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狭小邸宅
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狭小邸宅の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 41~60 3/5ページ
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不動産販売のブラック度がわかる本。内容に引き込まれました、自分ではこの業界でやっていけないと思いましたよ。 | ||||
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ツイッターの不動産クラスタで非常に人気があるので買いました。 「おい、お前、今人生考えてたろ。何でこんなことしてんだろって思ってたろ、なぁ。なに人生考えてんだよ。てめぇ、人生考えてる暇あったら客みつけてこいよ」 「自意識が強く、観念的で、理想や言い訳ばかり並べたてる。それでいて肝心の目の前にある現実をなめる。(中略)お前は、自分を特別な存在だと思ってる。自分には大きな可能性が残されていて、いつか自分も何者になるとどこかで思っている。」 セリフが秀逸で心に刺さります。自分のことを言われているのかと思います。 主人公が優秀なセールスマンになるにつれ、人間性に近い何かが失われていくのが失われていくのがとても皮肉です。 | ||||
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不動産業界で働く若き営業マン、自分もその1人なので、照らし合わせてみると時代の流れを感じる作品だった。もっと頑張ろうと思った。 | ||||
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不動産業界が大変、というかブラックな業界であることが焦点になっています。 不動産業界の方はもちろん、そうじゃなくても出口の見えない闇にどんよりとしてしまう良著かと。 | ||||
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主人公の勤め先が超絶ブラックで、それだけでどんどん読めてしまう。 ものしずかな課長が意味深で最高でした。 課長と主人公のかけあいをもうちょっと長く読みたかったです。 先にニューカルマを読んでしまい★4にしました。 | ||||
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速攻で読めました。 映画化なら主人公はあやのごうさんだと思いました。 しっくりきました。 | ||||
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今、会社を辞めようと思っている君、都内に一戸建て住宅購入を考えている貴方、もう一歩のところでお客を落とせない営業マン。これら全てに該当するボクにとっては福音書そのものだ。一気に読ませる筆力はもはやベテランの域だ。消化不良を起こすほどの膨大な情報はまるで情報誌だ。悩める主人公と伝説の営業課長とのやりとりは、あたかも業界マニュアルのようだ。すごいぜ「新庄 耕」さん。貴方の作品を今すぐ、そして全部読みたい。 | ||||
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仲介業者の実態がよく分かる本でした。今も変わってないと思います。 | ||||
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全宅ツイ推薦図書だったので、東海道新幹線の待ち時間に東京駅でポチっとKindleで購入しました。 Kindleって、荷物が増えなくて、本当に便利ですね。 実在する会社がモデルとのことですが、読んでいるうちに小田原を過ぎる頃からいたたまれない気持ちになりました。 が、主人公が徐々に感情を失っていき、壊れて行く、この嫌な読後感がいいのかも。 なお、モデルとなった関連会社の方は仕事で紹介されたことがありましたが、 あの時は、こういう社風だとは気がつきませんでした。 著者の新作ニューカルマも読みたいところです。 ですが、狭小邸宅の我が家には、専門書以外置くスペースがありません。 早くKindleにしてください。 追記: Kindle版出版済みでしたか。 失礼しました。 | ||||
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前半はブラック会社でのかわいそう話。後半は成功したセールスマンの人生どうしようかと悩む話。楽しいよ。 | ||||
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くだらない経済雑誌よりよっぽどリアルな社会の教科書。 不動産販売営業の生々しさがダイレクトに伝わってくる。 | ||||
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当方は、モデルは、明治大学卒で、これと行った目標もなく、中堅不動産会社に就職した人物だと感じました。 言葉には出しませんが、ちょっとエリート意識、選民主義、間違って、不動産屋に就職して、実際に営業成績は、0で、退職するように何度も上司から言われているのに、同僚をどこか小馬鹿にしている感じです。 会社は、以前は、センチュ○ー21系列だった、オープンハ○ス辺りでしょうか? 当方も城南地区で物件を探した事がありますが、正直、裏道を知らない営業者には不安を覚えました。 又、本命の為に、まわしをわざわざ見せられていたのだと今だから気が付きました。 所詮、城南地区で、本の中に書いてある予算では、ホント、ペンシルハウスしか建てられませんが、最近、遺産や町工場が営業出来なくなり、帯に短したすきに長しな土地は、マンションにもならなければ、余りにも広すぎるので、買い手が中々つかないので、益々、ペンシルハウスが増えていますね。 課長の「まずは、覚える事から覚えろ」は中々の金言だと思います。 道路、物件、鍵、その3つだけです。 逆に、売れなかった時は、基本中の基本すら出来なかったのです。 残念なのは、良い伴侶になり得た、山口真智子さんと別れた事です。 彼女も「間違って」キャバ嬢になった点等お互い一致していたのに、主人公は、有る意味、王道を突き進んでしまったので、必然と言えば、必然だったかも知れませんね。 | ||||
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短いので一気に読みきれます。不動産営業の厳しさがこの小説の面白さにつながっているのはもちろんですが、東京で言えを買うのがどういうことかわかります。 | ||||
