(短編集)

汚れた手をそこで拭かない

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評判

汚れた手をそこで拭かないの評価:

3.89/5点 レビュー 63件。 C ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 81〜99 5/5ページ
No.19
(5pt)

日常に寄り添って描かれているからこその、這い寄る様なリアルな恐怖

よくある日常の中に起きる恐ろしい悪意。
分岐点で選択を間違えればどこまでも堕ちていく。
リアルに潜む闇をサラリと描かれていて、読んだ後はゾッとするばかり。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.18
(5pt)

日常に寄り添って描かれているからこその、這い寄る様なリアルな恐怖

よくある日常の中に起きる恐ろしい悪意。
分岐点で選択を間違えればどこまでも堕ちていく。
リアルに潜む闇をサラリと描かれていて、読んだ後はゾッとするばかり。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.17
(4pt)

ちょっとした不正や伝えられなかったことが、大きな話になって当事者を苦しめていく5つの短編集

ちょっとした不正や伝えられなかったことが、大きな話になって当事者を苦しめていくことを描いた5つのミステリ短編集。

どれも、最初は些細なちょっとしたことなのだが、それを隠そう、まあ大丈夫だろう、なんて軽い気持ちでいたら、言い出せないくらい大きな問題にあっていく様子が楽しめた。

個人的には「埋め合わせ」と「ミモザ」が好きだった。

「埋め合わせ」は、小学校の教員が誤ってプールの排水バルブを閉め忘れて水を流失させてしまった話。正直に言えばよかったのだが、嘘のストーリーを作り上げていく。後半の同僚の教師とのやりとりが楽しめた。

「ミモザ」は、料理研究家として本を出版した女性のもとにやってきた昔の不倫相手。好きだった相手との再会に喜びを見せる料理研究家だが、昔の不倫相手の思いもよらない行動に振り回されていく展開が怖かった。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.16
(4pt)

ちょっとした不正や伝えられなかったことが、大きな話になって当事者を苦しめていく5つの短編集

ちょっとした不正や伝えられなかったことが、大きな話になって当事者を苦しめていくことを描いた5つのミステリ短編集。

どれも、最初は些細なちょっとしたことなのだが、それを隠そう、まあ大丈夫だろう、なんて軽い気持ちでいたら、言い出せないくらい大きな問題にあっていく様子が楽しめた。

個人的には「埋め合わせ」と「ミモザ」が好きだった。

「埋め合わせ」は、小学校の教員が誤ってプールの排水バルブを閉め忘れて水を流失させてしまった話。正直に言えばよかったのだが、嘘のストーリーを作り上げていく。後半の同僚の教師とのやりとりが楽しめた。

「ミモザ」は、料理研究家として本を出版した女性のもとにやってきた昔の不倫相手。好きだった相手との再会に喜びを見せる料理研究家だが、昔の不倫相手の思いもよらない行動に振り回されていく展開が怖かった。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.15
(5pt)

日常のちょっとした亀裂を描いている。リチャード・マシスンばりのニューロテックな恐怖。

大きな犯罪を描いているわけではない。アパートの隣室の男の死のあとにわかった小さな犯罪、プールの水を誤って抜いてしまった小学校教師の偽装工作、昔の恋人に金をせびられる料理研究家が夫にどう真実を知らせるかと悩むなど、誰でもが経験するかもしれない日常のちょっとした亀裂を描いている。
 でも、簡潔な文章で綴られた卓越した心理描写はサスペンスに満ちている。ちょっと神経症的恐怖という意味では、傑作『激突』を書いたリチャード・マシスンみたいで楽しめた。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.14
(3pt)

小さくまとまった読みやすいミステリー

短編ミステリー集
表紙や帯から想像したミステリーとは違い、怖さはほぼない。
日常のちょっとしたすれ違いが本質から離れていく点の描写は上手い。
どれも纏まっている終わり方ではあるけど、うなるような仕掛けではなく「あ、そう」というような展開。
ジャンルは違うけど、長岡弘樹を小粒にしたようなイメージの作品。
読みやすいので比較的誰でも手に取れる内容です。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.13
(3pt)

