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オカシナ記念病院
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オカシナ記念病院の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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医療、死について考えさせられる小説でした。 誰もがいつかは死にいたる事を、あらためて強く思いました。 | ||||
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まず、とても面白かった。 同意できる人にとっては、納得できる話ですが 好みは別れると思います。 私的にはピッタリ気持ちいいお話でした。 最後の結の部分が想定外で笑いました。 最初から最後まで主人公はいい意味で英雄でないのが いいなーと思いました。 | ||||
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医療にわずかながら携わっている身としては、ページを捲る手が止まらなかった。 さすがに、末期がん患者の心停止に対し蘇生処置を始めた時には恐怖を感じたが、「患者のために」「治療するのは当たり前」という、現場の当たり前を覆されたような気がした。 | ||||
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医療について、当たり前・常識と思い込んでる事について、ちょっと違うかもと気づかせてくれるシュールでコミカルな秀作。『安心を高めるはずの医学が不安はかりを大きくしていないか?』という言葉は、現代の様々なシーンに当てはまるように感じて、ハッとさせられました。 | ||||
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自分の身体の仕舞い方、高齢まで生きることが出来た先での医療の使い方など 考えさせられ、参考になりました。 | ||||
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現代医療が進化してるのかどうかわかりませんが死ぬにも死ねない状況を作っていると感じています。 祖母は家で倒れそのまま布団に寝かされました。そのまま亡くなったように思います。今から70年近く前の話です。 人自然に死ぬことを良しとしない今の医療。 患者も限りなく貪るように医療に求めていく。 私が思っていた事をこのような小説の形で表して頂けて良かったです。 | ||||
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この本を裏から見れば、医療について考えさせられることが多々あるように思う。 | ||||
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医療現場の実情がブラックユーモア含め描かれていました。医療従事者の葛藤を知ることができました。どんな最期を迎えたいか色々と考えさせられる内容でした。 | ||||
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今の医療、特に予防医学の制度に疑問を投げかけた内容で、興味深く読みました。 | ||||
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高齢者にも徹底的に治療をし チューブだらけにしても延命する 世界的にもガラパゴスな医療常識の国日本。 そんな医療現場に否!を唱える本。 ただ、そこそこの年まで生きたら静かに逝きたいということが許されなくなった日本がこわいです。 家族には80過ぎたら延命不要って よくいっとかないとって思いました。 | ||||
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題名通りだいぶ変わっている「おかしな病院」の話しです。普通の病院ならば治療をして病気を治す所ですし、医者も何とか治そうとベストを尽くしてくれます。しかし、ここでは別で治療をまったくしないのです。更に、「縮命治療 」 というおかしな治療法もあるくらいです。 別な角度から捉えて、ユーモラスに、今現在抱えている医療問題を面白おかしく描いている。 | ||||
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久坂部 羊作品はほとんど読破しています。この作品は本当にいろいろ考えさせられ、自身の人生観が変わったような気がします。医療に対する向き合い方、考え方も変わり、これが理想の医療ではないかと思いました。 | ||||
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離島の老人医療の現場を通じて、本来の老人医療の在り方や人間の終わり方といった真面目なテーマをエンターテインメント性を豊かにおもしろ、おかしく、世に問うている。読み進むにつれて、フィクションなのかノン・フィクションなのかわからなくなるほど面白い。 また、現代医療の二面性についても辛辣に問題点を浮き彫りにし、素人にも分かりやすく解説してくれているのはありがたい。また、所々に出てくる喫煙や肺がんや認知症といった成人病についても医者ならではの分かりやすい薀蓄があり、これには“目からウロコ”の感心の連続。 また、老人の末期医療についての著者の倫理観には賛同するところ大。著者は終始一貫して“無駄な延命治療は患者を苦しませるだけ”と言い切り、ごく自然体で生と死を受け入れることを説いているように聞こえてならないのです。身内に、やがて自分の周りにそのような例が出てくると一気に親近感がわく本。 | ||||
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きっと、これが正しい医療だと思う。 10年後にはスタンダードになるはず。 知り合いの婆さんの言葉を思い出す、 「先生は死ぬのを邪魔する」 | ||||
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現在進行形で、せっかく往生しようとしてたところを阻まれて、チューブやカテーテル突っ込まれてる身なので、笑える筈のところで今ひとつ笑えない自分がいる… こういう慈悲のある、程の良い病院と、患者の苦痛を理解して意思を尊重してくれる身内が居たらと… | ||||
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癌もそうだが、病気で亡くなるのは寿命、その人の耐用年数に達したと言う事なのだ(人に刺されたとか乗っていた飛行機が墜落して死んだとか、冤罪で死刑になりそうだとかじゃないんだからさ)。この程度のVirusでジタバタ騒ぐのはみっともない。 | ||||
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"『患者の気持は最大限、優先する。治療も患者がやってくれと言うならとことんやればいい。しかし、患者が求めてもいないのに、病気を治そうとするのは、医者の驕りだと私は思うよ』2019年発刊の本書は、医者でもある著者が現在医療の問題点を通して、生死を問いかける医療エンタメ小説。 個人的には、関わらせていただいている【読書による文学賞】の推薦図書として手にとらせていただきました。 さて、そんな本書は離島医療を学ぼうと(どうやら沖縄近くにある)架空の岡品記念病院にやってきた真面目一徹の研修医を主人公に、患者が明らかに重症とわかっていても【求めなければ治療もせず】場合によっては延命治療もとい『縮命治療』と称して【安楽死すら間接的に手伝う】先輩医師たちに反発するも、逆に空回りしてしまう姿を描いているのですが。 人生100年時代、とにかく【長生きする事が絶対的に正しい事】だとする空気感に『人それぞれではないか?』と違和感を覚えている私にとっては、こんな病院が実際に存在したら社会的には大問題かもしれなくても【どこか憧れてしまう】不思議な読後感でした。 また著者の本は初めて読みましたが、本人が医者でもあることから、場面場面での描写やセリフのやりとりがリアルというか、がんや認知症予防でまことしやかに語られていることは【果たして本当なのか?】こちらも考えさせられます。 全ての人生の午後世代へ、また現状の【本人の意思や家族事情を考えない】医療現場に疑問を感じている方にもオススメ。 | ||||
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久坂部さんはブラックユーモアたっぷりの医療小説が多い印象だったが、本書は近代医療の矛盾を分かりやすく説明したもので、考えさせられる内容だった。 真面目一辺倒の研修医が離島の南沖平島で行われている「ほどよい医療」に驚きながらも、少しずつそれを理解していく過程が楽しめた。 がん検診や認知症対策、禁煙対応がことごとくうまくいかない様子は、いかに離島で暮らす患者さんの意に沿っていないかを示すものだったと思う。 ・東京では最良の医療を求めて症状がないが病気を見つけるが、この島では患者が積極的な医療を求めない。 ・医学は安心を高めなければならないのに、予防医学を強いて病気の恐怖で患者を怯えさせ、不安ばかり大きくしている。 ・治療はした方がいい場合もあるし、しない方がいい場合もある。近代医療は治癒と延命ばかり追い求めて、死にゆく人への配慮が欠けている。 この考えは確かに東京では受け入れがたいと思うが、こんな病院もあって、患者が自ら選択できるといいなと思った。 | ||||
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メッセージは明確で過剰医療に対するアンチテーゼ。 離島を舞台にしているけど、さしてドラマ性もなく、一章ごとのアンチテーゼに気づくと話の展開も予想できてしまう。 もう一工夫欲しいな。 | ||||
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