数奇にして模型

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評判

数奇にして模型の評価:

4.16/5点 レビュー 25件。 C ランク

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平均点4.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全31件 21〜31 2/2ページ
No.11
(4pt)

萌絵が暴走

2つの事件の真相はあっと驚く内容。またまた今回も真犯人は意外な人物。
犀川も珍しく謎の解明に没頭してます。
それよりも萌絵の暴走っぷり(事件も恋も)が今回はいつにもましてすごい。
萌絵ファンなら思わずにやりとしてしまう場面も最後の方にあります。
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)より
4062731940
No.10
(4pt)

犀川の中が少し垣間見えた気がした。

結構分厚かったので、どれくらいかかるかな?と思いましたけど、日数は実質三日くらいだったと思います。何だかスラスラと読み進められました。圧倒的に不利な状況に置かれた容疑者と、同日に二カ所で行われた密室殺人。一つは扼殺、一つは首がない。俄然やる気を出して読んでいきました。整理された状況と時間軸の説明が解りやすくて、必要性を理路蒼然と並べてくれるので楽しいのです。そして今回は『すべてがFになる』ぶりに犀川助教授の内にいる様々な人格がチラリと顔を出してきました。読みながら嬉々としていました。
数奇にして模型 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型 (講談社ノベルス)より
4061820311
No.9
(4pt)

犀川の中が少し垣間見えた気がした。

結構分厚かったので、どれくらいかかるかな?と思いましたけど、日数は実質三日くらいだったと思います。何だかスラスラと読み進められました。圧倒的に不利な状況に置かれた容疑者と、同日に二カ所で行われた密室殺人。一つは扼殺、一つは首がない。俄然やる気を出して読んでいきました。整理された状況と時間軸の説明が解りやすくて、必要性を理路蒼然と並べてくれるので楽しいのです。そして今回は『すべてがFになる』ぶりに犀川助教授の内にいる様々な人格がチラリと顔を出してきました。読みながら嬉々としていました。
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)より
4062731940
No.8
(5pt)

絶妙のミス・ディレクション

推理小説というのは真相がわかるまでは傑作かどうかの判断ができないものですが、真相がわかるのはたいてい最後の方なので、読んでいる時間の大部分は、読者は真相がわからない状態で読んでいることになります。そして、真相がわかる前の状態であっても、なんとなく「これは傑作になりそうだ」という予感が生まれる作品というのがたまにあります。この作品は私にとってそんな作品のひとつで、全体の3分の1くらいまで読んだ時点で「なんとなくS&Mシリーズの中でもベスト3に入る傑作のような気がする」と思っていました。
その予感は見事にあたり、この真相には「やられた!」と思いました。ネタばれになるので詳しくは書けませんが、犯人の正体を隠す為のこのミスディレクションの方法はかなり独創的です。ちょっとズルのような気もしますが、アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』が散々「ズルい」という批判を浴びせられたことを思えば、「ズルい」という感想は推理小説にとって賛辞とも思えます。
数奇にして模型 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型 (講談社ノベルス)より
4061820311
No.7
(5pt)

絶妙のミス・ディレクション

推理小説というのは真相がわかるまでは傑作かどうかの判断ができないものですが、真相がわかるのはたいてい最後の方なので、読んでいる時間の大部分は、読者は真相がわからない状態で読んでいることになります。そして、真相がわかる前の状態であっても、なんとなく「これは傑作になりそうだ」という予感が生まれる作品というのがたまにあります。この作品は私にとってそんな作品のひとつで、全体の3分の1くらいまで読んだ時点で「なんとなくS&Mシリーズの中でもベスト3に入る傑作のような気がする」と思っていました。
その予感は見事にあたり、この真相には「やられた!」と思いました。ネタばれになるので詳しくは書けませんが、犯人の正体を隠す為のこのミスディレクションの方法はかなり独創的です。ちょっとズルのような気もしますが、アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』が散々「ズルい」という批判を浴びせられたことを思えば、「ズルい」という感想は推理小説にとって賛辞とも思えます。
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)より
4062731940
No.6
(4pt)