小さくまとまった読みやすいミステリー

短編ミステリー集
表紙や帯から想像したミステリーとは違い、怖さはほぼない。
日常のちょっとしたすれ違いが本質から離れていく点の描写は上手い。
どれも纏まっている終わり方ではあるけど、うなるような仕掛けではなく「あ、そう」というような展開。
ジャンルは違うけど、長岡弘樹を小粒にしたようなイメージの作品。
読みやすいので比較的誰でも手に取れる内容です。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.12
(4pt)

タイトルは興味深いけど作品はありません

オール讀物に掲載された4篇と書き下ろし1篇の計5編の短編集。

小学校教諭が仕事上のミスを糊塗していくうちに追い詰められ、最後に待ち受ける罠が意外な「埋め合わせ」や、人の気持ちを察せられず、自己保身から墓穴を掘る映画監督の「お蔵入り」の出来栄えが秀逸でした。特に「お蔵入り」は過去のエピソードの使い方が上手いと感じました。
冒頭の「ただ、運が悪かっただけ」が一番ミステリーらしいけれど、テーマは夫婦愛と感じ哀しくも温かな余韻が残りました。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.11
(4pt)

タイトルは興味深いけど作品はありません

オール讀物に掲載された4篇と書き下ろし1篇の計5編の短編集。

小学校教諭が仕事上のミスを糊塗していくうちに追い詰められ、最後に待ち受ける罠が意外な「埋め合わせ」や、人の気持ちを察せられず、自己保身から墓穴を掘る映画監督の「お蔵入り」の出来栄えが秀逸でした。特に「お蔵入り」は過去のエピソードの使い方が上手いと感じました。
冒頭の「ただ、運が悪かっただけ」が一番ミステリーらしいけれど、テーマは夫婦愛と感じ哀しくも温かな余韻が残りました。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.10
(5pt)

超高レベルの短編集

「ただ、運が悪かっただけ」「埋め合わせ」「忘却」「お蔵入り」「ミモザ」の五篇。
どの作品も削りに削って、そして磨きに磨いて、行きつくところまで行きついた、それくらいにまで洗練され、完成されている。
それぞれに違う世界観だが、読みだすとすぐにその世界に入り込んでしまう出だしの描写が素晴らしい。
ほんの少しの失敗、行き違いで何気ない日常が変容していく様が本当にクセになる。
個人的には「埋め合わせ」が一番好き。
ブラックというよりユーモアを感じさせるミステリーで、五木田というダメ教師がすごくいい。
オチは主人公の教師としては堪らないだろうが、思いきり笑ってしまった。
ここまですべての作品のレベルが高い短編集というのは、なかなかお目にかかれるものではないと思う。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.9
(5pt)

超高レベルの短編集

「ただ、運が悪かっただけ」「埋め合わせ」「忘却」「お蔵入り」「ミモザ」の五篇。
どの作品も削りに削って、そして磨きに磨いて、行きつくところまで行きついた、それくらいにまで洗練され、完成されている。
それぞれに違う世界観だが、読みだすとすぐにその世界に入り込んでしまう出だしの描写が素晴らしい。
ほんの少しの失敗、行き違いで何気ない日常が変容していく様が本当にクセになる。
個人的には「埋め合わせ」が一番好き。
ブラックというよりユーモアを感じさせるミステリーで、五木田というダメ教師がすごくいい。
オチは主人公の教師としては堪らないだろうが、思いきり笑ってしまった。
ここまですべての作品のレベルが高い短編集というのは、なかなかお目にかかれるものではないと思う。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.8
(3pt)

楽しく読んだ

帯とはイメージ違ったかな
おそろしくはなかったし、「もうやめて」というような恐怖は全くなかった
軽快に手軽に手を出せる面白いお話だと思う
「埋め合わせ」が楽しかった。基本が間違ってるトコを、間違ったままどんどん展開させてく浅慮の思考と、そっち方向の利害の一致が来るとは思わなかったオチに「にやり」とした
「お蔵入り」の「肉まんの子」が爽快。大崎は単純に「持てる者側」の無神経からだろうから、そこ迄の報復は勘弁してやれと思うが「君も、笑っていたよね?」でダメ押しする大崎の愚かさには報復してよい
「ミモザ」は、「お前、チョロいな」
「ただ、運が悪かっただけ」の十和子の柔らかさがとても感じ良いなー

