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掟上今日子の設計図



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【この小説が収録されている参考書籍】
掟上今日子の設計図

掟上今日子の設計図の評価: 4.40/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

悪くはないけれど,いろいろとうんざりも

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

後日談は狙いすぎに映りましたが,今日子さんに惹かれ,一市民に揺さぶられてなど,
犯人が見せる心変わりと,その先に潤いと光が差し込む物語自体は悪くないと思います.

また,記憶を保てない彼女に対して,突き付けられる「それがあったか」の難問と,
それをあっという間に論破する,「それがあったか」の彼の回答はなるほどと面白く,
珍しく(?)のファインプレイももちろん,その様子はちょっとした見どころでしょう.

一方,爆破予告と忘却探偵,二重でのタイムリミットミステリーとなりましたが,
片側のリミットが当日中のせいもあってか,彼女のキャラクタを活かせてはおらず,
眠らされ,目覚めてからの進展と,おなじみの展開とやり取りが繰り広げられる程度.

家庭崩壊や暴力といった,他作でも続けて見掛ける背景には「またか」の感があり,
自らポロリといった風に漏らす,今日子さんの正体への『匂わせ』にもうんざりです.

このほか,当人らも語るように運任せであり,解決への物足りなさがあるのは否めず,
せめて,彼女が懸けた最後の一手くらいは,しっかりした伏線がほしかったところです.
掟上今日子の設計図Amazon書評・レビュー:掟上今日子の設計図より
406518990X

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