シリーズ第九弾

 なのだが、さてさて。これまた普通のミステリなのであり、もちろんつまらなくはないし、リーダビリティの高さは抜群。 しかし、僕は模型に何の興味もないのであって……
数奇にして模型 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型 (講談社ノベルス)より
4061820311
No.5
(5pt)

オタク心理まで見事分析しきった森ワールド

1998年リリース。S&Mシリーズの第9作。標題と構成はますます軽めになっている。S&Mシリーズの中でおそらく最も異色なのは本作だろう。『理系』が売りの森氏がここまで日本の誇る『オタク文化』を深層部までミステリーに仕立てたのは意外でもあったが、『理系』と『オタク心理』というのは案外近いモノなのかな、と純粋文系の僕など思ったりした。モデラー心理というのは建築の世界と確かに密接に隣接しているのだろう。同じ理系学部に入っても建築に入れば毎日毎日デッサンと造形の繰り返しらしい。確かに立体的に物体を創造するということが建築なのだろう。よって、モデラーたちの心理分析にはなるほどと唸らされるウンチクが本作からは溢れている。特に完璧にプロトタイプをスキャンしたいという心理の分析は特に秀逸だ。閑話休題。森ワールドは実に明るい。同じ首無し死体を扱っても法月綸太郎の『生首に聞いてみろ』とは大分違う。この明るさが人気の秘密だな、とか思う。セリフ的には萌絵の同級生の金子君のセリフが光っている。特に「最近ラム・ダブラ入れたからな」が、気に入った。
数奇にして模型 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型 (講談社ノベルス)より
4061820311
No.4
(5pt)

オタク心理まで見事分析しきった森ワールド

1998年リリース。S&Mシリーズの第9作。標題と構成はますます軽めになっている(●^o^●)。S&Mシリーズの中でおそらく最も異色なのは本作だろう。『理系』が売りの森氏がここまで日本の誇る『オタク文化』を深層部までミステリーに仕立てたのは意外でもあったが、『理系』と『オタク心理』というのは案外近いモノなのかな、と純粋文系の僕など思ったりした(●^o^●)。モデラー心理というのは建築の世界と確かに密接に隣接しているのだろう。同じ理系学部に入っても建築に入れば毎日毎日デッサンと造形の繰り返しらしい。確かに立体的に物体を創造するということが建築なのだろう。よって、モデラーたちの心理分析にはなるほどと唸らされるウンチクが本作からは溢れている。特に完璧にプロトタイプをスキャンしたいという心理の分析は特に秀逸だ。閑話休題。森ワールドは実に明るい。同じ首無し死体を扱っても法月綸太郎の『生首に聞いてみろ』とは大分違う。この明るさが人気の秘密だな、とか思う。セリフ的には萌絵の同級生の金子君のセリフが光っている。特に「最近ラム・ダブラ入れたからな」が、気に入った。(●^o^●)
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)より
4062731940
No.3
(4pt)

わたしは好きです。

今までの作品に比べると賛否両論のような気もしますが、わたしは好きです。事件のトリックもわりとスッキリしていて読みやすいし、登場人物もキャラたっていて面白かったです。この作品は最後の最後、そのくだりを読んだとき、なにかほっとしたような、なにか救われたような気持ちになり、そこまではいつもの森作品でしたが、最後部分を読んであーこの小説好きだなーと思いました。
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)より
4062731940
No.2
(4pt)

先入観をなくして

先入観を持って読むとすっかり騙されてしまいます。被害者だからといって、犯人とは限らない。全てを疑ってかからないとこの謎はなかなか解けません。個人的には最後の犀川先生のクイズが今回の謎の中で一番心躍らせるものだと思います。
数奇にして模型 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型 (講談社ノベルス)より
4061820311
No.1
(5pt)

刺激的な芸術☆

森博嗣さんのS&Mシリーズのなかで1番好きな作品です。シリーズのなかでも少し異色と言えるのではないでしょうか。犯人の心理がまったく理解できません。萌絵ちゃんのナース姿を想像するのもなかなか楽しいものです。とても開放的で刺激的な芸術を感じる一冊だと思います。
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)より
4062731940