タイトルの「汚れた手をそこで拭かない」
が読みたかったかな。タイトルが魅力的な時に、そのタイトルのお話がないと少々がっかりするタチなので

全般楽しく読みました
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.7
(3pt)

楽しく読んだ

帯とはイメージ違ったかな
おそろしくはなかったし、「もうやめて」というような恐怖は全くなかった
軽快に手軽に手を出せる面白いお話だと思う
「埋め合わせ」が楽しかった。基本が間違ってるトコを、間違ったままどんどん展開させてく浅慮の思考と、そっち方向の利害の一致が来るとは思わなかったオチに「にやり」とした
「お蔵入り」の「肉まんの子」が爽快。大崎は単純に「持てる者側」の無神経からだろうから、そこ迄の報復は勘弁してやれと思うが「君も、笑っていたよね?」でダメ押しする大崎の愚かさには報復してよい
「ミモザ」は、「お前、チョロいな」
「ただ、運が悪かっただけ」の十和子の柔らかさがとても感じ良いなー

タイトルの「汚れた手をそこで拭かない」
が読みたかったかな。タイトルが魅力的な時に、そのタイトルのお話がないと少々がっかりするタチなので

全般楽しく読みました
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.6
(5pt)

快作

『汚れた手をそこで拭かない』
「ただ、運が悪かっただけ」「埋め合わせ」「忘却」「お蔵入り」「ミモザ」の5篇収録。
表題作はない。
表題の『汚れた手をそこで拭かない』の意味は、登場人物の手を共通して汚しているであろうは罪。罪をこっそり拭おうとするが、汚れがかえって広がってしまうように事態は悪化していく様子が、想像しやすい様に書かれていく。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.5
(5pt)

快作

『汚れた手をそこで拭かない』
「ただ、運が悪かっただけ」「埋め合わせ」「忘却」「お蔵入り」「ミモザ」の5篇収録。
表題作はない。
表題の『汚れた手をそこで拭かない』の意味は、登場人物の手を共通して汚しているであろうは罪。罪をこっそり拭おうとするが、汚れがかえって広がってしまうように事態は悪化していく様子が、想像しやすい様に書かれていく。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.4
(5pt)

めちゃくちゃ恐い超絶技巧ミステリー

ホラーとかではないのですが…人間が誰もが持っている恐さをこれでもかというほど味わえるミステリーでした。めちゃくちゃ恐い。ただし、不思議と読後感は悪くなく、むしろ爽快。ちょっとほろっと来るのもあります。
ここまで短編全編の完成度が高い一冊は近年なかなかないと思います。何気なく書いているようで、実は職人のめちゃくちゃ手の込んだ料理を食べたような、そんな満足感がありました。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.3
(3pt)

帯がおおげさ

伏線のテーマが「小さな綻び」となっている5編の短編集。

比較的簡単に結論が読めるのは1つくらい。なかなかよくできた短編だとは思いますが、「2020、ミステリはここまで到達した。」というのは持ち上げすぎ。
汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2) Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かない (文春文庫 あ 90-2)より
4167921251
No.2
(5pt)

めちゃくちゃ恐い超絶技巧ミステリー

ホラーとかではないのですが…人間が誰もが持っている恐さをこれでもかというほど味わえるミステリーでした。めちゃくちゃ恐い。ただし、不思議と読後感は悪くなく、むしろ爽快。ちょっとほろっと来るのもあります。
ここまで短編全編の完成度が高い一冊は近年なかなかないと思います。何気なく書いているようで、実は職人のめちゃくちゃ手の込んだ料理を食べたような、そんな満足感がありました。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606
No.1
(3pt)

帯がおおげさ

伏線のテーマが「小さな綻び」となっている5編の短編集。

比較的簡単に結論が読めるのは1つくらい。なかなかよくできた短編だとは思いますが、「2020、ミステリはここまで到達した。」というのは持ち上げすぎ。
汚れた手をそこで拭かない Amazon書評・レビュー: 汚れた手をそこで拭かないより
4163912606