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嘘に抱かれた女



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【この小説が収録されている参考書籍】
嘘に抱かれた女 (新潮文庫)

嘘に抱かれた女の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

恋愛小説

昔にこの作者の本を買った事があるのですが、すぐに挫折してしまったので、また読めるかな?と思ったのですけど(-_-;)
この本は平成7年に発行されたものです。
私はそれまでフリーマントルさんは故人だと思っていました。
だってヒッチコックの映画とかになってませんでした?
この10年の間もご健在なのかは調べてないのですが・・・

さてさて、本題。
ストーリーはKGB情報員のオットー・ライマンが、西ドイツ首相府事務次官付き個人秘書であるエルケ・マイヤーに取り入り機密情報を入手するというスパイものです。
今は無きソビエト連邦や統一直前のドイツなどが出てきて政治的な話が中心となるので、そのあたりが私は読んでてもピンと来なくてなかなか進みませんでした。
しかし読み終わってみると「恋愛小説やん!」と思いました。
過去に男性との辛い経験があったエルケはオットーと知り合うまでは二度と間違いは起こすまいと本当に真面目に仕事だけに打ち込んでいたのだけど、オットーを愛するようになって少しずつ変わってきてやっと幸せになれるのかと思いました。
オットーもだんだんとエルケをスパイの対象としてではなく愛し始めるのだけど・・・
最後にはちょっとどんでん返しがあり、そういうことだったのかと思うんだけど、もっと自分から歩み寄ったら良かったのにと思わずにいられませんでした。
2人共背負ってるものが重すぎたのか、臆病になりすぎていたのか、あと少しだったのにと思いました。
嘘に抱かれた女 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:嘘に抱かれた女 (新潮文庫)より
4102165274

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