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スッキリとした読後感はないが読んで損はない。不動産業界の厳しさが伝わる。自分の仕事と照らし合わせ考えさせられる部分がある。 | ||||
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読み始めたら止まらない素晴らしい小説である。 ベッドに入って少しだけ読書する予定が、最後まで読破してしまった。 本書では、不動産販売のさまざまな技術・裏事情とともに、そのブラック社会で懸命に闘う主人公の心境が非常に緻密に描かれている。 一瞬、フィクションではなく、実体験に基づくノンフィクションではないかと思わせるほどである。 当初は、ブラックな業界を描いた娯楽小説かと思っていたが、読み進めるうちに、これは「働くとは人生において何か」という問いに踏み込んだ作品であるように思えてくる。 「いや、お前は思っている。自分を特別な存在だと思っている。自分には大きな可能性が残されていて、いつかは自分は何者かになるとどこかで思っている。俺はお前のことが嫌いでも憎いわけでもない、事実を事実として言う。お前は特別でも何でも無い。何かを成し遂げることはないし、何者にもならない。」 主人公が上司に責められる場面におけるセリフは、魂に突き刺さり、自らの人生にも思いをはせさせる。 | ||||
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当然の理屈。販売営業の世界は、売れた者が勝者で、売れない者、売るために自ら考え行動しない者は淘汰されて当然。売れている者は、上司に罵声を浴びせられ暴力を振るわれたりはしない。嫌ならさっさと辞めればいい世界。結果を出せない野手はスタメンに入れないのと同じ。 主人公のいる販売会社の販売手法、あおり、回し、カラ電が宅建業法に抵触するのは言わずもがな。最近の販売会社はどうかわからないが、TVCMを大量に流す大手仲介業者が専任媒介の物件について、他社の問い合わせに「売れました・商談中」等と不実を言い、ネットを見て問い合わせたお客には「ありますよ。見に行きましょう。ご都合は?」とやっていた事実が最近ようやく経済紙で暴かれたのは記憶に新しい。 顧みると、自身も何の目的も挟持もなく、ただ金を掴みたい、いい車に乗りたい、それだけでこの世界に入ったその昔と、何ら変わらない世界があるのかと思わされ、少し驚いた。ある販社で、子連れ出勤、時短勤務、2~3人のチーム編成、など、女性の販売営業が主体で働きやすい環境を手作りし、作中出てくる支店の売上規模と大差ないなと思わせる事例がある。作中のような販社の存在を否定はしないが、販社が作中のようなものばかり、あるいは最近悪事が明らかになった前述の大手仲介業者のようなところばかりではないし、もはや少数勢力になっていると思うものである。 | ||||
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【こんな人、こんな気分のときにおすすめ】 存在価値について夜遅くまで考えてしまい、あるはずもない答えを求めようとしている。 高学歴かつ今までろくな努力もせずに小手先だけで生きてきた。 B2Cの営業マン。 | ||||
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不動産営業を題材にした作品。 客をおだて、煽り、時に騙して家を買わせる営業マンの仕事が描かれる。 悪徳の限りを尽くす仕事で、新卒採用の主人公・松尾は物件を一つも売れずにいる。生硬とも言えるし、人間感情のまともな部分が残っているとも言える。 そんな営業成績を出せない松尾は、あることがきっかけで直属の上司に可愛がられるようになり、"優秀な"営業マンに変身していく。 実績を上げれば上げるほど松尾から人間らしさが失われ、プライベートは破綻し、可愛がってもらった上司から『(お前の人格は)大丈夫か?』と心配されるまでになる。 以上が小説のあらまし。 不動産営業というネタは面白い。外から見ただけでは窺い知ることのできない業界事情は、読んでいるだけで興味をそそられる。 しかしストリーティングにはいくつか瑕疵があるように思えた。 1. 主人公のプライベートの描写が駆け足 仕事に壊される社会人を説得的に描くためには、仕事以前にどれだけまともだったかを丹念に書く必要がある。それができていない。 金稼ぎサイボーグになる前の松尾は、ただの出来ない営業マン。人間味豊かな人柄や、若者らしい倫理観などは強調されない。判断材料が少なすぎて、読者は松尾の人間像をうまく結べない。 彼をとりまく人物も曖昧模糊としている。 学生時代の元カノ・友人、行きずりで同棲することになった女。この三者と松尾の関係が彼のプライベートに相当する。 しかしどのコネクションもさして深そうに見えない。というか、単純に紙幅が割かれていない。 3人との関係をより掘り下げて書くか、学生時代の元カノにフォーカスを絞るみたいな執筆方針を採るべきだっただろう。 2. 主人公の心情描写が冗長 一人称の形式で書かれた小説とは言え、いちいち書き起こされる松尾の心情描写がくどい。興醒めもする。 松尾と彼を取り巻く人間の言動を描くだけで、松尾の心境は十分に読者へ伝わるはずだ。 男をカネでしか見ない女、水商売から足を洗った女、頭がおかしい社長、憔悴しきった同僚、狂った職場でなおも理性的である上役、カネの亡者となった松尾を声高に非難する顧客、大学同期からの冷たい視線。 エッジの効いた素材はいくつも転がっているのに、一つひとつを十全に描写できておらず、その不足を主人公の語りで埋めてしまっている。無粋だ。 3. 結論にストーリーが引きずられてしまっている 初心な新卒が俗悪な会社社会に心を壊されるという終末に向かい、強引に物語が進んでしまっている。 松尾が上司に可愛がられ、企業戦士に変貌するきっかけが『戸建てが偶然売れたこと』というのは意味不明だ。 社会人としての通過儀礼・成長、松尾の変容、人間関係の破綻。要所々々で読み手の腑に落ちるようなイベントが必要なのに、それらがない。 4. 結末が尻すぼみ 松尾の人間性が仕事で破壊されるのは分かるのだが、物語終盤で特に大きな事件が起きるわけではない。 壊れちゃった松尾が営業車を運転しているところで唐突に小説は終わる。風呂敷が畳めていないのだ。 純文学なら許される最後だが、エンタメとしては失格。 本作はエンタメ要素の強いすばる文学賞を受賞しているから、消化不良な読後感を覚えた読者もいるだろう。 | ||||
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小説はほとんど読む機会がなかったのですが、 タイトルが気になって購入してみました。 テンポ良く一気に読んでしまった。 | ||||
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続編は出ないんですかね。 豊川課長の正体 松尾のその後 気になる | ||||
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