きさせることなく展開する。 大沢作品は終わりそうで終わらず無駄にダラダラと長編になる作品もあるが、本作品はだれることなく良く構成されていた。 佐江の暴力団や中国人とのやり取りが面白さであるシリーズであるが、その部分はやや少なめであり多少の物足りなさは感じる。 それでも新人刑事の役どころも抑えられており、今後も期待できるシリーズである。 | ||||
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