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掟上今日子の設計図
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掟上今日子の設計図の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 後日談は狙いすぎに映りましたが,今日子さんに惹かれ,一市民に揺さぶられてなど, 犯人が見せる心変わりと,その先に潤いと光が差し込む物語自体は悪くないと思います. また,記憶を保てない彼女に対して,突き付けられる「それがあったか」の難問と, それをあっという間に論破する,「それがあったか」の彼の回答はなるほどと面白く, 珍しく(?)のファインプレイももちろん,その様子はちょっとした見どころでしょう. 一方,爆破予告と忘却探偵,二重でのタイムリミットミステリーとなりましたが, 片側のリミットが当日中のせいもあってか,彼女のキャラクタを活かせてはおらず, 眠らされ,目覚めてからの進展と,おなじみの展開とやり取りが繰り広げられる程度. 家庭崩壊や暴力といった,他作でも続けて見掛ける背景には「またか」の感があり, 自らポロリといった風に漏らす,今日子さんの正体への『匂わせ』にもうんざりです. このほか,当人らも語るように運任せであり,解決への物足りなさがあるのは否めず, せめて,彼女が懸けた最後の一手くらいは,しっかりした伏線がほしかったところです. | ||||
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